ラグナスとドラコは、仲良く手を繋いでデートしていた。  
そのへんに出かけてるだけなんだけど、それでも二人にとっては楽しいデートだった。  
 
ドラコは外を歩くとき手を繋いだり腕を組んだりしたがって、  
最初は照れてたラグナスもいいかげん慣れた。  
ドラコは少しでもエッチなことにはすぐ恥ずかしがるのに、  
こういうことには全然照れないようだ。  
誰か他人からあなた彼氏とラブラブなのねと言われても堂々とそうよと答える。  
でもじゃあ夜もお盛んなんでしょと言われたらとたんに真っ赤になる。  
そこらへんに彼女の恥じらいの概念の基準があるらしいことも覚えてきていた。  
 
そんな感じで街角を歩いてた二人は、ばったり見知った顔と出くわした。  
いつも二人の仲を冷やかしてくるアルルだった。  
「おっ、こんちは、おふたりさん」  
「やあ」  
「……いつも暇そうね」  
「失礼な。りっぱな魔導師になるがため日夜めちゃめちゃがんばってるっちゅーねん」  
ドラコはあからさまに憎まれ口を叩いた。  
まあ、そうできるほど気の知れた親友同士でもあるってことなんだけど、  
アルルが二人のラブラブを冷やかすせいで軽くトラブルになることもあるので、  
ドラコが警戒するのももっともなことかもとラグナスは思う。  
普段は天使のように優しく朗らかなのに、たまに性格が悪くなる女、それがアルル・ナジャ。  
「あ、そだ。ねー知ってる?」  
「なにが?」  
「ウィッチが言ってたんだけど、来月ものすごい規模の流星群があるんだって」  
「へえ。それは知らなかったわ」  
とりあえず今日はなにげない世間話から始まった。  
それでそのまま立ち話をする三人。  
 
「それでね、うちの学校の天文部が、地上に落ちてくる隕石をゲットしようって  
けっこう壮大な計画を立ててるみたいなの。  
で、参加するメンバーを出来るだけ多く集めてるってことなんだけど、キミ達もどう?」  
「へえ。うん。いいんじゃないかな。ね、ドラコ」  
「そーねー」  
「でしょでしょ。うまくいけば隕石のかけらを分けて貰えるかもしれないし、  
ただ流星群を見るだけでもけっこう価値」  
 
その時であった。  
 
ひゅおおおお!  
 
三人が立つその場所に、まさに吹き上げるように突風が巻き起こったのである。  
ぶわっ  
これ以上ないくらい見事にアルルのミニスカートがめくれ上がった。  
水色に青の水玉のパンツが思いっきり目の前真正面で晒された。  
「……」  
身ぶり手ぶり夢中で喋ってたアルルは突然のパンチラ、というかパンモロを  
手で抑える間もなくきょとんとしたまま硬直した。  
間近で目撃してしまったラグナスも硬直した。  
ドラコはけっこうタイトめなスカートだったので自分がパンチラすることはなかったけど、  
やっぱり硬直してた。  
 
「……………………ひどいよ、ラグナス、女の子のスカートの中を覗くなんて」  
三人揃って硬直したあと最初に口火を切ったのはアルルだった。  
恨めしそうな顔でラグナスを睨んだ。  
「あっ、いやっ、そんなつもりはっ、ご、ごめん!」  
自分に責任はないと思うのについ謝ってしまうラグナス。  
そしたらアルルはとたんに笑顔に戻った。  
「……あはは。なんてね。別に怒ってないよう」  
 
「そ、そう?」  
「今のは完全に事故なんだし、まあ、許してあげるよっ。あはははっ」  
妙にご陽気に許してくれるアルル。  
「ほ、ほら、ボクだってもうバージンのコムスメでもないし、  
キミにボクの一番大事なところまで見せちゃったわけでもないもんねっ、ラグナス?  
こんなこと、いちいち気にしたりしないもん。あは、あはははははっ」  
アルルはたぶん本当はちょっと気にしてると思った。  
それでわざとバージンとか際どいことを言ってこっちを慌てさせて照れ隠ししてるんだろう  
と、頭では察しがついても、その通りに律儀に慌ててしまうラグナス。  
「え、いやその」  
なんて感じでやりとりをしていると、ドラコがふいに言った。  
「ばかみたい。あたし先に行くから」  
繋いだ手をほどいて、すたすたと一人で歩き出してしまった。  
「あ、え」  
ぽかんとするラグナス。  
「怒っちゃったのかな」  
「え」  
「キミが自分以外の女の子のパンツなんか見たから、やきもち焼いたんだよ、きっと」  
平然と解説するアルル。  
「ボクは今回なんにも悪くないけどね。でもま、追っかけたげたら。ラグナス」  
「あ、うん……」  
「じゃがんばってねー。流星群みんなで見に行こうね。ばいばーい」  
アルルとばいばいしてラグナスはドラコを追いかけた。  
アルルは呑気に手を振ってる。  
なんだかんだ言って、やっぱりいつもアルルに引っ掻き回されるラグナスであった。  
 
「待ってよ、ドラコ」  
「…………良かったわねラグナス。アルルの下着見れて」  
「べ、別にそんなこと」  
「あなた女の子の下着、大好きだもんね」  
 
「う」  
そこをつかれると弱い。図星ではあるから。  
ラグナスは、セックスをするときは、生まれたままの姿で愛し合うことと同じくらい、  
ランジェリー姿のドラコと戯れることが好きだった。  
ドラコにいろんな種類の下着を着せては、その姿を鑑賞して、徹底的にいじくり回して  
パンツを彼女の愛液でぐしょ濡れにさせることが好きでたまらない。  
ドラコはもう100着くらいは下着のセットを持っていると思う。  
完全に下着フェチ。彼女にそう言われても仕方がない面はある。  
 
「そ、それとこれとは全然別だよ。さっきのはただの偶然だし」  
「でも見れてラッキーとか思ってるんでしょ」  
「そんな」  
「女の子の下着だったらなんでも嬉しいんじゃないの」  
 
ドラコはいつもなにかにつけてすぐやきもちを焼く。  
自分のことを好きでいてくれてる証拠だから幸せなことではあるんだけど、  
ここまで言われたら、さすがにラグナスもちょっと言い返したくなってきた。  
 
「…………ちょっと待てよ」  
怒気を含めた声を出して、歩こうとするドラコの腕をぐいと掴む。  
「えっ」  
不意をつかれて驚くドラコ。  
怒った顔をしてみせて、無言で睨む。  
「ラ、ラグナス…?」  
ラグナスはドラコに対して怒ることは皆無だから、効果抜群。一瞬で立場逆転。  
つんつんしてたドラコがラグナスを怒らせてしまったと一瞬で不安な表情になった。  
「ちょっと来いよ」  
「きゃあ…」  
力任せに腕を引っ張って人気の無い路地裏に連れ込んだ。  
怪力なドラコケンタウロスだけど、力は自分のほうが少し上。勇者をなめんなって感じで。  
 
街角の路地裏。というか人一人やっと通れるくらいの建物と建物の隙間の死角。  
ドラコをぐいと押し込んで、二人でそこに入った。  
「いいかげんにしろよドラコ。俺、嬉しいとか一言でも言ったか?」  
「あ、えっと……」  
「俺が他の女にでれでれしたとか浮気したとか、一回でもあるか?」  
「…………な、ない」  
「いつもいつもなんでもないことで騒いで、いいかげんにしろよ!」  
「ご、ごめんなさいっ」  
びくんと肩をすくめて、素直に謝るドラコ。しっぽを弱々しく振った。  
ラグナスはそのいじらしい様子に、すぐに気が晴れてきて内心愉快になった。  
彼女の両肩を手で掴んで、耳元に口を寄せて囁いた。  
「よく聞いて……」  
ドラコは目をぎゅっと閉じて、ちょっと怯えてる。  
「俺が好きなのは、ドラコだけだよ。ほんとに俺、君以外の女なんてなんとも思ってないよ」  
思いっきり真剣にそう言ってあげた。  
 
「え……」  
目をぱちくりさせるドラコ。  
「ほんとう……?」  
ドラコは体の力を抜いて、へなへなになって聞いてきた。  
「ほんと。俺は君だけが好き」  
ドラコとはもう結婚を誓い合って子どもが出来てもいいってくらいの関係なのに、  
彼女はいつも自分のことを好きかって確認したがる。  
ラグナスも彼女の心とカラダをいつも自分だけのものにしていたいって強く思ってるから、  
言ってあげることくらいはどうってことない。  
実際、ラグナスはドラコ以外の女と浮気してみたいとか、ちっとも思っていない。  
他の女に手を出して彼女の心が離れたり、他の男に彼女を触れさせるなんて絶対いやだし、  
彼女と愛し合ってる時って本当に天国で、それさえ味わっていられるなら他になにもいらない。  
「好きだよ…ドラコ……」  
「ラグナスゥ……」  
 
ラグナスはドラコの肩に手を回して、唇を寄せた。  
「あ……ん……」  
そのまま優しく優しくキスしてあげた。ドラコも嬉しそうに受け入れる。  
数秒間キスを続けたら、ドラコは満足して唇を離そうとした。  
でもラグナスはそれを許さずに、さらに吸いつく。  
「んっ、んん〜」  
ドラコの体を強く抱いて、彼女の唇に舌を押し込んだ。  
れろれろ……ちゅるちゅる……  
「ん、んふ、ふあっ」  
ようやく唇を一旦離してあげる。  
「ラ、ラグナス……?」  
「ドラコ……。俺が好きなのは君だけだって、今から証明してあげる……」  
ラグナスはそう言って、抱き締めながら彼女のお尻を撫でた。  
ズボンの中で膨らみ始めたペニスを、お腹にぐりぐり押し付ける。  
「こ、こんなところで……?誰か、来るかも……」  
「そんなことどうでもいい。俺は今ここで君のことを思いっきり犯したいの」  
「ここじゃ、やだ……」  
「だーめ」  
「そ、そんな……ああっ」  
しっぽをぎゅっと掴む。  
弱点をいじめられてひるんだ隙に、彼女のコートのボタンを外した。  
そしてセーターの上から胸をふにふに触る。  
ラグナスはそのままドラコを壁にもたれさせて、自分は彼女の正面にかかんだ。  
顔をセーターに押し付けてすりすりする。  
「んあ、だめ、だめ……」  
だめって言いながらドラコはラグナスの首に手をかけて、拒まない。  
外で、死角とはいえ、間近に人が通る場所でこんなことするのは恥ずかしいって気持ちと  
触ってもらって嬉しいって気持ちが葛藤してるのが伝わってきた。  
もっと葛藤させたくなる。  
「ドラコ、自分でスカートめくって」  
 
「え……。い、いや……」  
「だめだって。俺、下着好きだもん。だからドラコのパンツを今見たいの」  
「でも……」  
「命令。いいから早くめくって見せて」  
「…………」  
ドラコは耳まで真っ赤にして、涙目になって恥ずかしがっている。  
でも、命令に逆らわずに、自分のスカートをずり上げていった。  
恥ずかしがり屋のドラコはきっと死ぬほど羞恥を感じているに違いない。  
でもそれでも自分の命令を素直に聞くいじらしさがかわいくて、嬉しくて仕方がない。  
 
さっきのアルルとは比較にならないくらい至近距離でドラコのパンツをじっくり見る。  
しかもドラコは恥じらいながらゆっくりスカートを上げていて  
やっぱり自分の大好きな女の子がこうやって下着を見せてる姿のほうが何倍もそそる。  
太ももまでのタイトなミニスカートが全部腰までよせ上げられて、  
白の布地に赤い花のレースがほどこされてる可憐な下着が丸見えになった。  
「う、う…………」  
ドラコは必死に恥辱に耐えている。  
そこでラグナスはわざと黙って、じーっと食い入るように見つめ続けた。  
「あ、あの……」  
「じっとして」  
もじもじするドラコを黙らせる。  
しばらくそうしながら観察してると変化があらわれた。  
股間の部分にぽつんと透明な染みが浮かんできた。  
「ふふ、濡れてきた」  
「え、えっ。いや、そんな」  
「おっと、隠したらだめだって。ドラコ、感じてきてるんだね」  
「いや、恥ずかしいっ、そんなことないもん……」  
「そんなことあるよ。ドラコは恥ずかしいのが気持ちいいんだ」  
ラグナスはようやくそこに指を伸ばして、触り始めた。  
「んあぁっ」  
 
ドラコはかわいい悲鳴をあげてびくんってした。  
じわ…と液体の感触がして染みが広がっていく。  
そこを人さし指と中指でさらにくちゅくちゅいじる。  
「んあぁ、いやぁ……」  
ドラコはすんすん鼻を鳴らして、恥ずかしさと気持ち良さに悶えた。  
「あんまり大きな声出したら、表歩いてる人達に気付かれるかもしれないよ」  
「ッ………だ、だったら、もう、やめて……」  
「それはいや。君が声を我慢すればいい」  
「そんな……ひどいよう……」  
ラグナスはドラコに恥辱と快感と、さらに声を出すことも耐えるように課した。  
 
「んうぅ……んぁっ……」  
くりくり……くちゅくちゅ……  
パンツの上から股間をいじり続けた。  
ドラコは声を押し殺しながら反応していく。  
「パンティーぐしょぐしょになってきたよ」  
「……いやぁ、そんな風に、言わないでよう……」  
「まだちょっとしかいじってないのに、もうおまんことろとろだね」  
「いや、いやぁん」  
さっきのアルルじゃないけど、わざと恥ずかしい単語を出して羞恥心を煽ってみる。  
 
ドラコのクリトリスが膨らんできて、パンツの上からでも分かるようになってきた。  
ラグナスは、それを親指と人さし指でそっと触る。  
「ひゃんっ」  
ドラコはトーンの高い悲鳴をあげてラグナスの首に置いてる手に力を込めた。  
「クリトリスが勃起して堅くなってきてるね」  
「ひぃ、ひああん」  
パンツの上から茎に添ってしごいたり、先端をくりくりした。  
下着越しに包皮がめくれたのが分かって、ドラコはさらに高く鳴いた。  
内太ももがぴくぴくしてきて、彼女がもういきそうになってるのも伝わってきた。  
 
「ドラコ…………もういきそう?」  
切なそうにうんうんと頷くドラコ。  
恥ずかしがり屋な彼女だけど、快感の虜になるのも早い。  
「じゃあ、まず一回いかせてあげるから、いくときにはいくって言うんだよ」  
ラグナスは立ち上がってドラコを片手で抱き寄せてもう片手をパンツの中に差し入れた。  
そして愛液で濡れてる淡い恥毛のさらに奥に指を潜り込ませる。  
あたたかくて柔らかくてぬるぬるの中からクリトリスを見つけて直接指でいじくり回した。  
「ん〜ッ、んうぅ、んあぁッ……いっ……」  
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ…………  
ほっぺたや耳たぶにキスしながら、クリトリスを徹底的にしごく。  
「あっ、あっ…だめ!もう…いくっ、ラグナス!いッ……くッ!」  
びくっ  
ドラコの全身が軽く震えた。  
頬を桜色に染めながら彼女のいく表情をじっくり楽しむ。  
「ふふふっ。やっぱりドラコはすぐいっちゃうなあ」  
「あ、はあ、はぁ、ラグナスゥ……」  
「じゃ、ここままもう一回、今度はいっしょにいこうね」  
ドラコは何度でも連続していけるカラダなのでこのまま続行して犯すことにする。  
ラグナスは彼女のパンツをひきずり下ろして、片足の靴を脱がせて抜き取った。  
自分のズボンとパンツもずり下ろして、ぎんぎんに勃起したペニスを出した。  
 
ドラコはふらふらになってまた壁にもたれた。  
そしてうるうるした目でラグナスの巨大なペニスを見つめる。  
「あ、ラグ…ナス、ほんとに、ここで、するの……?」  
「うん、するよ。ドラコのおまんこの一番奥、ここで思いっきり突いてあげる」  
「あ…………」  
その言葉だけで想像したのか、ドラコは膣口から濃い愛液の固まりをとくんと垂らした。  
「クリトリスばかりじってたから、おまんこの中もかき回して欲しくなったでしょ?」  
「…………」  
 
ドラコはしっぽをくねくねさせて死ぬほど恥ずかしそうにしてたけど、  
欲しいです…と小さく呟いた。  
「じゃあ、今すぐ入れてあげるからね……」  
「うん……」  
 
ラグナスはドラコの片足を掴んで彼女の体を抱きかかえる。  
そして下から突き上げるようにペニスの先端を入口にあてがった。  
「いくよ」  
ずにゅにゅ……にゅぐ……  
ドラコの体の中にペニスがゆっくり入っていく。  
ラグナスはたまらない快感を味わいながら、彼女をまたぎゅっと抱き締める。  
「ひゃ、あ、あっ、あ……」  
ドラコは浅い呼吸を何度もしながら、彼の全てを呑み込んだ。  
背中を壁に押し付けて、両足ともラグナスの体に絡ませて、必死でしがみついてくる。  
膣内も絶妙な具合で彼を締め付けてきた。  
「はああ、はー、はあ……ラグナス、ラグナス……」  
ラグナスはドラコの体重を難なく支えて、立ったまま一つに繋がった。  
 
「ドラコ、今、入れただけでまたいきそうになってたでしょ」  
「はっ、はっ、あ……」  
膣壁の襞の蠢きかたで、ラグナスにはそれが分かる。  
「よく我慢できたね……でもこれじゃあまたいくのもすぐだね」  
そう言ってラグナスはぐちゅぐちゅと腰を動かし始めた。  
抱きかかえてる彼女の体もゆさぶって、ずんずん突きまくる。  
「はあ、あ、あああんっ」  
ドラコが夢中になって鳴き声をあげた。  
まだかろうじて声を押し殺そうとする意識はあるみたいだけど。  
ずん……ずん……ずにゅぅ……  
したたる愛液がドラコの太ももをつうっと垂れていった。  
 
やっぱりドラコの中は気持ち良くて気持ち良くて仕方がない。  
ラグナスもペニスが受ける快感以外にも彼女の抱擁、吐息、全てに夢中になっていく。  
 
ラグナスはやろうと思えば何十分でも耐え続けることができるし、  
いつまでもこの天国を味わっていたいと思うけど、そうもいかない。  
いくら死角とはいえ、やっぱり誰かが来るかもしれないし、  
あんまりここで激しくしすぎたらドラコが腰を抜かしてしまうかもしれない。  
「……ドラコ、もういっていいよ。いっしょにいこう」  
「はっ、はあ、あ……ラグ、ナス……!」  
ペニスの先端に堅めの弾力ある感触が当たる、ドラコの子宮口を何度も突く。  
「ああ、あああっ、もう、ダメ…もういくっ、いくいくいくうっ」  
ドラコが両手両足すごい力でしがみついてくる。膣壁も一層きつく締め付けた。  
 
……びくん!!  
「いっ………くうぅ……!」  
「くぅ……」  
ドラコがいったのを感じて、ラグナスも膣の一番奥でペニスを爆発させた。  
びくん、びくん……びくん、びくん……  
 
激しい絶頂の余韻に浸りながら虚脱する二人。  
表通りの雑音が頭に響いた。  
 
「…………じゃあ、そろそろ帰ろうか」  
「うん……」  
ラグナスとドラコはセックスの後始末をして、何食わぬ顔でまた表通りを歩いた。  
でもドラコはちょっとふらつき気味で、ラグナスの腕にしがみついてきた。  
まだ顔も赤い。  
ラグナスはドラコにしか聞こえないように囁く。  
「……パンツ、もうぐちょぐちょ?」  
「ッ……ばかぁ」  
ドラコには愛液で濡れたパンツをまたはかせた。  
 
そして彼女の膣内にも思いきり射精してやったから、それが流れ出て、  
今彼女のパンツはもう淫らな体液混じり合ってぬるぬるになっていることだろう。  
「でも、帰るまでそのままだよ。帰ったら脱がせてあげるから」  
「……」  
「それでまた思いっきり、腰が抜けるまで抱いてあげるからね……」  
「…………はい……」  
 
そんなエロチックな空気を出しながら帰っていた二人だけど、また見知った顔と出くわした。  
道端でウィッチとハーピーが立ち話をしている。  
「おいっす」  
「あ〜、ドラコさん、ラグナスさん、こんにちは〜」  
「え、ええ」  
「やあ、こんにちは」  
ドラコはまだもじもじ気味なので、ラグナスが先導して対応した。  
 
「ちょうどいいところで会いましたわ。ちょっとよろしいかしら?」  
「ん、いいよ」  
「今ハーピーさんにも説明していたところなんですけど……」  
ウィッチが世間話をふってきた。  
ラグナスは快く聞いてあげる。  
ドラコはラグナスと腕を組みながら、必死に平然を装っている。  
でもついさっき、街中でセックスしてしまったばかりのところに  
友だちと出会ってしまったから、きっとまた羞恥心が湧いているに違いない。  
ラグナスはそれを察してる上でわざとウィッチ達と立ち話を続けた。  
 
「来月流星群があるのは御存じかしら」  
「あ、うん。流星群があるってことだけは」  
さっきアルルが言ってた話のようだった。  
「それでですわね、うちの天文部で」  
 
その時であった。  
 
ひゅおおおおおおおお!  
 
四人が立つその場所に、まさに吹き上げるように突風が巻き起こったのである。  
ぶわわっ  
これ以上ないくらい見事にウィッチとハーピーのひらひらのロングスカートがめくれ上がった。  
ウィッチの丈がおへそまである子どもっぽい厚手の白のパンツと  
ハーピーのふちにフリルをあしらったピンクのパンツが揃って目の前真正面で晒された。  
 
「…………!」  
日に何度も女の子のパンチラに遭遇して硬直するラグナス。  
パンチラの流星群って感じ。  
ちなみにドラコは今回もパンチラはしなかった。  
スカートの中がぬるぬるになってて太ももをきゅっと締めてたし。  
 
「きゃああ!」  
ウィッチとハーピーは二人揃って真っ赤になってその場にしゃがみこんだ。  
「な!な!なんですの今の風は!もう!」  
「ひ〜ん、恥ずかしいです〜」  
二人ともいかにもバージンって感じの反応でとても初々しい。  
 
対応に困りながらその様子を見てたら、腕を組んでいたドラコがぎゅっと力を入れてきた。  
彼女は黙って顔を見つめてくる。  
言葉はなくとも何が言いたいのか以心伝心で伝わるラグナス。  
 
好きなのはあたしだけなのよね?他の女の子には興味なんかないのよね?  
 
も、もちろんっ。  
 
おわり。  
 

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