アイリ「世間から最弱キャラ扱いされて切ないですわ。こうなれば魂のやけ食いですわっ!
鶏肉と牛肉… ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な〜☆」
リスティ「俺は牛肉かいっ」
ナナエル「おい、それだと最初に指差された私の方が不利じゃないか」
アイリ「それではリスティさんの方にしますわ」
リスティ「待て待て、こいつは俺よりも体力が3点も高いぞ」
ナナエル「いーや、頭のてっぺんから足の先まで筋肉になってるこいつの方が美味い!」
アイリ「困りましたわねー」
リスティ「そう言えばお前さん、相手に絶望を与えた方が魂が美味いとか言ってたな」
アイリ「はあ、まあそうですが…」
リスティ「俺なんか戦争のせいで両親を失ってるし、育ての親もつまらない事で殺されちまってな。
忌々しいエルフ野郎に我が家も奪われて散々よ」
ナナエル「じゃ、じゃあ、ますますこいつにするべきじゃん。特上の牛肉って言ってるようなモンだし」
リスティ「でもまぁ、つらい目に合うのはいい加減慣れちまったなぁ。
俺よりも挫折のざの字も知らないこの鳥女を絶望させた方が面白いぜ。
だいたいお前さんを最弱キャラだなんて言い出したのは鳥女の方なんだからな」
アイリ「分かりましたわ。それでは鶏肉料理の方を選ぶ事にしますわっ」
ナナエル「ま、待てっ、そもそも最初に最弱言い出したのはこいつのほ… ふ、服は脱がさないでぇ〜」