「うあ〜…暇なのだ〜。」  
広い職員室に小柄な人物一人。  
アカデミーが誇るロリ(?)教師マロンその人である。  
彼女が暇を持て余すのには訳がある。  
 
昨日  
「じゃあ頼みましたよ。」  
「…あい。」  
「では、行くとするかの。」  
ヒューン…  
「…これでとうとう一人。」  
夏休みは教師たちにもある。三日前にアメリア、フランシス、ガルーダが、一昨日にミランダが、そしてその日ロマノフとリディアが休暇で旅行へと旅立った。  
そして残された仕事の山。  
これはマロンの魔法でチョチョイで終わった。  
その後、である。暇つぶしに悩んだのは。  
 
「誰もいない…帰れないからゲームも無理…最悪なのだ〜…」  
せめて明日になればガルーダが帰ってきて交代して旅行にもゲーセンにもいける。  
わかっていても辛いこの時間。  
「はぁ〜…誰か来ないかなぁ…」  
そうは言うが実際生徒もほとんどがやはり帰省してたりする。期待はできない。  
「…見回りしよ。」  
座ってウダウダするのも飽きた。  
席を立ち校内及び寮の見回りをする事にした。  
誰かいることを密かに祈りつつ…。  
 
ほぼ無人であろう寮内をぶらぶら歩く。  
いつもなら活気に溢れるそこは閑散としていた。  
ドアには鍵がかかっており部屋主の無人を示す。  
「うぅ〜、寂しいよぉ…」  
事実彼女は宿直で一人でいたことがない(無理矢理アメリアを連れ込むのだ)。  
意外に寂しがり屋さんでもあったのだ。  
「誰かいないかなぁ…寂しいし暇だし…切ないよぉ。」  
廊下を彷徨きため息をもらす。  
もう…いやだ。  
 
同時刻  
「ふあぁ…ようやく終わった…」  
自室で机に向かっていたレオンが大きく伸びをした。  
「全く休み返上で追試レポートなんて…ロマノフ先生も厳しいぜ。」  
実は彼学問の期末試験でヘマをして合格出来なかった。  
そのため追試レポートを課され今日ルキアやカイル達と約束していた海水浴にも行けずじまい。  
要するにレポートが終わった今暇になったのだ。  
「ふあ…流石に徹夜は…ねむ…」  
しかし暑い日差しが安眠を阻む。  
どこかいい場所はないか…?  
「保健室とか涼しいよな?」  
記憶では保健室は風通しがよくカーテンも遮光性があり快適。  
水も飲めて文句無し。  
「よし、行ってみっか…」  
だるい腰を上げ軽く準備をする。  
ひとまず一口パンをかじり部屋を出た。  
 
「ふぁ…」  
欠伸をしながら廊下を歩く。  
無論誰もいないだろうと思いこんでいる為、スキだらけ。  
まさか次の瞬間曲がり角であの人に会おうとはゆめ思うまい…。  
 
「…あれ?」  
今確かに見えた。赤い髪の少年が歩いているのが。  
「いた…いたよぉ…♪」  
ようやく自分以外の人を見つけた。  
こんなに嬉しいことはない!  
無論つかまえる事にする。  
「レオンく〜ん!!」  
「ん…どわぁっ!?」  
いきなり抱きつかれる。  
眠気でそのままふらつき倒れ込む。押し倒された。  
「会いたかったよぉ〜♪」  
「ちょっ…ぐるじ…」  
「あっ、ごめんごめん。」  
いそいそとレオンから降りる。  
「…何でマロン先生がいるんスか?休みは…?」  
「えへへ…かくがくしかじかってことなの。ねえ、暇だよね?」  
「いや…俺今から…」  
眠いんで保健室へ…と言い切る前に腕を掴まれ引っ張られていた。  
「じゃあ一緒に宿直室で遊ぶのだ!さっ、レッツゴ〜ッ♪」  
グイッ  
「ぬぁっ!?待っ…ふぐぉっ!?」  
眠くて力が入らない以前に出所不明の異様なまでの馬鹿力。  
どうにせよあらがう術はなくずるずると連行されていく…  
 
宿直室は様々な先生が利用するためいくつかの私物が置いてある。  
その中には明らかにマロン先生のテーブルゲーム類(アメリア先生と遊ぶ用)がある訳で…  
「ほら!レオンくん、早く〜!」  
「……あ゛い?」  
今まさにその中にあったトランプをして遊んでいたのだが…今やレオンは眠気で完全に意識が上の空。  
「……もしかして寝てるの?」  
「ぁ…?寝てないっスよ〜。俺、寝てる…あれ?」  
「はぁ…説得力無いのだ。」  
やれやれと素直に寝かせることにした。  
まぁ自分のワガママにつきあってもらったのだからこの位許してあげよう…  
「よいしょ…」  
布団を敷いてその上にレオンを転がす。  
「くかー…」  
「………何だかあたしも眠くなってきた…」  
しかしこの部屋は一人宿泊前提のため布団は一つ。となれば…  
「お邪魔しま〜す…ふぁ…」  
隣に入り込み布団をかぶると心地よい眠気が訪れてそのまま眠りに落ちてゆく…  
「いー夢見たいなぁ…むにゃ。」  
一つの布団に男女が一組。  
恋人?兄弟?否、生徒と教師。  
奇妙な光景であることにまず間違いはない。  
真夏の暑い昼下がりはこうして過ぎていく…  
 
「…ん?ふぁぁあっ…」  
日も傾き涼しくなりだした頃レオンは目覚めた。  
「えっと、ここは…宿直室か。で、何してたんだっけ…?」  
あたりを見渡す。散乱したトランプ、飲みかけの麦茶、隣で寝てるマロン先生。  
「あぁそうだ…無理矢理つれてかれて……ん?隣で寝てるマロン先生…!?」  
「ふにゃ…殺してでも奪い取るのだ〜…」  
「えっ!?これって……もしかして俺、寝ぼけて先生と過ちを!?」  
慌てて掛け布団をめくる。マロンの服は…上ははだけ下はめくれ上がっている。  
だらしなく下着が露出した状態だった。  
「…やばい……殺される…!」  
すぐさま布団から抜け出ようとするがマロンが腕にしがみついて離れない。  
「ふへへ〜………ハゲは冥府逝きなのだ〜♪」  
「…マジかよ……どうしよ……」  
うろたえるレオン。  
しかしそんな時一瞬邪な考えが頭をよぎる。  
(…待てよ?もう過ちを犯しちまったんなら…これ以上やっても問題無し……だよな!?)  
なるほどなかなかいい考えだ。  
たちまちレオンの心はダークサイドに支配される。  
「…へへ、じゃあいただいちまうか。」  
すぐ横に悪魔がいるのに幸せそうに眠るマロン先生。  
これから何をされるかなど知る由もなかった。  
 
「さて…」  
そっと腕を振り解きはだけた上着を更に脱がす。  
キャミソールも上にずらし控えめなブラも外す。  
「へへっ、やっぱりてんてーはぺったんこですか……」  
別にロリコンな訳ではないが今のレオンの性的衝動を駆り立てるには十分すぎるもの。  
まずは桃色の頂を軽く指でいじる。  
「にゃ……ん、ふぅ…」  
寝息が若干甘くなる。  
それと同時にそこは徐々に硬く、張ってくる。  
「美味そうだ……」  
レオンは迷わずマロン先生の胸板に顔を近づける。  
そして……しゃぶりだす。  
「れろ…んちゅ、ぴちゃ」  
「ん、んぅっ…ふみゅ…」  
徐々にとろけていく寝息も堪能しつつ舌の動きを止めない。  
普段の熱血好青年のイメージとはかけ離れている。  
これは……女を弄ぶ男のそれだった。  
「んっ…んぁっ…はふっ……」  
「ちゅる…ぷはっ。さて…次はどうするかな?」  
悩むレオンにめくれたスカートの中身が目に入る。  
白いシンプルなショーツにははっきりと認識できるシミが…。  
「んっ…?こっちもできあがってるか。どれ…」  
ショーツの上から直接舌を這わせる。生ぬるい感触がマロンを襲う。  
「ふあっ…!?…んん…ひ…やぁ…!」  
徐々に快楽により意識が覚醒していく…  
 
「んふっ…にゅっ……?…んんっ!?」  
目が覚めた。  
下半身から絶えず快感が襲ってくる。  
身体が……熱い。  
「ひぁっ……!!なに…?んぅ…!」  
「お…?ようやくお目覚めですかてんてー?」  
マロンの股の間からニヤリとしながら顔を上げるレオン。  
しかし彼女の知るレオンはこんな邪悪な顔をしない。  
「な……何してるの?」  
「決まってるじゃないスか?第二ラウンドっすよ。」  
「えっ…?……ひっ!!」  
レオンは再び顔をマロンの股の間に埋めショーツの上から舐め続ける。  
ジュル…ニチュ…  
「だめぇ……こんなの…んっ…ダメだよぉっ!」  
「ははっ…何言ってるんすかてんてー。もうヤっちゃったんだから…いいっしょ?」  
ショーツを下に乱暴にずらし無毛の割れ目をなぞり、肉芽の付近をじらしながら反応を楽しむ。  
「やっ……してないっ!してないよぉっ!…んふぅっ!!」  
「またまた…言い逃れは見苦しいぜてんてー?」  
じらし続けてきた物をここでキュッと摘む。  
「ひゃうんっ!や…やだぁ…ひっく…やめてよぉ……」  
次第に性経験のないマロンは泣き始めた。  
それをよそにレオンは直に肉襞に舌を触れる。  
グチュグチュとわざと被虐心を煽らせるように…  
 
「やだっ…やだよぉ……」  
「そんなこと言って…こんなに濡らしてるのは誰ですかね?」  
「う…うぅ……」  
もはや未知の快楽に身をよじるしかない。  
マロンの秘裂は何ともつかぬ液体でぐしょぐしょになっていた。  
「てんてー…そろそろイかせるぜ?」  
「えっ?…くぅっ…ふにゃあっ……!」  
舌の動きが激しく、的確に性感帯を刺激する。  
経験がないマロンにはかなり強烈な感覚。  
「やぁっ……なに、これ……!!」  
徐々に上り詰めていく。そんな感覚。  
そして…  
「うぅん…だめっ……ふにゃあぁぁぁっ!!」  
初めての絶頂を迎える。  
全身を痙攣させその感覚に酔いしれる。  
「…へへっ、イっちまいました?じゃあ俺もそろそろ…」  
「はぁ…あふ……んぅ……?」  
ぼんやりしたマロンの目の前にはいきり立ったレオンの分身。  
その異形な物を目の当たりにし畏怖を感じずにいられない。  
「中で気持ちよくさせてもらいますか…!」  
「へっ…?中って……やっ!いやぁっ!!」  
マロンを布団に押さえつけ脚をM字に広げる。  
その中心にだんだんと異形の物が近づいてくる…。  
「やめてレオンくんっ!おねがい…やめてよぉっ!」  
しかし今のレオンがここで止めるはずがない。  
 
熱い物がメリメリと入り込んでくる。  
徐々に侵食される感覚。  
同時に耐えがたい苦痛。  
「いっ…う……ぐぅぅぅっ……!痛いっ…痛いよぉ!」  
「うぅ…!なかなかきついぜ…」  
更に侵食を続ける。  
するとレオンは違和感を覚えた。  
何かが進行を阻んでいるのだ。  
「…えっ!?」  
しかしもう遅い。  
ブチブチと音を立てマロンの純潔が散っていく。  
「いぎっ…あうぅっ…!?くあぁぁぁっ!!」  
「ヤって…なかった……」  
レオンはようやく自分の誤りに気づいた。  
同時にどんどん邪気が抜けていく。  
そして罪悪感に打ちひしがれる。  
「せ…先生…!」  
「ひくっ…レオンくん……ひどいのだ……」  
結合部からは痛々しく鮮血が流れる。  
「先生…俺…俺っ!」  
許してもらえるほどの償いの言葉が浮かばない。  
次第にレオンも泣き出しそうになる。  
「…俺…最低だ。」  
引き抜こうとするレオンをマロンの脚が阻んだ。  
「…先生?」  
マロンの顔は泣いてはいたが、しっかりとレオンの眼を見つめていた。  
「今途中で止めたら…殺すのだ。」  
「…っ!」  
「最後まで…責任取ってよ…」  
その視線に強い意志を感じたレオン。  
「……わかりました。」  
もう迷いはなかった。  
 
再び奥へと入っていく。  
非常に狭かったが、目が覚めたレオンはマロンを気遣いながら歩を進める。  
「くぅっ……!!」  
「先生…大丈夫っすか?」  
「へーき…へーきだから…最後まで…」  
マロンはもう涙を見せない。  
強い人だ、とレオンは感じた。  
「…っ…着きましたよ。先生…」  
「うん…あったかい…」  
「先生も…すごく…」  
2人は互いを感じあう。  
少しずつ愛しさがこみ上げてくる。  
「…先生…俺、もうっ…!」  
「いいよ…来て…動いて……」  
本能が理性を侵し始める。  
初めてのマロンを気遣う余裕がなくなったレオンは大きく動き出す。  
「んんっ…!ちょ…はげし……あぅっ!」  
「先生…先生……!」  
痛みに耐えていたマロンも徐々に余裕ができてきた。  
「やだ……!マロンって、よんでぇ…」  
今だけは先生生徒の関係は捨てたい。  
そんな想いが口から出る。  
「せっ…マロン…俺……!」  
「レオンくんっ…!」  
2人はどんどん上り詰める。  
そして…  
「だめだっ…出る!」  
レオンが熱いたぎりを吐き出す。  
そのわずかに後。  
「んふっ…ふぁ……あぁぁぁぁぁんっ!」  
マロンも絶頂を極めた。  
その後2人は体力が回復するまでしばらくつながったままでいた……  
 

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