「ん〜ふふぅ♪」
ついに、私は捕まってしまった
…危険な相手に
「やっと捕まえたよ。お姉ちゃん」
私の両手首をワイヤーで縛り、高い場所の枝に結んでしまった私の妹
「も〜大変だったんだからぁ。追っ掛けても逃げちゃうしぃ」
「……」
「あ、またそうやって怖い顔してる。ほんとは妹の私に会えてうれしいんでしょ?」
憎たらしい笑顔で私のほっぺをつつくエリナ
でも、目は笑ってない…
「私は会いたかったよ。ずっと。ずっと!」
「んぅっ!」
むき出しになっている私の脇腹にツメを立てた
少しだけ食い込んだツメから私の紅い血が流れる
「フフ…♪おいしいね、お姉ちゃんの血」
そのツメを長い舌でぺろりと拭って…
「安心して。今日はお姉ちゃんをイジメるつもりだけど、今みたいな痛い方じゃないから」
「え…?」
妖しいにやにや笑いを崩さずに両手の手甲を外す
「きゃあぁっ?!」
エリナの手が
私の脇腹を素手の爪で突いてきた。
「コチョコチョコチョ〜♪」
その指はまるで虫の様に私の脇腹をはい回る。
「や、やめっ、やだっ、あはっははは!」
逃げようとしたけれど両手首のワイヤーががっちり食い込んで動けない
私がくすぐったさで身を捩るたびに余計に食い込んでくるみたい
「んふふ♪お姉ちゃんたらかわいい反応ですねぇ♪」
涙で目の前がにじんでよく見えないけどエリナの目がさっきよりも冷たく見えた
…昔からこうだ
エリナは私と体を密着させるとこんな目をしてた…
見てるだけで身動きがとれなくなる様な、ガラス細工の玉みたいな目
「脇がさみしそうだねぇ♪でもちゃんとイジメてあげるからねぇ♪」
「あはははっ、ははっ!ひひひひひ…ふぁあ、あ」
自分でも出したこと無い様な奇妙な鳴き声が、制御できずに際限無く漏れ続けている。
「…だんだん汗ばんできたね」
「きゃあ?!」
エリナは
くすぐりながら、私の胸元に舌を這わせてきた。
「汗もおいしいんだね…」
その目の冷たい輝きがさっきよりも更に大きくなった気がする
「はぁ〜…はぁ〜…はぁ〜〜〜……」
もう笑い続けるのも疲れてきて声が擦れてきた。
でも、くすぐられることに慣れてきたわけじゃない
「汗で顔に髪が張りついてるよ。えっちな顔だね…♪」
エリナは私の後ろに回り込んで、胸やお腹に指を這わせている。
「や……めて…」
「聞こえませぇん♪はむ♪」
「あぁっ!」
一度に責めてくる場所が複数になった。耳たぶを噛みながらおへそのまわりをくすぐって…
「うへへへ♪ぴくぴくしまくりだね。もう降参?」
「…………」
ここで降参しても
−エリナはやめないだろう
「返事してくれなきゃわかんないよぉ」
「きゃ…っ!」
エリナは、私のパンツに指をかけた。
「降参したらこれ以上はイジメないよ?」
耳元で怪しく囁いてくる。
「だけどぉ、まだ降参しないんだったら…いれちゃうよぉ?」
「誰があんたなんかに…!」
擦れた声を精一杯絞りだして抵抗した
「あ、そ。じゃヤッちゃお」
私の返事を予想していたのか、エリナはすぐに指を…
「あぁうっ!!!」
一気に根元まで指を突っ込まれて思わず声が出てしまい
「ホラ♪ホラ♪きこえる?やらしい音」
悔しい…っ
されるがままなのに、どうしてこんなに…
「あ…なんかだんだん滑りがよくなってきたみたいだよ…」
な、なによこの動きぃ…っ?!
これ、指なの…?!
「アンッ、あぁっ!んぁあっ!」
「犬みたいだねお姉ちゃん。舌なんか出しちゃって、ハァハァいっちゃってさぁ」
エリナも興奮してる
体をぴったりくっつけて、下半身を私のおしりにこすり付けてるから
「…っ!」
「…イく?いいよ、遠慮しないで!」
「あうっ!!」
中の¨突起を¨強くつぶされて
「んっ!ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ…!!」
「キャハハハハハ♪やだぁ、すごぉーい…潮ふいちゃってる」
また…
エリナに…やられた…
「ごちそーさまでした♪お姉ちゃん」
縛られていた手首を解かれ、倒れそうになった私を抱き締めたエリナ
「ちゃんと味わって♪こゆーい自分のアレ」
「ん…ふぅ…」
細い指が私の口の中を這う。
「家に帰れば毎日私とHできるよ…?」
耳元の妖しい囁きと
火照った体のけだるさが
私の気持ちを揺らがせる
「…私は……」