「アルルの留守番指遊び」 
 
「ふぁぁぁ…シェゾ、まだ帰ってこないのかなぁ」  
アルルは大きな欠伸をした。最近のアルルは休みの日はいつもシェゾの家に来ている。今日はシェゾが出掛けているので帰ってくるまで留守番をしているのだ。  
始めは膨大な数の書物をひもといたりしていたのだけどそれにも飽き、今はベッドの上でお昼寝モードになっている。  
「いけないいけない、このままで寝たらスカート皺が寄っちゃうよ」  
アルルはその辺りをきょろきょろと見回すと椅子に無造作に掛けられた白いシャツを見付けた。  
ベッドから降りてそれを手に取る。  
「…借りちゃおっかな?」  
 
アルルはスカートと上着を脱ぎスリップを降ろすとそれを素肌の上から羽織った。  
「あははっ…やっぱ大きいや」  
アルルはボタンを留め、そのままベッドに横になった。  
「シェゾの匂いがする」  
シャツからはアルルがシェゾに抱かれる時に嗅いだ髪や汗の匂いがした。  
それを身に纏っているとまるでシェゾに抱き締められているような気持ちになる。  
とくん…とアルルの下半身が熱くなってきた。  
「やだ…ボク」  
下着の上から触れると既に布は湿り気を帯びていた。  
縁から指を差し入れて触れるとそこは柔らかく開き粘液が微かに糸を引く。  
「シェゾ…」  
アルルは下着の中に手を入れた。  
 
クリトリスを軽く撫でた後ぬるぬると蜜を絡めながら割れ目を擦り上げた。  
「ん…シェゾ…だめぇ」  
まるでシェゾに抱かれる時のような声を上げるアルル。  
もう片方の手を胸に這わせシャツの上から乳首をころころと転がした。  
シェゾの舌と指ですっかり感じやすく開発された蕾はアルルの指でもつんと立ち上がった。  
「はぁ…シェゾ…いいよぉ」  
アルルはシャツを第3ボタンまではだけさせ立ち上がったそれをきゅっと摘んだ。  
ちゅくっ…くちゅっ…ちゅく…  
アルルの指が淫らな音を立てながら秘部の奥を掻き回す。  
「あっ…んっ…はぁん」  
次第にアルルの吐息も熱を帯びていく。  
 
「シェゾ…あぁん…焦らしちゃいゃぁ…」  
アルルは指を奥で小刻みに突き上げながら親指でクリトリスを弾いた。  
「あっあっ…んっ」  
いつもシェゾにされてる事を自分の指でなぞっていく。  
やがて鋭い刺激がアルルを絶頂に導いた。  
「あ…!」  
 
果てて…くったりとシーツに頬を埋めながらアルルは呟いた。  
「シェゾ…早く帰ってきて…」  
おわり  
 

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