「んっ…はぁ…あぅ」  
バスルームの湯気の中。背後から抱き締めるようにシェゾはアルルの体を撫で回している。  
いつものようにセックスの前にシャワーを浴びる二人。前戯は既にもう始まっている様子…  
 
むにむにと両手で膨らみかけた胸を優しく揉みしだく。  
石鹸の泡に塗れたぬるぬるの指先がピンクの乳首を転がすとアルルは一際高い声を上げた。  
「は…はぁんっ」  
ぴくんぴくん反応するアルルの肌に石鹸を塗りつけるように下半身に手を延ばした。  
「あ…っ」  
淡い恥毛を泡で優しく洗ってやる。  
「ふふ…アルルはここはまだ子供っぽいな」  
「やだぁ…」  
 
「でも…」  
アルルは恥じらいながら自分の恥毛に触れた。  
「ボク…ちょっと気になるんだよね。水着着る時とかさ」  
「ん?そんなに濃くないぞ?」  
「でもさ、見えるとヤだなぁって…でも剃るのって怖いし」  
憂欝な表情で恥毛をつまみアルルはため息を付く。  
アルルの恥毛はそんなに濃くはない。むしろ薄い位。それでも思春期のアルルには気になるようだ。  
そんなアルルにシェゾは耳元で囁いた。  
「俺が剃ってやろうか?」  
「えっ!?」  
アルルは驚いて振り返った。  
「俺は髭とか剃り慣れてるし…お前が気になるんならやってやろうか?」  
「うん…」  
アルルはこくりと頷いた。  
 
「ほら、もっと足開いて」  
「なんか恥ずかしいなぁ」  
アルルはバスルームの椅子に座らされて大きく足を開いている。  
淡い恥毛と小さく開いたピンク色の秘部が丸見えになった。  
シェゾはそこに顔を近付けて恥毛に泡を塗り付けると慣れた手つきで剃り始めた。  
しょり…しょり…  
「危ないから動くなよ」  
「う…うん」  
黙々と剃るシェゾ。  
「泡…しみたりしないか?」  
「うん…大丈夫だよ」  
大人しくアルルはシェゾの手つきを見てじっとしている。  
しかし、見られるのに反応するのか剃刀の刃触りに感じるのか、アルルの秘部は微かにひくつき始めた。  
 
クリトリスも膨らんでよく分かるようになっている。  
「アルル…動くなよ」  
シェゾはクリトリスを指でつんつんと突いた。  
「やぁん!シェゾ!」  
思わず足を閉じようとしたがアルルは足を突っ張らせて快感に耐えた。  
「あっ…あっ…」  
シェゾのクリトリスへの攻撃は続く。指でしごいたり時には堅くした舌で強く舐めたり。  
「あん、ああん、シェゾぉ」  
いじられて、もうすぐいっちゃうって時にシェゾは止めてしまった。  
そして何ごともなかったように再び剃り始めた。  
「シェゾ…意地悪ぅ…」  
アルルはくすんと鼻を鳴らす。  
「剃られるの気持ちいい?」  
シェゾは意地悪っぽく聞いてきた。  
 
「えっ…」  
「結構感じてるだろ。ほら…」  
ちゅぷっ。  
「きゃんっ!」  
シェゾの指がアルルの秘部を弄ぶ。そこはもうたっぷりと愛撫を受けた後のように濡れそぼっている。  
ちゅぷ…ちゅく…くちゅるっ  
「ああっ…はぁん…」  
「ほら…いっぱい音聞こえるだろ?」  
シェゾはわざと音を立てるように弄びアルルの羞恥心を煽った。  
そして指で掬った愛液を恥毛に塗り付けて再び剃り始めた。  
アルルは既に力が抜けくったりとしている。  
そして秘部からはとろとろの愛液を溢れさせてシェゾが剃り終わるのを待っていた。  
 
「終わったぞ、これでいいか?」  
シャワーで泡を洗い流すとそこにはまるで幼女のようにつるつるになった部分が現われた。  
童顔なアルルにはあまり違和感がないかもとシェゾは思った。  
「シェゾぉ…」  
「ん?」  
アルルは頬をピンク色にさせて涙に潤んだ瞳でシェゾを見つめている。  
「シェゾ…えっち…して」  
アルルの秘部から白濁した愛液がとろんと流れた。  
思わずごくりとシェゾは生唾を飲み込む。  
「アルル…」  
シェゾはアルルに口づけ小さな唇を押し開くと舌を絡め取った。  
「んっ…んんっ」  
ぴちゃぴちゃと唾液の音を響かせながらシェゾの指はアルルの割れ目をなぞり始めた。  
 
「ここは赤ちゃんみたいだ」  
「あん…ヘンタイっ」  
割れ目にそって何度か指を往復させてクリトリスを捉えた。  
「ひゃんっ…」  
指でそっと転がしてやるとアルルはシェゾにしがみ付いた。  
「…シ…シェゾ、そこ…あんまり触っちゃだめぇ…」  
先程の悪戯ですっかり敏感になってしまったクリトリスを指とえっちな言葉で愛撫される。  
「アルルのココ…ぷっくり膨らんでるぞ」  
「あっ…そんな事言っちゃダメだよぅ…あっ…シェゾ…シェゾぉ!」  
小刻みにくりくりと動かされアルルはあっけなく達してしまった。  
「はぁっ…はぁ…シェゾ…」  
くったりとアルルはシェゾの胸にもたれかかった。  
 
「シェゾ…次はお布団の上がいいな」  
「どうした?体だけじゃなくて心も子供になったのか?」  
甘えるアルルをシェゾはお姫さまだっこで持ち上げるとベッドに移動した。  
「あはっ、シーツが冷たくて気持ちいいよ」  
無邪気に笑うアルルにシェゾは覆い被さった。  
「本当に子供みたいだな。でも…」  
くちゅ…  
「ひゃんっ!」  
「こっちはもう大人だ」  
シェゾの指がアルルをほぐすように秘部をかきまわす。  
「ひゃっ…あっ…」  
「もっと足開いて…そう」  
シェゾは片手でアルルの足をより開かせた。  
「ひぃん…」  
きゅっとシーツを掴みシェゾのなすがままになっているアルルを存分に指で賞味する。  
 
そしてとろとろになったそこにシェゾの勃起した肉棒を当てた。  
「入れるぞ」  
「うん…」  
ずぷぷぷっとシェゾはアルルの中に自らを沈める。  
「あ…ひゃああっ」  
びくっと震えて甘く可愛い声を上げるアルル。  
シェゾはそれだけで毎回いきそうになる。  
毛を剃っているのでいつもより密着感を感じ、より奥まで当たるような感覚に捉われる。  
「はぁっ…はぁっ…アルル」  
お互いにぎゅっと抱き合い体温を感じ合う。  
「シェゾ…なんだかあそこの感じが全然違う。ちょっと動いただけで当たっちゃうというか…」  
「そんなに違うのか?」  
「うん…あっ…!」  
 
シェゾはゆっくりと抜き差しを始めた。一回アルルはエクスタシーに達しているのでゆっくりとした動きで。でもそれでもアルルはひくひくと感じている。  
「あん…ああっ…」  
顔も幼く体も小さいアルルの剃毛された秘部に自分のこんな太い肉棒を抜き刺ししているとまるで幼女のアルルを犯しているような不謹慎な気持ちになってしまう。  
「お前の小さい頃はこんな感じだったのかな?」  
「やっ…ヘンタイっ…あっ」  
シェゾはアルルを横抱きにして繋がったままひっくり返した。  
シェゾが背後に回るような体位だ。  
「ひあっ…!」  
ひっくり返す時にあちこちに当たりアルルは声を上げた。  
 
「あ…シェゾ…」  
シェゾはアルルを四つんばいにさせると後から再び突きを再開した。  
「やっ…あんっ…ひぁっ」  
ぬるぬるの愛液にまみれ、ぐちゅぐちゅという音を立てながらシェゾの肉棒が出入りする。  
「アルル…気持ちいい?」  
「うん…ああっ…!」  
シェゾの手がアルルの胸に伸びた。突かれる度にぷるぷる揺れる胸を優しく触る。  
「やっ…入れられながら触られるのって…あうぅ…」  
太ももまで愛液が溢れてきてアルルは腰を上げたままシーツに突っ伏してしまった。 「アルル、大丈夫か…?」  
「シェゾぉ…もう…限界」  
アルルは涙目になりながら訴えた。  
 
「アルル…」  
シェゾはアルルを横寝にさせると片膝に腕を回し足を大きく開かせた。  
フィニッシュはアルルの一番感じる体位。  
そして激しく突き始める。  
「あっ…ひっ…あっ!」  
「凄い…アルル…凄くぬるぬるしてる」  
ぷちゅ…ぐちゅるっ…じゅぷっ…  
溢れる愛液の音が響く。  
「やあん!やあん!だめぇ!」  
シェゾに奥まで激しく突き続けられアルルも既に限界。  
そしてシェゾも限界に達した。シェゾの熱いものが膣内に広がると同時にひゅっと鋭い息の音がしてじゅわっと愛液が一気に溢れた。  
「あああーっ!」  
アルルはぐったりとシーツに顔を埋める。どうやら気を失ってしまったようだ。  
 
アルルが目が覚ますともう既に朝だった。  
「う…何かチクチクするぅ」  
昨日剃った部分をそっと触ってみるともう早くも薄く生えてきていた。  
(うわっ…早いよぅ。この調子ならすぐボーボーになっちゃう!)  
ふとシェゾの寝顔を見た。  
頬に薄く髭が生えてきている。  
それにそっと触れた。  
ざらざわしてるけど悪くないかも。  
アルルは思った。  
「もう大人だし毛位生えるよね。」  
 
おわり  

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