鏡の前、ボクは水着姿で立っている。たまにポーズをとったりくるっとターンしたり。  
「うふふ、楽しみだなっ」  
明日ボクはシェゾに誘われて湖に泳ぎにいく約束をした。こういうデートは初めてだから楽しみ。  
突然の誘いで紺のスクール水着しか持ってないのが残念だけど…  
その時呼び鈴が鳴った。ボクはガウンを羽織ると玄関まで出た。  
「は〜い」  
扉を開けるとシェゾが立っていた。手には紙袋を持っている。ボクはシェゾを家の中に招き入れた。  
「シェゾ、どうしたの?約束の日は明日だよね」  
「ああ。ちょっと今日はお前に渡したいものがあってな」  
シェゾは紙袋を差し出した。  
 
「うわぁ…」  
紙袋の中にはセパレートのブルーの水着が入っていた。大人過ぎず子供過ぎないデザインですごくお洒落だ。  
「これ…いいの?」  
「ああ、お前に似合うと思ってな」  
「嬉しい!ありがとう!早速着てみるね!」  
隣の部屋に行こうとした時、シェゾはボクの腕を掴んで引き寄せた。思わずよろめいて抱き留められる。  
「きゃ…」  
そしてするりとガウンを落とされる。ボクはスクール水着姿になった。  
「でもこれも似合うぜ」  
「やだっ…恥ずかし…んっ」  
シェゾはキスをしてきた。舌を絡める濃厚なキスをされるうちシェゾの手がボクの胸を触ってきた。  
「んん…」  
 
声を出そうとしても舌を捕らえられて思わず喉が鳴ってしまう。  
水着の上から優しく撫でられ次第に強く揉みしだかれる。  
先っぽを指で押された時ぴくんと反応してしまった。  
「はぁっ…やあん」  
唇を離された時とろっと糸を引いた。  
水着の上から分かる位ボクの乳首はぴんと立ち上がっている。それをシェゾは確認するとそのまま手を下に降ろした。  
「あん…シェゾっ」  
シェゾの指がボクのあそこに水着の上から触れる。割れ目をなぞりくいくいと押される  
「ちょっと濡れてる」  
耳元で囁かれて真っ赤になったボクをシェゾは抱き上げてベッドに連れて行った。  
 
ボクは水着姿のままベッドに横たわされた。  
「やだ…こんな格好」  
ボクはシーツをきゅっと掴んだ。  
「こんな格好でいるなんて悪戯してくださいって誘ってるようなもんだ」  
シェゾは上半身を脱ぎボクに被いかぶさってきた。  
首筋にキスされその唇が胸に下り水着の上からボクの乳首を舐める。  
「んっ…あ…」  
乳首を唇で弄びながらシェゾの片手はボクの下半身に伸びる。  
太ももを撫でながら足を開かせ水着越しにあそこに触れられた。  
「あっ…」  
水着の上からあそこにぐっと指を埋められる。厚い布地越しのいつもより強めの愛撫にボクは戸惑う。  
 
「すごく濡れてきた」  
そう言うとシェゾの指が水着の隙間から入ってきた。  
「うわ…凄いな」  
シェゾの言葉にボクが凄く興奮してるって事に改めて気付く。いつも授業を受けてる格好で今日はこんなにエッチな事してる…そう思うだけでいつもより感じちゃうような気がする。  
シェゾの指がぬるっとボクの中に滑り込んできた。  
「あんっ…」  
クチュクチュと音を立てながら弄られる。  
「はっ…やぁん…んっ…あっ」  
指なんかじゃダメ、もう欲しい…  
水着脱がされたい…早く入れてぇシェゾぉ…  
「シェゾ…もぅ」  
ボクは目で訴えるけどシェゾは意地悪っぽく笑うだけ。  
「シェゾ…」  
 
「どうした、ん?」  
シェゾの指の動きが早くなる。  
「あっ…やん!シェゾッ」  
「何だ?」  
「…欲しいの」  
でもシェゾは止めてくれない。クチュクチュって音がますます大きくなっていく。  
「やぁん…何でぇ」  
「これじゃ何が欲しいか分からないぞ」  
「やぁっ…意地悪」  
恥ずかしくてこんな事言えないよ…  
でもこのままじゃ指でいっちゃうのは嫌。  
思わずボクは手をシェゾのそこに這わせた。  
「コレ…欲しいの」  
服越しに触れるシェゾのそれはすごく硬くなってる。  
「ア・アルル」  
「欲しいの…」  
ボクは服の上から撫で擦るとシェゾのものは次第に硬さを増していった。  
 
「はぁっ…」  
シェゾがため息を洩らす。ボクはズボンの中に手を入れて直接それに触れた。それの先からはすでにぬるっとした液体が出ている。  
「シェゾも濡れるんだね」  
ボクはそれの側面を指でつっとなぞった後、軽く握った。  
ボクの手に鼓動が伝わる。  
「あ、」  
シェゾが短く声を上げる  
「シェゾ…可愛い」  
ボクはシェゾのズボンを下ろしそれに唇を寄せた。  
ぬるぬるの先端にキスをして舌を這わせる。  
「ん…はっ…」  
「シェゾの味がするよ…」  
ボクは全体に舌を這わせる。  
唇で側面を挟み唇でしごいてあげるとシェゾのそれは気持ち良さそうにびくんびくんと波打った。  
 
それを口に含んでボクは舌を絡ませた。優しく舌で撫でてあげるたびシェゾはびくっと震える。  
「アルル…いい…はぁっ」  
シェゾはため息混じりに洩らす。  
歯を立てないように唇全体でしごくやり方も全部シェゾに教えてもらったもの。  
ボクの頭が上下に動く速度が早くなるとシェゾの息遣いも荒くなってくる。  
「アルル…で…出るっ!」  
物凄く硬くなったと思うと生暖かいものがボクの口の中に広がった。  
「んっ…ん!」  
量に驚いて途中で口を離してしまうとボクの紺色のスクール水着にシェゾの白いエキスがいっぱいかかった。  
ボクの唇からも濃厚なエキスが糸を引いて垂れている。  
 
ボクは全部飲み込んで口元を拭った。喉にひっかかって軽く咳き込む。  
「けほっ、けほ」  
「大丈夫か?」  
「うん…大丈夫」  
「…アルル」  
シェゾはボクにキスをしながら再び押し倒した。  
「んちゅっ…んあっ…ちゅるっ」  
舌を絡めながらちょっと乱暴にボクの水着を引き降ろす。  
ぷるんと揺れた小さめの膨らみにむしゃぶりついてくるシェゾ。  
「んん…シェゾ…」  
太ももにシェゾのものが当たる。さっきいったばかりなのにもうこんなに硬くさせてる。  
ボクは太ももをもぞもぞと動かす  
「やっぱり生まれたままの姿のアルルが一番可愛い…」  
そう言うとちゅっと強く吸い上げた。  
 
水着を完全に下まで引き降ろされて片足を抜かれた。  
太ももに水着を絡み付かせたまま両膝を掴んで大きく脚を開かされる。  
「やぁんっ…」  
シェゾの視線を感じてひくひくしてるのが自分でも分かる。  
シェゾは自分の硬いものをあてがった  
「入れて欲しい?」  
焦らすように割れ目を擦る。ボクのそこからとくん、と蜜が溢れた。  
「うん…早くぅ」  
ボクははしたないおねだりにシェゾは耳元で答えた。  
「本当、エッチだな。」  
「エッチなボク…嫌いなの?」  
シェゾはそっと耳たぶに口付けて息を吹き込むように囁いた。  
「かなり好きかもな」  
 
シェゾがぬるぬると蜜を絡めながらゆっくりと入ってくる。ボクの腰がしなる。  
「はぁっ…シェゾ…シェゾ…」  
奥までシェゾでいっぱいになった。  
愛撫ですっかり敏感になった躰をぬちゅぬちゅと抜き差しされてボクはきゅっとシェゾの指を掴む。  
「あんっ…はあっ…だいすき…シェゾ」  
シェゾはボクの唇をその指でなぞる。ボクは舌を出してぺろぺろと舐めた。  
「アルル…今すごくいやらしい顔してる」  
「はぁっ…だってぇ…んっ…いやらしい事してるんだもん」  
ボクはシェゾのものを気持ち良くさせるのと同じやり方で指をしゃぶった。  
「はぁ…」  
シェゾの吐息が聞こえた  
 
「アルル…はぁっ…何処でそんな事…覚えたんだ?」  
シェゾは吐息混じりの声を洩らす。  
「シェゾだょぉ…ボク…シェゾしか知らない…」  
シェゾが奥まで突き上げた  
「あん!」  
ぎゅっと抱き締められて抜き差しも早くなる。  
「シェゾ…シェゾぉぉ…」  
ボクは気を失いそうになるのを必死で堪えながらシェゾの背中に爪を立てた。  
「シェゾ…ボク…もう…あああっ!」  
ボクの感覚は急激に昇りつめて真っ白になってしまった。  
 
目が覚めた時はもう部屋は真っ暗になっていた。  
「シェゾ…?」  
「気が付いたか?」  
「うん…」  
ボクはシェゾの胸に抱き締められてシーツに包まっていた。  
 
「気失ったみたいで心配した」  
シェゾはボクの頭を撫でた。  
足にはまだ水着が絡まっている。  
「でも水着…汚れちゃったね」  
「どうせ明日はこれは着ないから良いだろう?それに…」  
シェゾは微笑むと耳元で囁いた。  
「遊べたしな」  
「もう…ヘンタイなんだから…。でも…  
明日も遊ぼうね」  
ボクはシェゾの胸に顔を埋め再び目を閉じた。  
 

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