「何考えてんのよアンタ!!こんなモノ着れる訳がないでしょおおおお!?」
「そうだよカイル君、いくらなんでもこれは…」
「何言ってんだよお前ら。今年を逃したら後12年は着られないんだぞ?」
「何年であっても着ないわよッ!!バニーガールの服なんてッ!!!」
「ならマリー、お前だけでも」
「い、嫌だよ!?私だって嫌だよ!!?」
「そんなこと言わねぇでさ、頼むよ。お前のバニー姿が『根』にとっての最後の希望なんだよ」
「え、そうなの?うーん。それなら……」
「それは希望じゃなくて欲望って言うのよ!!マリーも真に受けてんじゃないわよッ!!!」
「おいコラ、余計なこと言うなよフー。折角上手く行きそうだったのに」
「行かせてたまるもんですかッ!!」
「……でも、どうしてそんなにバニー服着せたいの?」
「オレは趣味じゃねぇんだけどさ。バニー姿のマリーのおっぱいが見たいからついでに残念な胸のフーのバニー姿も見ておこう
略して『シャオの計画』だな」
「カイル!!勝手なことを言うんじゃない!!」
「きゃああああああ!!!」
「ちょっとシャオ!アンタ何でそんなとこに居るのよ!!しかも何で鼻血出してんの!!?」
「カイル君、これはやっぱりサイズが合わないですねぇ。ちょっとウエストがきついですよ」
「そうか。女物だからなぁ」
「ヴァン君……!?」
「何でアンタが着てんのよーーーッ!!!」
「いや、ヴァンが着たらお前らもつられて着るんじゃないかってシャオがな?」
「そうですよ、ところでどうですか?ボクの着こなしは」
「無駄に完璧よッ!!シャオのイケメン(笑)さくらいに完璧よッ!!!」
「だから何で僕のせいにするんだ!?しかも何気に失礼なこと言ってないか!!?」
「シャオ君……そんなひどいこと考えてたんだ……」
「違う、誤解なんだマリー!!僕は」
「マリーのバニー姿というかむしろおっぱいが」
「恥じらう表情が見たかった」
「……って、言ってたんだぜマリー」
「そういうことですよマリーさん」
「……最低だよッ!!シャオ君のえっち!!変態ーーッ!!!」
「待ってくれマリーッ!!!」