「なにしてんの」
「おう。今日は新しい魔導の実験をするのだ」
「へえ〜、研究熱心だねえ」
「ちょうどいいところに来たな。ちょっとお前実験台になれ」
「やだよ」
「ああ。急に頼んですまないな。じゃあ始めるぞ」
「キミ今やだよって言ったの聞こえなかった?」
「聞こえなかったな」
「なに平然と事を進めようとして……」
ぐるぐるどーん!
「るの……って、え??」
「おっ、成功だ」
「な!な!なにしたんだよう!」
「見ての通り若返りの実験だ。12年、ひとまわりほどのな」
「もどせー!」
「なんだ。若返ったのに不満か」
「あたりまえだよ!なんでまたようちえんからやりなおさなくちゃいけないの!」
「おお、舌ッ足らずな喋り方がかわいいな」
「うっ(ぽっ)……ってそんなのほめられてもうれしくないよ!」
「冗談だ。もちろん戻してやるって」
「もう……ボクのじんせいなんだとおもってるの」
「ただ戻す前にもう一つ調べることがあるんだ」
「なに?」
「若返った者の肉体がどうなっているのかじっくり調べないとな」
「え……って、そんな、まさか……ねえ、シェゾ(にっこり)」
「(にっこり)」
「…………。いやあああ!やめてえええ!へんたいいいい!」
「(がばぁ!)ちゅ…」
「んんぅ!んっ!……んふぅっ……やだ、やだ、シェゾ、したが、おっきいよ……」
「違うって。お前の舌が小さくなってるんだ」
「だめだよ、シェゾ……。こんなの、おかしいよう。いまのボク、ようちえんじなんだよ……」
「アルル……。俺は、どんな姿のお前も、愛してるよ……」
「やだ……こんなときに、やさしいことばなんか、かけ……あっ、あぁッ!」
「カラダの感度は変わらないようだな……。ほら、ブカブカの服なんか全部脱げ……」
「は、はずかしい……」
「いや、きれいだぞ……。ほら、俺ももう、こんなだ」
「ひっ……おっき…い…」
「舐めろ」
「あ、あ…、うん……。ん、んく、れろれろ……」
「いいぞ。小さな舌でも器用に動くんだな……」
「んはぁっ……。シェゾ、あの、ボク……もう……、でも、どうしよう……」
「……まあ、入れるのは当然無理だからな……。でも素股ならできるだろ……」
「うん……。(ぐちゅぐちゅ……)あっ、うあぁ、シェゾ、シェゾォ……」
「ふぅ……やはり、性感や技術は若返っても、身につけて、いるのか……」
「うああ!だめッ!もう、ボク……!うあああああ!ああぁあーッ!!」
「くっ……ッ!」
「……」
「……」
「…………へんたい。ろりこん。けだもの」
「ははは。返す言葉もないなあ」
「いいからはやくもどしてよう」
「分かった分かった」
ぐるぐるどーん!
「ふう。もう、ひどいよシェゾ……って、あれ?なんか違くない?」
「……失敗だ。今度は12年ほど老化させてしまった」
「えええ!じゃあ今度はボク28歳なの!?やだ!おばさんじゃんか!」
「いや待てアルル。熟女というのも、そう悪くないかもしれんぞ。調べないとな」
「え……って、そんな、まさか……ねえ、シェゾ(にっこり)」
「(にっこり)」
「…………。いやあああ!やめてえええ!へんたいいいい!」