んゆ。  
ふやぁ…ん。  
窓からカーテン越しに差し込む朝日を浴びて、ドラコは目を覚ました。  
 
(えっと、えー……。今日は……土曜日、だっけ…)  
ベッドの中でもぞもぞってしたら、自分がラグナスの腕の中にいることに気付く。  
それでだんだん頭がはっきりしてきた。  
ドラコはラグナスと半同棲の生活してて、週末はほとんどどちらかの家で過ごしている。  
昨日は彼が自分の家に泊まりにきて、夜は失神するまで彼と愛し合った。  
それでそのまま眠ったみたいで、今目が覚めたところ。  
「あ……」  
当然全裸のまんまで、胸元のキスマークに自分で恥じらってしまう。  
彼はまだぐっすり眠ったまんまだった。  
体を起こして見ると、昨晩も膣に何度も精液を注ぎ込まれたんだけど、  
股間とかはちゃんと綺麗に拭いて清められていた。  
いつものように、気絶してしまったあと彼が介抱してくれたようだった。  
「あ、ありがと……。ラグナス、ごめんね」  
眠ったままの彼に、お礼の言葉を口の中だけで呟く。  
時計を見たら9時前くらいで、休みなんだからわざわざ起こさなくてもいいかなと思った。  
せっかく彼がぐっすり眠ってるので、自然に起きるまで寝かせてあげようかなって。  
 
「んしょ……」  
ラグナスは上半身は裸で下にパジャマズボンをはいた姿で寝ている。  
ドラコはベッドから起きて、彼が着なかったパジャマの上のシャツだけを着た。  
(背中に羽があるからちゃんとは着れなくて肩まで大きくはだけた格好になるけど)  
それから洗面所で、膣奥から溢れる昨晩の精液を改めてちゃんと綺麗にして、パンツをはく。  
そして洗顔して髪も簡単に整えたら、また寝室に戻ってきた。  
彼の寝顔を見ていたいなって思ったから。  
 
顔が自然とにへっと崩れてしまう。  
「えへへ」  
ラグナスの寝顔はかっこよくてかわいくて、耳を澄ますとくーくー寝息が聞こえる。  
再びベッドの中に入って、無防備な彼を間近で独占する幸せに浸るドラコ。  
あんまり幸せなんで、起こさないようにこっそりキスしてみたりする。  
「ん、ん……」  
ちょっと反応があったけど全然起きる気配なし。  
で、彼が寝返りして横寝から仰向けになって、ドラコはそのとき初めて気付いた。  
ラグナスがペニスを思いっきり勃起させてることに。  
 
「……っ」  
頬が紅潮する。  
これは、前に、男の生理現象だって聞かされたことがある……。  
でも、まじまじとその現場をじっくりと見るのは初めてだった。  
って、自分一人だけでこういうのを観察できる機会って、ないかもしれない。  
どきどきしてきた。  
 
思わずそっと手を伸ばしてズボンの前の膨らみに触れる。  
(熱い……)  
誰も見てないのに恥ずかしくて、こんなことしちゃダメだって思うのに、  
ラグナスの一番大事な部分をじっくり見たくて、イタズラしたくて、たまらなくなってきた。  
要するにドラコは彼のたくましい勃起を見てなんだか発情してきたわけなんだけど、  
いつもみたいな、彼の手が触れてきてカラダが熱くなってくるパターンとは逆で、  
今はカラダより先に頭のほうが熱くなってきて、彼に触れたいって感じてるような感じ。  
「…………」  
すり……すり……  
服の上からペニスをそっと握ってそのまま撫でてみる。  
すると、しばらくそうしてたらますます大きくなってきたような気がした。  
 
「あは……」  
熱い塊は、すごく手にしっくりきて、それがなぜか嬉しく感じた。  
ドラコはそーっとそーっと動いて仰向けのラグナスの下半身の上で四つんばいになる。  
そしてゆっくり彼のズボンとパンツをいっしょにずり下ろした。  
解放されたペニスがびん…と上を向いて飛び出す。  
(ああ…、やっぱり、大きい……)  
直接きゅっと握る。両手で覆っても覆い切れないくらい大きい。  
ラグナスのペニスは実際平均よりかなり大きくて、ドラコは彼以外の男なんて知らないけど、  
自分がいつもこんな大きなものを受け入れていることに、改めて感嘆してしまう。  
根元まで挿入されてる時には、自分のカラダのおへその奥まで入ってることになる。  
そう思ったら自分の中のそのための器官、膣と子宮にも意識が集まってきた。  
自分の心もカラダも、この世で彼だけのために存在してるんだなあって気持ちが高まる。  
手の中の彼のペニスがどうしようもなく愛しくなってきた。  
なんだか性的な愛情が満ちてきて、自分のカラダのほうも反応して、疼いてきた。  
 
ドラコは、はぁっ……と熱い吐息を漏らしながらラグナスのペニスに唇を寄せた。  
ちゅ……ちゅ、ん……  
亀頭の先端にキスして、さらにペニスの全体にキスするつもりであちこちに口付けした。  
唇に熱い弾力の感触が湧いてくる。  
(あ、あたし……なんで、こんな朝からいやらしいこと……)  
でも止まらなかった。だんだん止めなくちゃって意識も薄れてきてる。  
彼のペニスにキスしながら、右手で自分の股間をパンツの上から撫でる。  
「んっ、ふ……」  
昨晩たっぷり愛してもらった筈なのに、そこはまた彼を欲して熱を帯びてきている。  
ドラコは渇いてきた唇をぺろりと舐めた。そのまま彼のペニスにも舌を伸ばす。  
舌の先端を尖らせて尿道口をつんつんとつつく。  
その瞬間ペニスがぴくんと跳ねた。  
 
「んぅ……」  
眠っているラグナスが一瞬うめいた。  
さっきまで、彼をゆっくり寝かせてあげようと思っていたのに、  
こんなフェラチオをしてしまったらきっと起こしてしまうに違いない。  
なにより普段は人一倍恥ずかしがり屋のドラコの通常の感覚で考えたら  
彼が眠っているうちからペニスを勝手にしゃぶるなんて、恥ずかしくて耐えられない筈だった。  
なのに、愛しさと発情でいっぱいの彼女にはそれを判断することができなくなってきていた。  
 
ラグナスのペニスの亀頭に舌を這わせて唾液を塗っていった。  
そして普段彼に調教されている通りに、裏筋や雁首のくぼみも舌のザラザラを使って擦った。  
ちゅ、れろれろ……にゅるにゅる……  
いつもは凛々しくきゅっと上がったドラコの唇からはだらしなくよだれが垂れている。  
彼のペニスも亀頭から全体へと彼女の唾液でまんべんなく濡れてきた。  
次にまた唇を閉じてペニスの先端にキスする。  
そしてそのまま唇を滑らせて口の中にペニスを少しずつ押し込んでいった。  
唇とペニスが常に完全に密着するようにしながらくわえるのは彼女自身が覚えた技術だ。  
「んっ、んむぅ……ん、ちゅ」  
亀頭が口の中に入ったら唇をすぼめて雁首をぎゅっと絞る。  
自慢の歯が今は邪魔にならないよう気をつけながら、そのまま舌をもごもごと激しく蠢かした。  
「うぅ…うぁ……?」  
そのとき、ラグナスが大きく反応した。手足をもぞもぞ動かした。  
「あ、あ……ドラ、コ…え……」  
彼がついに目を覚ましてしまった。  
最初なにがなんだか分からなそうだったけど、急速に覚醒してきたようだった。  
「……って、ドラコ!?」  
彼は思わずがばっと上半身を起こした。  
 
ラグナスが急に動いたので、ドラコはやっとペニスから一旦口を離して、そして言った。  
「ラグナス、だいすき……」  
おはようでも、こんないたずらしちゃってごめんなさいでも、なんかしらの言い訳でもなく、  
目を覚ましたラグナスに、彼女はまず最初、無意識に愛の言葉を漏らした。  
 
「ド、ドラコ……」  
ドラコは涙目で紅潮してその可憐な顔をとろんとさせて、よだれの糸をペニスに垂らしている。  
ラグナスは今の状況は理解できても、なんで今フェラチオされてるか分からないようだ。  
でもドラコは、彼は決して迷惑なようではないことが伝わってきた。  
見つめ合っているうちに手の中のペニスが液体を垂らして喜び始めてるのを感じたから。  
「じゃあ……好きなときに、出して、ね……」  
「ちょっ!ちょっと、ドラコ?……うぅッ!」  
彼女はまたフェラチオを再開した。  
また亀頭を口の中の粘膜で完全に覆うようにくわえこむ。  
そしてすぼめた唇は強く、口の中は柔らかく圧力をかけながら、精一杯奥まで飲み込む。  
そしたら今度はなめらかに滑らせて、ゆっくり口からペニスを抜く。  
最初はゆっくり、次第に早く、口全体を使ってしごいた。  
にちゅにちゅ……くちゅくちゅ、にゅるるるるん!  
「う、くあ……ドラコ!」  
「んん、んぐっ、んぷぅ……」  
しごきながら、舌を激しく動かして、裏筋を舐めまくるのを忘れない。  
だんだん口の中が彼の先走りの液体の味でいっぱいになってくる。  
ドラコはこの味を感じると、ますますラグナスが愛しくてたまらなくなってくる。  
(ラグナス、気持ち良くなって、くれてるのね……。もっと気持ち良くなって…!)  
 
「うあぁ……あ、だめ……」  
ラグナスが女の子のような切ない声をあげた。  
普段は強靱な耐久力でいつもドラコを身も心も翻弄させ尽くしているのに、  
今の寝起き状態ではあっけなく限界にまで達しつつあるようだった。  
「んっ!んッ!んぅ!んうんッ!」  
「ドラコ!ドラコッ!」  
ラグナスは感極まって全身を硬直させた。  
同時に口の中のペニスも一気に膨張して、彼はドラコに射精させられてしまった。  
びぐん!びくん!どく!どくッ!どく……!  
 
ラグナス昨晩ドラコの膣奥に何度も射精したのに、また大量の精液を放った。  
ドラコは嬉しそうに、精液が口からこぼれないように舌で受け止める。  
ペニスの痙攣がおさまるのをじっと待ちながら精液の味と匂いをゆっくりと楽しんだ。  
決していい味でもいい匂いでもないのに、彼女はいつもなぜかこの時幸せを感じる。  
ドラコは普段ラグナスに抱かれている時、いつも何度もいかされてばかりで、  
自分ばかり気持ち良くなってしまって申し訳ないなって思うことがある。  
だから自分が彼を気持ち良くさせたって実感できたときは嬉しくてたまらなかった。  
「んぅ、んく……」  
ドラコはようやく彼のペニスを引き抜いて、口の中の精液を喉を鳴らして飲み下した。  
自分のカラダの中に彼一人の精液を浴びて、注がれて、吸収することも彼女の幸せだった。  
「んは……」  
口の中の精液を全部飲んだ後も、彼のペニスをストローのように吸って、残りを吸い出す。  
そしてぺろぺろと清めるように舐めて後戯を尽くした。  
「ド、ドラコ……」  
かなり時間をかけて、ようやく完全に口と手を離す。  
ドラコは発情モードのまま、彼に朝の挨拶をした。  
「ラグナス……おはよう……」  
戸惑う彼に目で”抱いて”とおねだりしながら。  
 
おわり。  
 

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