【異世界住民〜オニオン編〜】  
「ここはどこなんだろう。」  
ブルーの瞳に切り揃えられた茶髪をした少女、アルルは辺りを見回すと言った。  
辺りは鬱蒼と茂った森で、見た事も無いような植物が普通に不気味な森をとても不  
気味な森にランクアップさせている。  
「確かぷよぷよ勝負をしてたんだよね。で、確かジュゲムを使おうとしたら目の前  
が光りだして。」  
アルルは気を失う前の状況を思い出せるだけ思い出してみるが、  
「ヤダヤダ、もう考えるのやめよう、カーくんも気が付けばいなくなってるし。」  
肩に乗ってる大飯食らいのペットがいない事実は彼女を意気消沈させるのに一役を  
買っていた。  
 
ガサガサ、しばらく歩くとアルルの背後の茂みから音がした。  
アルルは後ろを振り返り素早く魔導力を練り上げ、神経を研ぎ澄まし警戒する。  
「オーン!!オオーン!!」  
すると、茂みから次々と金棒を持った玉ねぎ頭の鬼、オニオンが飛び出して来た。  
オニオンはアルルを取り囲むと金棒を振り上げいっせいに飛び掛ってくる。  
可愛らしいから傷付けたくないとアルルは思ったが襲ってくる以上戦わなければ  
いけない。アルルは金棒を軽快に避けながら距離を取ると魔法を発動させた。  
「へブンレイ!!」  
アルルは自分の使える魔法の中でも大人数を相手にするのに効果的な魔法を選択  
したが、森に呪文が反響するだけで、何も起こらなかった。  
 
「あれぇ。」  
アルルは素っ頓狂な声をあげた。  
魔法が発動しないのなら失敗したのだろう、しかし、失敗現象である魔導力の逆流  
も暴発、さもなくばまた別の世界に飛ばされると言う減少も起きない。  
「ジュゲム!! ホーリーレーザー!! ばよえ〜ん!!」  
彼女は次々と魔法を放つがやはり何も起きない、彼女は低級の魔法も唱えてみるも  
やはり結果は同じだった。  
 
「どうして〜。」  
アルルは半泣きに近い声を上げてオニオンの繰り出す金棒を避け続ける。  
しかし、魔導師の為かあまり体力の無いアルルはすぐに息が上がり、敵の攻撃への  
反応も鈍り始める。  
「オーン!!」  
背後から飛び掛ったオニオンに反応が遅れて、アルルは後頭部にモロに強烈な一撃  
を受けてしまった。アルルは頭から血を流して気を失った。  
「ウオーン!!」  
オニオンたちは一斉に喜びの声を上げて、ばたんきゅ〜状態のアルルを縄で縛り上  
げ、自らの住処へと運んでいった。  
 
「う・・・ん・・・。」  
アルルは少し呻くと目を覚ました、身体を動かそうとするが、手足は動かない。  
自分の身体を見回してみると木の棒を二つ十字に組み合わせたシンプルな磔台に縛  
られている。  
辺りは開けた場所で、目の前には気味の悪い森が広がっている。  
 
「オーン!!オオーン!!」  
少しすると自分を気絶させたオニオンたちの声がした、すぐに森の茂みから次々と  
この開けた場所にやってくる。  
オニオンたちが集まってくる様を見て、アルルは何かの儀式を思い浮かべた。  
彼らなりの儀式なのだろうか、オニオンたちが集まると群れの長なのだろうか、他  
よりも一回り大きいオニオンが金棒を持って自分に近づいてきた。  
 
「ペドーン!!」  
その一回り大きいオニオンは叫んだ、それがアルルには儀式が始まる合図の様に  
思えた。一回り大きいオニオンはアルルの服に手を掛けて乱暴に引き裂き始める。  
「や、ちょっと、やめてぇー!!」  
アルルの叫びも虚しく服はビリビリに破かれ殆ど一糸纏わぬ状態になったアルル  
は恐怖に身を強張らせた。一回り大きいオニオンは金棒をアルルの秘所に当てる  
とグリグリと回す、すぐに淫らな音がするとアルルは声を上げた。  
「あ、いや、やめてぇー!!」  
必死の哀願もオニオンたちには届かない、寧ろオニオンたちを興奮させる材料に  
なっていた。  
アルルの泣き叫びと嬌声が混ざった声と淫らな音以外に何の音も無い広場で行わ  
れているオニオンたちの儀式はまだ始まったばかりである。  
 
「お願い、もう許してぇ・・・。」  
アルルは泣きながら懇願した。相変わらずアルルの秘所は金棒で弄られている。  
一回り大きいオニオンはアルルの懇願に答えるかのように秘所から金棒を離した、  
アルルの秘所に触れていた金棒にはアルルの愛液がついている。  
 
「メギドーン!!」  
一回り大きいオニオンは金棒を高高と掲げて叫んだ、それが合図となり今までア  
ルルが犯されているのを眺めていたオニオンの群れがアルルに殺到する。  
「オオーン!!」  
ある者はアルルの秘所を弄り、ある者は愛液をすすり、ある者はアルルの胸に噛  
り付く。  
「いやぁー!!もう、許してぇー!!」  
アルルはあらん限りの叫び声を上げるとイってしまった、ぐったりとしたアルル  
を見てオニオンたちはつまらなさそうにそれぞれ森の茂みの中へと消えていった。  
 
アコール先生に発見されるまでの間ずっとアルルはオニオンに犯されていたらしい。  
因みに蛇足ながらアルルの魔法が発動しなかったのはオニオンの一部が茂みに隠れ  
て魔法封じの結界を張っていたとのことだそうである。  
 
終わり  
 

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