「姫、二人きりになりたいなんて、一体どうしたんですか?」
「妾はどうしても、マーチスといたしたい事があってな。さあ、そこなソファーで横になれ」
「ええっ!?」
「いいから早くせい!」
ドサッ
「あ、あの、今から何を?」
「ふふふ、それはの……」
ゴソゴソ
「そっ、それは!」
「これを初めて見た時から、どうしても其方にしてみたくてな」
「そんな、今からこんな所で?」
「そうでなくて何だと思うておる?……はぁっ、はぁっ」
「姫、妙に興奮してませんか」
「斯様な下衆の野蛮で獣じみた行為は、生まれて初めてじゃからの」
「初めてなら無理しない方が……」
「騒ぐな! 今のお前は妾のものじゃ、大人しく言う事を聞け」
「ちょっと待って、心の準備が……」
「そんなもの必要なかろう。そら、入れるぞ!」
グイッ!
「ひっ!!」
「むう、少々手荒すぎたか」
「いきなり痛いですよ!」
「致し方ない。では、今度は入り口から少しずつ、ゆっくりとじゃ」
「んっ……」
「どうじゃ、これなら良かろう?」
「は、はい、大丈夫です」
クイクイ
「気持ち良いか?」
「はぁっ……気持ちいい、です」
「もう少し奥まで入れるぞ」
「ああっ、あんまり奥まで入れちゃ……」
「心配要らぬ、加減はいたす」
「そんなぁ……(ドキドキ)」
クイクイクイクイ
「姫……初めてとは思えません」
「そうか、妾もなかなかのものじゃろう?」
「すごく……いい」
「存分に堪能するがよいぞ」
「でも、あまりこすり過ぎると、変な汁が出てくる……」
「ほほぅ、それは是非見たいものじゃ」
「やめて下さいよ!」
「むきになられると、ますます見たくなるぞ……ん?」
「あの……何か?」
「待て、動くなマーチス」
グリグリ
「痛っ!」
「うるさい! 暴れると奥を突き破るぞ」
「やっ、それだけはやめて下さい!」
「ええい、しばらく大人しくしておれと」
グリグリグリグリ
「ひぃっ!!」
「ううっ……はぁ、はぁっ…………」
ズルッ!
「やった、やったぞマーチス!!」
「いたた……って、血が出てる!」
「少々力みすぎたか。まあ初めてゆえ仕方なかろう」
「強くこすり過ぎですよ」
「何の、大事の前の小事じゃ」
「ひどい…………」
「そっ、それよりこれを見ろ! 何とも……」
「うわ〜!」
「驚いたか?」
「こんなに大きいモノが、僕の中に入ってたなんて」
「下衆には相応しいモノじゃの」
「我ながら恐ろしいような、恥ずかしいような……だってこんなに大きな
耳 垢 が 」