アカデミーの一日の授業を全て終えた放課後。
自室でもくもくと怪しげな煙を立たせながら調合中のマラリヤ。
「出来たわ・・・新しい薬・・・。」
今までの知識と経験を束ねて作成された薬。
その効果の程は未知数だ。
「実験台は・・・誰にしようかしら・・・。」
大切なアロエに飲ませる前に誰か手ごろな人間で実験をしなければ・・・。
そんなことを考えていると部屋のドアがこんこんとノックされる。
「誰かしら・・・?どうぞ。」
「失礼しますわよ。」
ガチャリ、とドアが開いた。来訪者はシャロンであった。
「シャロン・・・?どうしたの?」
「貴方のお部屋のアロエさんが教室に忘れ物をしたので届けに来たのですわ。」
うんざりしたような顔をするシャロン。大方先生に言いつけられて嫌々来たのだろう。
「あら、それはわざわざありがとう・・・。そうだ、折角だから何か飲んでいかない?・・・ご馳走するわ。」
マラリヤの目がきらりと光る。どうやら獲物を定めたようだ。
「そうね・・・丁度のども渇いていたところだしご馳走になるわ。」
にやり、とシャロンには気付かれないようにほくそえむマラリヤ。
「それじゃあ中に上がって・・・。」
「お邪魔しますわよ。あ、アロエの忘れ物はここに置いておきますわね。」
何の疑いもなく招き入れられるシャロン。
その様子から察するに本当にのどが渇いていたようだ。
「お待たせ・・・。」
先ほど調合したばかりの薬品を普通のコップに移し変えてシャロンに差し出す。
「ちょっとマラリヤさん・・・なんなんですの?この毒々しい色の液体は・・・。」
「新製品よ・・・さぁ、飲んで・・・。」
「ちょ、新製品て貴女が調合したものなのですの?」
「・・・飲むと胸が大きくなるのよ。」
「頂きますわ。」
胸が大きくなる、という言葉に触発されてつい反射的にグビット飲み干してしまうシャロン。
「さて・・・どうなるのかしら・・・ドキドキだわ・・・。」
「・・・。」
「・・・?シャロン?」
「・・・ぅぅ。」
「・・・薬が効いてきたのかしら・・・それにしても早すぎるわね・・・調合を間違えたかしら・・・?」
「・・・ぁ、ぁぁぁぁ!」
突然ガタッと立ち上がるシャロン。
「こ、これは一体なんですのぉぉぉ!?」
「・・・?」
シャロンの股間の部分に女の子ではありえない膨らみが浮かんでいた。
その膨らみはスカートを猛々しく持ち上げて自己主張をしている。
「あれ・・・おかしいわね・・・ただの媚薬のはずなのに・・・?」
「マラリヤさん・・・?やってくれましたわね・・・?」
マラリヤに詰め寄るシャロン。
その顔はまるでアルコールが入ったかのように赤らんでいる。
シャロンは薬の副作用のせいで酩酊状態になっていた。
「大丈夫・・・しばらくすれば元に戻るわ・・・。」
「しばらく・・・?わたくしに長時間こんなモノを付けていろと!?」
ぐいっとさらにマラリヤに詰め寄るシャロン。
その距離は既にお互いの吐息が感じられるほどだ。
「一時的に陰核が肥大化しているだけだから・・・。」
「こんなんじゃ外を歩けませんわ・・・こうなったらマラリヤさんの体で責任を取ってもらいますわ。」
「・・・え、ちょっと待っ・・・。」
言いかけた唇が柔らかなシャロンの唇でふさがれる。
「ん・・・!んーっ!」
突然の出来事で思わず取り乱してしまうマラリヤ。
「ん・・・マラリヤさんの唇って温かくて柔らかくて気持ちいいですわ・・・。」
「駄目・・・!シャロン、やめて・・・!」
「逃がしませんわよ・・・。治まるまでお相手してもらいますから・・・。」
がしっと両手でマラリヤの頬をつかみ、逃げられなくする。
「マラリヤさんの口の中を味見させてもらいますわ・・・。」
「んむぐ・・・んー!」
強引にマラリヤの口内へと侵入するシャロンのしなやかな舌。
シャロンを撥ね退けようと抵抗を試みるが体に力が入らない。
どうやら唾液を通じてマラリヤも若干薬の効果に支配されてしまったようだ。
室内にくちゅくちゅとお互いの舌と舌が交わる淫靡な音が響く。
「んん・・・マラリヤさんのお口の中、熱くてとろけそう・・・。」
「はぁはぁ・・・こ、こんなところアロエに見られたら・・・。」
「ではそろそろわたくしのモノも慰めていただきますわ・・・。」
すっと手をスカートにかけて下にずりおろす。
上品な下着の中から不釣合いに肥大化した陰核が飛び出した。
形は男性器そのもの。
同年代の男子たちと同様に先端は包皮に包まれており、仮性包茎状態だった。
「さぁ、咥えてくださいまし・・・」
「嫌・・・変な匂い・・・。」
マラリヤの小さな口にシャロンの擬似ペニスが浸入していく。
「失礼ですわね・・・ならちゃんと貴女のお口で綺麗にして貰いますわ・・・。」
「ぅぅっ・・・。」
マラリヤの口の中で陰核の包皮がめくれ、亀頭部分があらわになる。
「ああ・・・いい・・・気持ちいいですわ、マラリヤさん・・・。」
両手でマラリヤの頭を抱え、前後に腰を降り始めるシャロン。
「やっ・・・やめて!気持ち悪い・・・うぇっ・・・。」
「吐き出したりしたら承知しませんわよ?貴女の可愛がっているアロエにこの事を話しますわよ?」
「・・・!お願い・・・それだけは・・・我慢するから・・・!」
気丈に振舞っていたもののアロエの名前を出された途端に涙ぐむマラリヤ。
「ふふ、いい子ですわね・・・」
マラリヤの頭をなでまわし、そのままその手を後頭部、うなじ、背中へと這わせ・・・
「・・・!」
びくんっ!とマラリヤの体が跳ねた。
シャロンの指はマラリヤの白くて弾力のある臀部の割れ目にあてがわれていた。
「そろそろお口は飽きましたわ。・・・次はお尻をくださいな。」
「な・・・お・・・お尻だなんて・・・。」
「いつもルキアさんがわたくしのお尻を苛めますの・・・なので一度わたくしもお尻を攻めてみたかったのですわ。」
「いつもルキアって・・・じゃあルキアにすれば・・・!」
「わたくしは、”今”貴女のお尻が欲しいのですわ・・・。」
「・・・痛っ・・・!」
つぷっとシャロンのしなやかな指がマラリヤの肛門の中に吸い込まれた。
「いきなり挿れたら切れてしまいますから慣らしてあげますわ・・・。」
一度挿れた指を抜いて口に含み、唾液をねっとりと付けて再びマラリヤの肛門へ。
「ゃ・・・中で・・・かきまわさないで・・・!」
「ちゃんと広げておかないと後で痛いのはマラリヤさんですわよ・・・?」
「ひぅっ・・・。変な感じ・・・。」
「前のお口もだいぶ濡れてますわね。丁度いいですわ。潤滑油に少し貰いますわ。」
空いているもう片方の手でマラリヤのぬるぬるの愛液を肛門まで伸ばして塗りたくる。
「ぅくっ・・・。」
「さて・・・これだけほぐせば十分ですわね・・・マラリヤさん、貴女の大好きなキノコ、お尻から食べさせてあげますわ・・・!」
マラリヤの背後に回りこみ、背中を押さえつけて四つんばいにする。
「やだ!要らない!・・・そんなの嫌・・・」
ぴちゃっと、ぬるぬるになったマラリヤの肛門にシャロンの仮性包茎の擬似ペニスがあてがわれた。
「・・・入れますわよ・・・。」
「待って!・・・あ・・・!」
みちみち・・・と輪状の筋肉を押し広げて腸内へと浸入するシャロンの擬似ペニス。
「ぅぁぁぁあっ・・・!」
「あん・・・きついですわ・・・。」
「か・・・は・・・!痛い・・・!お願い・・・抜いて・・・!」
「もう先端は入りましたわ・・・ここで抜くと逆にもっと痛みますわよ・・・?」
「ごめんなさい・・・もう許して・・・薬の実験台にしたことは謝るわ・・・!」
「わたくしをここまで興奮させておいてなにを言いますの?貴女の中でたっぷり出してスッキリするまでは止まりませんわ・・・。」
「・・・そんな・・・!」
泣いて許しを請うマラリヤ。いつものクールな彼女の面影はどこにもない。
「あら・・・マラリヤさんこの方が可愛いんじゃありません?貴女もやれば素直になれるじゃないですの・・・。」
「ひっく・・・ひっく・・・ごめんなさい・・・シャロン・・・許して・・・。」
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅと狭いマラリヤの腸内をかき混ぜ続けるシャロン。
「マラリヤさんのお尻の中、熱くて狭くて気持ちよくてもう射精ちゃいそうですわ・・・。」
一刻も早くこの苦しみから解き放たれたいマラリヤはシャロンの射精を促そうと自ら肛門を締め付ける。
「あっ・・・!そ、そんな、自分からお尻を締め付けてくるなんて・・・!あ、もう射精ちゃいますわ!」
ずにゅっ!ずにゅっ!ずにゅっ!と根元まで差込み、一気に引き抜く激しい運動を繰り返すシャロン。
「痛いから・・・早く・・・射精して・・・っ!」
「ああうっ!射精しますわよ・・・!」
びゅくん!びゅくん!とマラリヤの腸内でシャロンが大きく動いた。
「(あ・・・出てる・・・)」
腸内に熱いものが流し込まれる感覚が伝わった。
「はぁぁ・・・いい気持ちでしたわ・・・マラリヤさん・・・。」
「私は・・・痛かった・・・。」
「全部出してスッキリしましたわ・・・あら。」
シャロンの股間にいきり立っていたものは射精し終わるとみるみる小さくしぼんでもとの陰核に戻った。
「ふふ、いつもルキアさんとするときは魔法で大きくしているのですけど・・・貴女の薬品の方が便利そうですわね。」
「・・・うう・・・。」
事が終わっても痛みのあまり泣きやめないマラリヤ。
その肛門からは先ほど注入されたシャロンの精液やら血やら分泌物が混ざり合わさったモノが流れ出ている。
「それではわたくしはこれで失礼しますわ。気が向いたらまた先程の薬品を貰いに来ますわ。」
「そんな・・・あれは偶然出来たもの・・・!」
「貴女がお尻の穴を犯されて泣き叫んでいたことをアロエさんが知ったらどんな顔をするでしょうね?」
「・・・!」
「オホホホ・・・。始めはどうなるかと思いましたけど思わぬ収穫でしたわ。・・・それでは御機嫌よう。」
シャロンは服を調えると半裸になったマラリヤを置いて部屋を立ち去った。
辺りに残った淫靡な匂いが先ほどの淫行を物語っている。
「・・・呪ってやる・・・。」
ごろり、と仰向けになり、虚ろな目で天井を眺めながらそう一言呟いた。
ー続くー