ある日シェゾは魔導酒を買うためにウィッチの経営している店に行った。  
「ねえシェゾさん。この薬を飲んでくれましたら、本日の会計はタダでよろしいですわよ」  
「ふざけるな。お前の薬なんて飲まされるくらいなら魔導水晶の料金を払ったほうがよっぽどましだぜ」  
そう言いつつ、カゴに様々な薬を入れていくシェゾであったが、  
「もし飲んでくださったら、この魔導器も差し上げてもよろしいかと思っていたんですけどねえ」  
とウィッチが言っていた魔導器を見ると、それは凄まじい魔力の波動を感じるものでどうしても欲しくなった。  
「おい、その薬っていうのは本当にだいじょうぶなんだろうな」  
「もちろんですわ。風邪薬だと思っていただければ結構ですわ」  
嘘つけ。お前が作った薬が風邪薬なものかと思いながらも、魔導器のためと思い一気にのみほすと  
「・・・くそったれ。やっぱり飲むんじゃなかったぜ・・・」  
バタリとその場に倒れこんだシェゾを見て、  
「やっぱり、人魚のウロコをいれないとダメみたいですわね。しかたありませんわ。  
このまま寝かせとくのは可哀想ですから、とりあえず寝室に運んであげませんと」  
そう言いながらシェゾの襟の部分をつかみそのまま引きずりながらベッドに乗せて  
何事もなかったかのようにまた店番をしていた。  
しかし、その夜、ウィッチに思いもよらないことが起こるとは、彼女は思いもしなかった。  
 
店番が終わり、シェゾのことをすっかりと忘れていてシャワーを浴びて寝室に入ると、  
「よう。今日はずいぶんとひどい目にあわせてくれたな。死んだかと思ったぜ」  
「ちゃんと、魔導器もあげますし、会計もタダにしてあげますわよ」  
「それだけじゃ俺の気がすまないな。今日の夜は付き合ってもらうぜ!!」  
そう言うとシェゾはいきなり、パジャマ姿のウィッチの後ろに回り込み、服をおもむろに脱がしていく。  
「きゃあ。いきなり何をするんですの」  
「うるさい。静かにしやがれ」  
そしてそのままベットにウィッチを押し付けて行く  
「やめな…うっ…」  
いきなり唇を奪われて、更にシェゾの舌と唾液が口に入ってくる。  
「ん。んん…」  
シェゾの体を離そうとするが動かない。シェゾも男だし、闇の魔導師だ。  
力はウィッチよりもはるかにあるし、上から乗っかられているのでビクともしない。  
それでも何とか口を離し、  
「おやめなさい」  
「何をいまさら。お前だって俺のことが好きだったんだろう。今までさんざん「あなたが欲しい」  
といっていたじゃないか。今はただお前の願いを叶えてあげようとしているだけだぜ」  
「そ…それは…」  
再びウィッチを押し倒して、抵抗する彼女を尻目に、ボタンを強引にはずして服を脱がしていく。  
「もうやめて!!」  
しかし抵抗も空しく上半身はすでに裸にされてしまった。  
 
シェゾはウィッチの胸を軽く揉みながら、キスをしはじめる。  
「あっ!ああっ!!」  
「おいおい。この程度で声をあげるとはな。お前、実は相当一人でエッチしてるんじゃないか」  
「そ…そんなこと…あんっ!!」  
「だってお前の下の口はもうこんなに濡れてるぜ」  
そう言いながら、愛液に濡れたウィッチのところに手をやり  
「これでも否定するのか」  
それは確かに濡れていた。それにそんなことはわざわざ言われなくても自分で分かっていたが、  
むざむざと見せ付けられると、もの凄く恥ずかしくなり何も言えなくなった。  
「まったくこんなに感じやがって。お前はエッチだな」  
「そんなこと…シェゾが無理やりやるから…」  
「なんだ?無理やりのほうが感じるのか?お前はマゾだったのか。こいつははじめて知ったな。  
それにもうたってきてるみたいだな。お前のここは」  
「あんっ!!いやぁ」  
「いやだと言いながら、実は楽しんでるじゃないか。我慢するのはよくないぜ」  
そういいながらもシェゾの指はウィッチの陰部を攻めつづけている。  
「あぁ、あっ!!イくっ!!」  
その声を聞き更にシェゾの指の動きは激しくなり  
「あっ!!あぁっぁぁぁぁ!!」  
大きな声と共にウィッチはイってしまった。  
 
 
 
 
 
 
 

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