アルルは猫が好きだ。  
「にゃにゃにゃん、にゃにゃにゃん」  
「あはははは」  
そのへんで猫を見つけるとすぐ遊びたがった。  
ほっとくと延々と遊びかねないのでシェゾはほどほどで終わらせる。  
「いいかげん帰るぞ」  
「え〜」  
「にゃにゃにゃん」  
「あんもう。ばいばーい。またね〜」  
「にゃにゃにゃん」  
 
シェゾの家に帰ってもまだ猫話を引っ張るアルル。  
「あー猫飼いたいなあ。でもうちにはもう大飯食らいなのがいるしなあ」  
「猫好きだな」  
「うん好きー。犬もまあまあ好きだけど猫超好き」  
「なんでそんな好きなんだ?」  
「なんかさ、甘えん坊なのに生意気でさ、気紛れなところとかかわいいじゃない。  
抱っこしたらあったかくて柔らかいし、鳴き声も超かわいいし」  
「……」  
「?」  
「ふははっ!」  
いきなり笑い出すシェゾ。  
「なぜに笑うー?ボクなんかおかしいこと言ったあ?」  
「ああ、いや、おかしいというかな…………」  
「なによう」  
「その、甘えん坊で生意気で気紛れで、あたたかくて柔らかくて、鳴き声がかわいいって、  
それってよ…………お前自身のことじゃないか」  
「ふぇ、ボク?」  
「ああ、お前そのものだよ」  
「うむむ……?」  
 
「そうかそうか、お前が猫好きなのは、自分も猫だからだったのか。  
前から猫っぽいとは思っていたが、本当に猫だったとはなー」  
「何言ってんのー」  
「ほらアルル、おいでおいで」  
シェゾはソファーの上にアルルを手招きして呼んだ。  
「ちょっと、いきなり猫扱いしないでよう」  
と抗議しつつもちゃんとシェゾの元に寄っていくアルル。  
「よしよし、アルルかわいいなあ」  
自分の膝の上に対面して座らせて頭を撫で撫でしてきた。  
「…………」  
「ほら、にゃーって鳴けよ」  
「な…」  
「ほらあ」  
「にゃ、にゃー」  
からかわれてるのに、撫で撫でされるのがつい嬉しくて従ってしまった。  
「よーし、いい子いい子」  
シェゾは愉快そうにアルルを抱っこして背中も撫で撫でする。  
なんだかいつもと違って動物的なスキンシップって感じがして新鮮だった。  
どうやら、シェゾは今夜はこういうプレイをお望みらしい。  
じゃあ、付き合って、あげよっかな。  
「ふにゃー」  
「ほーら、ごろごろ」  
のどの辺りをこちょこちょしてきた。  
「ん〜、ごろごろ…」  
そんな調子でじゃれている…というかじゃらされているうちに、  
アルルもなんだか、本格的な猫気分になってきたような感じがした。  
自分がいつも猫と遊んでるとき猫がかわいくてたまらなくなってるみたいに、  
自分のことをそんな風にかわいがって欲しいって思ってきた。  
 
「にゃ〜ん」  
気分がのってきて、猫っぽい感じを出しながらシェゾの頬にすりすりしてみる。  
なんかやってみたらすごく自然にできて自分で内心ちょっと驚いたりしながら。  
「ん〜、ちゅ、ちゅ」  
ぺろっ  
シェゾの頬を舐めたりキスしたりして甘えていくうちに、体の奥が疼き始めた。  
 
そんな感じでいちゃいちゃしてたら、シェゾが言ってきた。  
「そういや猫ってしっぽを掴まれたら弱いんだっけか」  
「にゃ?」  
「でもお前はしっぽがないから……かわりにこのへんが弱いのか?」  
ハグしながらシェゾが後ろに回した手をスカートの中に入れてきた。  
パンツの上から痴漢みたいにお尻全体を撫でた。  
「んやぁ…」  
確かに弱い。というかえっちな気分のときは、シェゾにどこを触られても弱いんだけど。  
「シェゾォ……」  
「こら。猫が喋るな。猫じゃないとかわいがってやらないぞ」  
「にゃ、にゃぁん……」  
一瞬シェゾに呼びかけして慌ててまた猫化するアルル。  
それは、ボク猫になるからもっとかわいがって、って合図。  
彼も気を良くしてアルルのからだを愛撫していった。  
下着越しにお尻や一番大事なところをいじくりながら、耳たぶを舐めたり噛んだりする。  
執拗に耳を愛撫されて、自分の耳がネコミミみたいに敏感になっていった。  
シェゾが舌先を耳の穴に差し込むように動き回らせて  
くちゅくちゅれろれろと卑猥な音が頭に直接響く。  
「ふやあぁ……にゃあ……」  
お互い服は一切脱いでないけどアルルは全身が火照っていく。  
ブラの内側で乳首が勃起してきて、もどかしくてしきりに彼の胸板に擦り付けた。  
 
アルルの全身もまたたびを吸った猫みたいに柔らかくほぐれてきた。  
シェゾはアルルのパンツだけを脱がせて、自分もズボンの前だけを開いた。  
そしてアルルの目の前にその熱い塊を突き出した。  
「ほら、舐めてくれよ。猫みたいに」  
「……ふにゃ」  
アルルはシェゾの巨大なペニスに小さく可憐な唇を寄せた。  
ちゅ……ちゅ、ぺろぺろ……  
舌先を小さく細かく動かして、愛しそうにフェラチオを始めた。  
 
「んちゅ、ん、んくっ、ちゅる……」  
シェゾはしばらくアルルのかわいい舌技を楽しんだら、アルルの腰を掴んで持ち上げた。  
「きゃあっ」  
「ほら、続けろ……」  
「んんっ」  
ソファーの上に寝るシェゾに、アルルがお尻を向けて四つんばいの姿勢になった。  
そしてシェゾが下からアルルにクンニリングスを始める。  
最初は太ももやお尻の肉に舌を這わせて、だんだん中心に移動して、  
かなり焦らしながら、膣口を舐め回していった。  
指先でクリトリスやお尻の穴もいじりながら。  
「ああ、あっ、ああん!」  
アルルは彼のペニスによだれを垂らしながら悶えた。  
 
アルルはシェゾにたっぷり調教されたカラダになっているし、  
フェラチオも得意にもなって、してあげるのも好きなんだけど、  
シックスナインとなるとどうしても苦手だった。  
シェゾにあそこを舐められながらだと、気持ち良くって仕方なくなって、  
彼を気持ち良くしてあげることには集中できなくなってしまう。  
「んにゃあ、にゃ、にゃああん……!」  
猫語で悲鳴をあげて彼に哀願する。  
 
「わかったよ。そろそろ、してやるよ……」  
猫語でもちゃんとシェゾには伝わったようで、彼はアルルをソファーに寝かせて、  
正面で向かい合って、自分が上になった。  
「アルル……」  
「にゃ……」  
二人はまた口付けを交わした。  
唇にはお互いの性器を舐め合って体液が垂れていたままだったけど、  
かまわずにキスして、すぐに二人の唾液と混ざり合っていった。  
舌と舌を絡ませ合いながら、お互いの性器も擦り合わせる。  
ペニスの先端が膣口に狙いが定まったら、二人はそのままひとつになっていった。  
猫だったら交尾は後背位なんだろうけど、やっぱり正常位のほうが  
よりかわいがってもらってるって感じがしてアルルは嬉しい。  
 
「んああぁ、ああ、あ……」  
シェゾのペニスはあっという間に一番奥の子宮口まで届く。  
そして何度か突かれるうちに彼のペニスを根元まで飲み込んでいった。  
お互いの下腹がぴったり密着した。  
小柄な体のアルルは最初のころは当然膣内も浅かったんだけど、  
処女喪失してから何度も何度も彼の巨大なペニスで突かれていくうちに、  
彼のペニスを難なく根元まで全部挿入できるくらいに開発されていた。  
膣内の全てを彼のペニスに埋め尽くされて、子宮をずんずん突かれて、  
アルルはあまりの快感に頭がどんどん真っ白になっていった。  
ぐりぐり……ぐちゅぐちゅ……  
「あ、ああ、ふあっ、ああ!にゃあ!」  
 
こねこちゃんは飼い主のご主人様にかわいがられて、幸せの絶頂に達していった。  
びくん!  
「ああ、あっ、あっ、あああーッ!!」  
アルルがいく様子をたっぷり楽しんでから、シェゾも彼女の中に精液をぶちまけた。  
どくん!どくんっ、どく……!  
 
「にゃー、ご主人様〜」  
「はいはい、よしよし」  
ことが終わってもアルルは猫気分。  
「ご主人様〜、これからもボクのことかわいがってにゃ」  
「ああ」  
「飼い主はペットの面倒は最後まで見るにゃ?」  
「分かってるって……」  
幸せ。  
猫っていいなあ。  
 
「でもお前、ずっとかわいがって欲しかったら、いい子でいろよな?」  
「それは約束できないにゃ」  
「……なんだよそれ」  
「だってボクは猫だから気紛れなんだにゃ。だから好き勝手にやるにゃー」  
「都合のいいこと言うなっ」  
げしっ  
「にゃーっ、動物虐待!」  
 
おわり。  
 

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