ある昼下がり。久々にぷよ勝負でアルルは塔に上っていた。  
既に何階かはクリアし、銀髪碧眼の魔導師のいる階に立っている。  
思えばこの階でアルルはその魔導師に処女を奪われ、その後も数えきれない程彼に抱かれた。当然この場所でも何度と無く愛し合っておりアルルはその時の事を思い出し頬を赤らめた。  
重い扉を開けるとそこには誰もいない。  
「シェゾ…?」  
そう呟くと背後から手が伸びてきた。  
「!」  
驚いて振り替えると同時に唇を唇で塞がれる。  
「ん…ちゅっ…んあっ」  
唇を吸われながら薄目を開けると見慣れた顔がぼんやりと見えた。  
 
「シェゾ…」  
唇を離すととろっと唾液の糸を引いた。  
そのままシェゾは背後から柔らかく胸を撫で上げ始めた。  
「やぁん…シェゾ…はぁっ…」  
「ごめんな…俺…今日は…我慢できない…」 確かに暫らく会えなくて「多分今日はえっちをするだろう」的心構えをしていたアルルだったがあまりにも突然過ぎて戸惑ってしまう。  
でも体は正直だ。アルルの心とは裏腹にあっという間にえっちOKな状態になってしまった。  
アーマーを付けたままシャツをたくし上げられてピンクのブラに包まれた胸があらわになる。  
「あん…!」  
ブラ越しに乳頭を指で擦られて思わず声を上げた。  
 
ブラのホックを外すとぷるんと綺麗なお椀型の乳房が揺れた。  
ぷにぷにと柔らかく揉まれながら時折指で乳首を転がされる。  
「あん…あん…シェゾぉ…」  
鼻にかかったような甘い声。  
「初めてここでお前を抱いた時、どこからこんなえっちな声出してるんだ?って驚いたぜ? 」  
シェゾは片方の手を太ももに這わせて撫で上げながら耳元で囁く。  
ミニスカートをまくりあげながら下着の上から一番敏感な部分を指で突いた。  
「きゃん…っ!」  
「ここから出てるんだよな…アルルのえっちな声は」  
下着越しにアルルの秘部の形を指でなぞりながらシェゾは耳元で囁いた。  
 
割れ目を指で何往復かした後、膣口を軽く突く。突く度に愛液がとくんと溢れているのが分かる。  
「軽く足開いて」  
シェゾの命令にアルルは素直に従う。  
シェゾはアルルの下着を掴むと小刻みに動かしながら秘唇に食い込ませていく。  
「あ…やっ…」  
紐状になったパンティーをくいくいと引っ張る度アルルはぴくんぴくんと体を震わせた。  
「あ…はぁん…こんなのえっち過ぎだよぉ…シェゾ…」  
「これからもずっとえっちな事教えてやるよ。だからお前ももっとえっちな体になれよ…」  
そう言うとぐいっとパンティを深く食い込ませた。  
「あんっ!」  
 
「シェゾ…ボク、もう立ってられないよぉ…」  
シェゾはすっかり力が抜けてしまったアルルの体を抱きながら優しく押し倒し、そして両手でゆっくりとパンティを脱がせた。  
すっかり開ききったアルルの秘部が愛液でてらてらと光っている。  
「シェゾ…早く…早くぅ」  
潤んだ瞳でおねだりをするアルルの表情を楽しみながらシェゾはアルルの秘部を音をたてながら指で弄び始めた。  
「あっ…あん…」  
くちゅくちゅと淫らな音は否応無しにシェゾの劣情を刺激する。  
「シェゾ…!ダメっ…!そんなにしちゃ…あっ…あっ!」  
そろそろ絶頂が近いと感じたシェゾはすっと指をアルルの中から抜いた。  
 
「俺…今日は物凄く興奮してる…」  
シェゾはおもむろにズボンを下ろした。アルルの目の前でシェゾの熱い肉棒がそそり立っている。  
アルルは頬を赤らめながら自分を求める雄の象徴を見つめている。  
「シェゾ…すっごくおっきくなってる…」  
アルルは吸い寄せられるようにそれに唇を寄せた。  
「ア…アルル…」  
シェゾの肉棒に可愛らしいアルルの唇がちゅっちゅっと無数のキスの雨を降らせた。  
やがて紅い舌がちろちろとシェゾの肉棒の裏側の筋を沿うように動き始めた。先端から微かに漏れた先走り汁も割れ目に舌を割り込ませるようにして舐める。  
「シェゾの味がするよ…」  
 
「シェゾ…気持ちいい?」  
アルルは上目遣いでシェゾを見つめながら舌を動かし続ける。  
「もっと気持ち良くしてあげるね…」  
アルルは上唇と下唇で竿の部分を柔らかくはさみ舐めながらしごくように動かした。  
「ア…アルル…すごく…いい…はぁっ」  
シェゾの息が荒くなり硬度も増していく。  
全体がアルルの唾液でぬるぬるになり、くわえながら吸い上げるように唇でしごくとびくびくとシェゾの肉棒全体が震え始めた。  
「…アルル…」  
シェゾはアルルを制するとゆっくりと押し倒した。ミニスカートを捲り上げ、露になった秘部に自分の肉棒を擦りつける。  
「シェゾ…早く入れてぇ…」  
 
アルルの体はもう限界。あはあと熱い息を吐きながらシェゾに訴えた。  
「じゃあ…入れるぞ…」  
シェゾは焦らすように膣口の入り口で軽く抜き差しをした後一気に奥まで挿入した。  
「あ…ああん!」  
ぬるぬるの肉襞がきゅっとシェゾを締め付け体をぶるるっと震わせながらアルルはシェゾを根元まで受け入れた。  
ぐちゅぐちゅと愛液の音がフロアに響く。  
「背中…痛いだろ?」  
シェゾは堅い床に横たわったアルルを抱き起こし膝に乗せて向かい合わせる形にした。  
「こうすればお前の顔もよく見えるしな」  
シェゾはアルルの額に貼りついた髪の毛をそっと整えてあげた。  
 
「あっ…ひんっ…あっ」  
下から突き上げる度にアルルの乳房がぷるぷる揺れる。その動きに誘われシェゾは唇を寄せた。  
勃ちあがった乳首を舌でくすぐるように刺激する。  
「あ…やんっ…」  
思わず腰を引き掛けたアルルを抱きよせむしゃぶり付くように乳首を吸い上げて舐め回した。  
「そんなぁ…あっ…はぁっ…でもボク…ここ…好き…」  
強めに吸う度にアルルの体はぴくんぴくんとのけぞる  
「初めての時よりも敏感になったんじゃないのか?」  
シェゾは思いっきり下から突き上げた。  
「ひゃあっ!」  
嬌声と共に肉襞がぎゅっとシェゾを一際強く締め付けた。  
 
「そろそろ俺も…ヤバイから…はぁっ…」  
アルルは奥の気持ちいいポイントを激しく突き上げられた。  
「あっ、あんっ、ひいっ…!」  
お互いの熱い吐息が交ざりあい。汗が飛び散る。  
「あっ…いっちゃう…おかしくなっちゃうっ…」  
脚ががくがくと震えてぴんと反り返ると同時にアルルの体内に熱い感触が広がった。  
「あっああーっ!!」  
アルルはシェゾにしがみつき、叫び声を上げて達してしまった。  
結合部からとろっとシェゾのエキスが交ざったアルルの愛液が流れた。  
 
時間が経ち、辺りが薄暗くなった頃もアルルはシェゾの上で可愛らしい痴態を見せていた。  
「あん、あんっ」  
「アルル、もう三回目だぞ 、もうそろそろ上の階へ…」  
「だめっ!はぁっ、折角久しぶりのえっちなのにっ、あんっ」  
…この階は後数時間は攻略できそうにない模様。  
 
そして上階ではサタンは謎に満ちた表情でぶつぶつと呟いていた…  
「遅い…今回のアルルはやけに負けがこんでるようだが。シェゾはそんなに強くなったのか?」  
 
おわり  
 

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