花屋のあの女のように胸が大きければ副長に振り向いてもらえるのだろうか。  
フランシスカは自分の胸を見下ろした。まっ平らだ。ぺったんこだ。よく発達した  
胸筋の上に乳首が乗っかっているようなものだ。  
フランシスカは胸が大きくなると思える方法をすべて試した。  
まず、すこし太り、一気に痩せる。食べ過ぎて胸やけがするばかりか、ウェストに肉が残っただけだった。  
腕立て伏せをする。脇の肉がいい感じに締まっただけだった。  
器具を使い体操をする。上半身の強化に繋がっただけだった。  
結果、フランシスカの努力は美容にはならず、鍛錬にしかならなかった。  
いらいらするフランシスカは、廊下で3課隊長に出会った。いつものように大男を引き連れている。  
妙に腹が立ち、フランシスカは隊長の目前に立ちふさがる。  
眉目を寄せる隊長の胸は大きい。いつかメーネを振り回すのを見たから覚えている。  
しかし何故こんなにも大きいのか。  
いちど疑問に思うともう駄目だった。何故こいつだけ胸がでかく私は大きくならないのか、  
ウェストについた肉が根こそぎなくなるほどの訓練のせいなのか、そう、考えが止まらない。  
腹がたって腹が立って――つい、両手が出た。  
 
むにゅ  
 
胸をわしづかみにされた隊長が慌て、大男は目を丸くする。  
「こ、こら、なにをする、離せ」  
声はフランシスカの耳に入らない。なんだこの巨乳。やわらかいくせに弾力を返してくる。  
これではまるで、まるで―――――――――――――。  
フランシスカは手を離すと隊長に足払いをかけた。仰向けに倒れ痛みに顔をしかめる隊長の  
上に乗り、さらに胸を強くつかんでやると、隊長はわずかに頬を赤くした。緑色のズボンの  
裾がおろおろとしているのが視界の端に見えた。  
「ちょっと、こら、やめんか!」  
「やかましい! こんな馬鹿でかい胸晒して!」  
もみもみと揉んでやる。一瞬だけ仰向けた顔をフランシスカに戻して、隊長は恥辱に耐える。  
「こんな胸、こんな胸、こんな胸!」  
コートの前を開けると胸がたぷんと揺れた。  
シャツ越しに触れると、下着をつけていないとすぐわかった。  
ふわりと自重でつぶれた胸をもみしだき、乳首をつまみ、指先で弾いてやる。  
大男の恥ずかしそうなうめきが聞こえたが、フランシスカは気にしなかった。  
「こんなの、こんなの、こんなの!」  
「やめろ――伍長、伍長? たすけ……」  
助けを求めた先には、壁にすがり半分背中を向けて、顔ばかりか耳まで真っ赤に染め上げた男がいた。  
「――――いや、見ないでぇぇぇ」  
「この、この、この、この、この」  
フランシスカはにっくき胸をもみ続けた。  
副長は負けていない。  
そしてフランシスカも負けていない。  
胸がおっきくなるその日まで、がんばれ、ぼくらのヒンニュウジャー!!  
 

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル