「おやすみなさ〜い」  
夜も更けた頃。パジャマに着替えたボクはシェゾの隣に潜り込んだ。いつもは夜は家に帰るけど明日学校も休み。  
だから今日はお泊り。  
「ああ…おやすみ」  
シェゾはボクにおやすみのキスをするとすぐに静かになった。  
…寝ちゃったのかな?今日はえっちしないのかな?とか思いながらボクも目を閉じた。  
ちょっとうとうとし始めた時唇に柔らかい感触を感じた。  
うす目を開けるとシェゾの顔があった。  
(シェゾ…?)  
いつものキスじゃない。軽く何度もちゅっちゅっと口付けるキス。  
「ん…」  
柔らかく暖かい感触が唇から首筋にゆっくりと降りていく。  
 
やがてパジャマのボタンを一個一個ゆっくりと外されていった。  
(やだ…ボク…寝てるのに)  
実際は起きてるんだけど。  
全部外されてはだけさせられる。  
柔らかい唇の感触が敏感な胸の先っぽに感じる。  
「んっ」  
声をこらえて思わず喉を鳴らしてしまった。  
優しく吸い上げられて思わずぴくんと躰が震える。  
(こういうのって…寝込みを襲われるって事?)  
何となく起きるタイミングを逃してそのまま寝たふりを続けてしまう。  
指と舌先でシェゾの愛撫を受け続けてボクのあそこからとくん…と蜜が流れる感触がした。  
(やだ…濡れてきちゃった)  
 
やがてシェゾの指がパジャマのズボンにかかる。  
(あ…脱がされちゃう)  
するすると膝まで脱がされて最後の一枚も太もものあたりまで降ろされた。  
ライトの呪文を唱える声が聞こえる。  
(いや…見られてる)  
シェゾに照らされながら覗き込まれるのを想像するだけで感じてしまう。まだ触られてもいないのにあそこがぬるぬるしてしまってるのが分かる。  
耳元でシェゾの声が聞こえた。  
「起きてるだろ?」  
突然の言葉にびくっと躰が震えた。  
ボクは目をゆっくりと開いて涙で潤んだ瞳でシェゾを見つめた。  
「シェゾの…えっち…」  
 
「お前があんまり可愛い顔して寝てたから…悪戯したくなった」  
あまりにも当たり前のように言う。  
「ヘンタイ…ボク寝てたのに」  
ふくれるボクをシェゾは抱き寄せてキスをしてきた。いつもの舌を絡める濃厚なキス。  
「…んっ…あ」  
ちゅぷ…ちゅるっ…甘い舌の蠢きにボクの力は抜けていく。  
舌を絡めながらぷっくりと膨らんだクリトリスを指で触ってきた。  
「やん…」  
「こんなに火照った躰してたら寝れないだろ」  
「だって…だってシェゾが…あっ…」  
剥き出しになったそこを蜜を使ってぬるぬると弄ばれる。  
「ちゃんと気持ち良くなってから寝ような」  
 
シェゾはシャツを脱いでボクに覆いかぶさってきた。  
ボクはパジャマの前を全部はだけさせられてズボンと下着を膝まで下げられた状態で横たわっている。  
シェゾはボクの顔を見つめながら指をボクのあそこに滑り込ませた。  
「あっ…」  
入り口を焦らすように軽く突きながら割れ目を擦る。  
「あっ…やぁん…んっ」首筋に薄い紅色の跡を付けながらシェゾは囁く。  
「ここ…もう欲しい?」  
ボクの恥ずかしがる姿を楽しみながらくちゅくちゅと指で音を立てて聞いてくる。  
ボクは目を伏せて小さく答えた。  
「……うん…」  
「じゃあ…こっちも気持ち良くさせてくれよ」  
 
シェゾは体勢を変えボクの唇にシェゾのものを押し当てた。  
「舐めて…」  
ボクは舌を出してちろちろと先っぽを舐めた。  
もう既に先からは微かにシェゾの味がしてる。  
上目使いで表情を伺うと目が合った。  
「気持ち良い?」 「ああ…」  
裏側を舌ですりすりしてあげるとびくんと震えた。  
「ん…上手になったな」「えへへ…そうかな」  
ちゅぱちゅぱと唇で挟みながら舐めてあげているとシェゾが再び体勢を変えた。  
躰の向きが逆になりボクのあそこがシェゾの顔の前で丸見えになる状態だ。  
「やっ…何?」  
「いいから。舐めててくれよ」  
「う…うん」  
 
そのうちあそこに柔らかい感触を感じ、ぬちゅっと割れ目を開かれた。  
「ピンク色でひくひくしてて…可愛いよ」  
シェゾの柔らかい舌が蜜の音を立てて蠢く。クリトリスに熱い息がかかる。  
「やぁん…あんっ…だめぇ…」  
思わず唇をシェゾから離してしまう。  
舌を当てただけの状態なのにシェゾのそれはボクのエッチな声に合わせるようにぴくんぴくんと波打っている。  
「んっ、はぁっ…んんっ」  
クリトリスに吸い付いたり舌で突いたり。そうこうするうちシェゾの動きが止まった。  
「もう挿れてやるよ」  
シェゾはボクの下着とズボンをするすると降ろすとベッドの下に落とした。  
 
シェゾの硬くて大きいのがボクのあそこに当てがわれる。  
そしてゆっくりと押し開くようにボクの中に入ってきた。  
「あ・あ・あっ…」  
ボクはきゅっとシーツを握って耐える。  
そんなボクの手にシェゾは自分の手を重ねた。  
「好きだ…」  
囁きながら耳朶を甘噛みされ背筋にぞくぞくする感覚が走った。  
「ひゃぁん…」  
甘えた声を洩らす唇を唇で塞がれる。そしてシェゾはゆっくりと運動を開始した。  
ギシギシとベッドを軋ませながらシェゾはボクの躰を可愛がる。  
強く突き上げられるたびにボクはシェゾにしがみつき背中に爪を立てた。  
 
シェゾはボクの右足首を掴みより奥に当たるように引き寄せた。  
斜めから突き入れられていつもと違う所に当たる。  
「やぁっ…んっシェゾ…シェゾ…」  
力が抜けてしまい肩をシーツに沈めたボクをシェゾはぐいっと抱き寄せる。  
後から抱っこされる形でシェゾの膝に座らされた。躰がぴったりと密着してシェゾの熱い体温を背中に感じる。  
「はぁっ…はぁっ…シェゾぉ…」  
ボクはシェゾにもたれかかって甘えた。  
「シェゾ…キスして」  
「ああ…」  
首を傾けたボクにシェゾの顔がかぶさった。  
ちゅっちゅっと軽くついばむように口付けやがて唇を押し開き舌を絡める。  
「んっ…あ」  
 
ボクのあそこが疼いてシェゾをきゅっと締め上げた。  
「はぁっ…」  
唇を重ねながらシェゾが熱い吐息を洩らす。  
「アルル…」  
背後からボクの胸をむにゅっと捕まれた。  
発育途中の小さめの胸を柔らかくほぐすように揉まれる。同時に下からの突き上げも再開した。  
「…あんっ…あっ!」  
奥までぐいぐいと突かれて何度も短くイッてしまう。  
両膝を立てて躰を小さく震わせてシェゾを奥まで受け入れる。  
ほとんどずり落ちて袖に絡まる幼い柄のパジャマ。  
これを買った時はボク何も知らなかったのに。  
シェゾはボクの躰にいっぱい「いけない事」を教えてくれる。  
 
ボクの蜜が奥からとろとろと溢れてぐちゅぐちゅという音とエッチな匂いを部屋中に漂わせた。  
奥まで突き入れられ軽くぐりぐりと腰を動かされると思わずぴくんと震える。  
「ん…んん」  
「これも好きそうだな…」  
シェゾは足を組み替えて向かい合わせになるとボクをギュッと抱き締めながら腰を動かした。うっすらと汗ばんだお互いの躰の熱さを感じる。  
「ああ…んっ!あっ」  
お尻の辺りまでとろとろの蜜が流れてまるでお漏らししたみたいにぐちょぐちょになってる。  
「ア…ルル!」  
腰の動きが早くなり突き上げる動きが早くなる。  
シェゾはボクをシーツに押し倒した。  
 
シェゾは壊れそうな位に突いてくる。  
たっぷり弄ばれて疼ききったボクの躰を激しく攻める。  
「ひっ!」  
きゅっとあそこが締まりシェゾの熱いものがどくっと広がる…と同時にぷしゃあっと透明な液体を吹き出してしまった。  
…ぷしゅっ…ぷしゅ…  
「うわ…アルル…お前」  
「やだっ見ないで…!」  
震えて涙ぐむボクの躰をシェゾは優しく抱き締める。  
「お漏らしなの?…ボクの躰…おかしくなっちゃったの?」  
「ふふ…違うよ」  
シェゾは微笑みながらボクに口付けた。  
 
シーツに包まりボクはシェゾの腕の中でうとうとするうちに意識が遠くなった…が目が醒めた時再び甘い感覚がボクを襲った。  
シ…シェゾったらまた…  
寝てるボクの躰を撫で回すシェゾ。意識が無かったのに既にあそこはシェゾに反応してる。  
寝たふりをしたボクの耳元でシェゾが囁いた。  
「おはよう」  
 
☆おわり☆  

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