第一の大剣更衣室・・・。誰もいないはずのその部屋で、妖しく蠢く影があった。
「はぁッ・・・!副長・・・ッ!」
その影の名はフランシスカ。斧を使いこなす、第一の大剣の中でも屈指の実力を誇る女兵士だ。
しかし、今の彼女にその面影は微塵も無い。
彼女は今、制服をだらしなくはだけさせ、自慰を行なっている。
右手は股間に伸び、左手で男物のシャツを抱え込んでいる。
その服に染み付いた匂いを嗅ぎながら、彼女は自慰を行なっているのだ。
(私・・・こんなに乱れちゃうなんて・・・。こんなことするつもりじゃなかったのに・・・。)
荒れ狂う快楽の中、彼女は頭の隅でそんなことを考えていた。
彼女はただ、忘れ物を取りに更衣室へ来ただけだった。
しかし、副長のロッカーから服がはみ出していたことが、彼女を狂わせた。
誰もいない・・・だから少しだけ・・・。
そう考え、副長の服をとり、その匂いを嗅いだだけで・・・彼女は堕ちた。
匂いを嗅いだだけなのに、下腹部が一気に熱く疼き出した。
乳首が硬く尖ってきたのも自覚できた。
そうなったらすることは一つ・・・。そうして彼女は今、快楽に溺れているのである。
「ああっ、副長!好きです・・・っ!大好きです!こんな私を・・・嫌いにならないでぇっ!!」
誰もいない・・・いるはずのないという思いからか、フランシスカの声は大きさと激しさを増した。
比例してその行為も激しくなる。
しかし、そんな彼女を奈落に突き落とす声が響いた。
「・・・何をしている。」
フランシスカの動きがぴたりと止まる。ぎこちなく声の方を向くと、そこにいたのは・・・。
「・・・人の忘れ物を使って、随分と楽しんでくれているようだな?」
そこにはフランシスカの想い人・・・副長が立っていた。
「・・・・あ・・・・あぁ・・・。」
フランシスカは声にならない叫びを上げる。
自分はどうなるのだろう。神聖な職場で、上司の制服を使って自慰に耽っていたのだ。
懲戒免職は免れないだろう。
いや、そんなことはどうでもいい。確かにこの仕事に就くために、自分は血反吐を吐くほど頑張ってきた。
だが、そんなことは些細なことだ。目の前の想い人に嫌われるくらいなら・・・。
何とかしなければ。しかし、ショックのあまり腰が抜けてしまい、フランシスカは動けない。
副長はそんなフランシスカのことを黙って見下ろしていたが、不意に彼女へと近づいてきた。
「!?」
驚く彼女を意に介することもなく、副長は彼女の目の前にひざをついてかがみ込んだ。
そうして半裸のフランシスカをまじまじと見ていたが、不意に手を伸ばし・・・
「・・・ひぃっ!?」
・・・彼女の胸をもみしだき始めた。
「え、ふ・・・副長・・・!な、何を・・・あっ・・・!」
その愛撫は絶妙であった。激しく、優しく、いやらしく・・・。
次第に胸をもむだけでなく、乳首への愛撫も開始された。
人差し指と親指で押しつぶすようにされたり、人差し指と中指でさすられたり、ぴん!と弾かれたり・・・。
そうした副長の愛撫を受けるたび、フランシスカは全身を震わせる。先ほどの自慰とは比べ物にならないほどの快感が彼女を襲う。
「・・・。」
そんな彼女の様子を無言で見ていた副長は、もう片方の手をフランシスカの股間に伸ばす。
彼女がそのことに気づいたと同時に、副長は膨らみきった彼女のクリトリスをつねりあげた。
「!!あぁッ!?アアアアアアアーッッッッ!!!」
およそ人が出すとは思えない声を上げて、フランシスカは絶頂を迎えた。余韻で体が何度も痙攣する。
副長は無言で指を引き抜き、絡みついた愛液をぺろりと舐める。
「・・・そろそろ本番といくか。」
そういった彼はベルトを外し、自分のモノを解放する。
ぐったりした彼女を引き寄せ、秘裂に自分の分身をあてがう。
「・・・あ?」
彼女が気づくと同時に、副長は彼女を一気に貫いた。
「!!!!がっ!ああああああ!!!」
副長の背中にフランシスカの爪が食い込む。秘裂からは、処女の証たる血が流れた。
「副長ぉ・・・!私・・・!」
「心配するな。処女の扱いも慣れている。今は辛いだろうが、すぐに気持ちよくしてやろう。」
「違うんです副長・・・。いや、確かに痛いし辛いんですけど・・・。でもそれ以上に私・・・。
幸せなんです・・・。大好きなあなたに愛されて・・・。凄く嬉しいんです・・・。」
そう言って彼女は涙目ながらも健気に微笑んだ。
「・・・・・。」
それを聞いた副長の表情に変化は無い。しかし。
「!?あぁっ!?ふ、副長のが・・・さらに大きく・・・!?」
彼の分身は、彼の気持ちを素直に表した。
「バカめ・・・。せっかく優しく気持ちよくしてやろうと思っていたものを・・・。もう俺は、歯止めがきかんぞ。」
そう彼が告げると、フランシスカも答えた。
「はい・・・。遠慮なさらず、あなたの全てで、本質で・・・私を愛してください・・・。
私・・・全て受け止めてみせますから・・・。」
その言葉を言い終えたとたん、彼女は激しく打ちつかれた。
副長は全力でフランシスカを犯しているが、その中でもやはり相手を気持ちよくさせていた。
フランシスカも元々感度がよく、破瓜の痛みも酷い方では無いらしく、ほどなく感じ始めた。
二人の息遣いとフランシスカの嬌声、そして粘液が絡み合う卑猥な音が部屋中に満ちる。
「あっ!あっ!副長!副長!!私いっちゃう・・・いっちゃうーッッ!!」
絶頂が近づいたフランシスカの膣は、副長のモノを容赦なく締め付ける。
彼は我慢する気が無いらしく、それにあわせてさらに腰を激しく動かしていく。
「あぁーっ!イクゥー!!」
フランシスカが絶頂を迎えると同時に、副長も精を放つ。驚くほどの量が彼女の子宮に満たされる。
「あ・・・副長のが・・・私の中にいっぱい・・・。」
身をふるせながら、フランシスカは幸福感にひたる。
副長はずるり、と自分のモノを彼女から引き抜いた。秘裂からは血と混ざり合ってピンク色となった
精液がどろりと流れ出た。
「はぁ・・・副長・・・私、幸せです・・・。」
そういってぐったりとするフランシスカ。しかし・・・
「何を言っている。まだまだこれからだぞ。」
その言葉にぎょっとするフランシスカ。見ると、彼の分身は、先ほどより縮むどころかさらに大きくなっていた。
「お前はさっき、何と言った?」
私が言った・・・?フランシスカがそれを考えるより先に、副長が言った。
「遠慮せず、俺の全てで、本質で自分を犯せと。だから望みどおり、俺の本質で犯してやろう。」
副長の本質!?そのことに考えが至ったとき、フランシスカの背に戦慄が走る。
彼女は副長の手によってくるりと後ろ向きにされた。抵抗しようにも、既に力が入らない。
そしてフランシスカはあることに気づく。
自分は確かに副長の本質に犯されることを恐れているが、同時にひどく待ち焦がれていること。
秘裂は妖しく蠢き、愛液をとめどなく分泌し、彼が入ってくるのを今か今かと待ちわびている。
ああそうか、とフランシスカは理解した。
これが自分の本質なのだ。斧を振りかざし、戦う自分も間違いなく自分なんだろうが、
尻を高く掲げ、犯されることを待ちわびる自分こそが本質なのだ。
そんな事を考えているうちに、再び秘裂に彼の分身があてがわれる。
フランシスカは両手を副長に引っ張られる体勢をとらされた。
「いくぞ・・・!」
そういって副長は情け容赦なく腰を打ちつけ始めた。
フランシスカは獣のように感じ、喘ぎ、狂い・・・。そして再び彼の精が己の子宮をみたすのを感じると同時に気を失った。
「ん・・・あれ・・・?」
フランシスカが気づくと、副長はいなかった。自分の制服も、乱れてなどいない。
「アレは・・・まさか夢・・・?」
そう呟き身をおこそうとすると・・・どろり、と秘裂から何かがこぼれる感触がした。
ああやっぱり・・・あれは夢なんかじゃなかったんだ・・・!
そうしてこれからの副長との関係を思うと・・・今度は自身の愛液が秘裂から流れるのを感じた。