ルキアが行方を眩ませ、早くも一ヶ月以上が経った。  
警察やアカデミー関係者が、所謂立ち入り危険区域や立ち入り禁止区域を除く、あらゆる場を捜索しても影さえ見つからない今、捜査が打ち切りとなるのは当然の成り行きだった。  
ルキアと良い仲だったレオンは最後まで探すことを諦めなかったが、所詮は一介の青年でしかないレオン。  
彼一人でどうにかなるほど、状況は甘くなかった。  
 
何故ならば、ルキアは今もただ触手たちの母体として、自身が産み落とした触手や蟲の凌辱を受けながら、日々新たな子を孕み、産み続けているのだから。  
 
 
アロエはその日、空を飛んで遊んでいた。  
ごく最近空を飛ぶことが出来る様になった少女は、飛べなかった頃の鬱憤を晴らすかの如く、風を切り、空を舞った。  
みるみるうちに表情を変える地上の風景。  
それを楽しみながら飛行するアロエに、一機のヘリコプターが迫りつつあった。  
 
ヘリコプターのプロペラ音が聞こえたアロエは、空を飛ぶのに使った魔力の関係もあり、一度降り、休もうと考えた。  
危険回避も出来るし、丁度真下が青々とした森だ。  
 
「ちょっと休んで、学校に帰ろっと♪」  
 
ゆっくりゆっくりと森に降り、手頃な樹の下にへたりこむ。  
遊び過ぎた疲れと、魔力の酷使。  
二つの要因は、やがてアロエに睡眠を促し、アロエはゆっくりと意識をおとしていった。  
 
ここが、今もルキアのいる場所、【闇の森】とも知らずに。  
 
アロエが違和感を感じて目を覚ました時、アロエは眠りに着いた樹の下で、ただ両手が蔦のようなもの――つまりルキアを襲った触手に縛られていた。  
 
「あれぇ?・・どうしたのかなぁ?」  
 
アロエがありったけの力でほどこうとしても、触手はびくともしない。  
少女が両手を自由にしようと躍起になっていると、突如地面から両手を縛っているものと同じものが数本現れ、アロエの両足首に巻き付く。  
と、即座にアロエは中空に大の字の格好で浮かされた。  
 
「な、なになに!?なんなのこれぇっ!」  
 
生まれて初めての、心底からの恐怖に、アロエは必死にもがいた。  
しかしアロエがいくらもがこうと、状況は全く変わらない。  
それどころか、悲鳴ばかりが出ていた口腔に、極太の触手が一本侵入してしまう。  
アロエの小さな口を割って入ったそれは、アロエの嫌悪をも無視し、喉まで進む。  
呼吸さえもこんなんになったアロエは、真ん丸とした両目から大粒の涙を溢し、必死に耐えていた。  
 
喉まで侵入した触手は、先端から自身の媚毒汁を放った。  
ルキアが飲まされた甘露程ではなくとも、果実程度の甘さはあるそれは、吐き出される事なくアロエの身体を巡った。  
最も、アロエが吐き出したくとも、口腔を犯す触手がそれを許しはしないが。  
 
アロエが媚毒汁を飲まされている間に、彼女の穿いているスカート、そしてお気に入りのくまさんパンツは無惨にも他の触手に破り捨てられ。  
しかし、口腔を犯す触手は、媚毒汁を飲ませて、直後に子種汁を飲ませ、また媚毒汁を飲ませてと、同じ事を繰り返すだけだった。  
 
アロエが触手に捕まって、数時間。  
夏ということもあるし、捕まった時間が早いと言うこともあるが、日はまだまだ高い。  
その間に、アロエの身を包むものは、特徴の一つであるリボンを除いて完全に破り捨てられ、アロエが飲まされた媚毒汁の水分などを排泄した尿にまみれていた。  
 
愛らしい顔は紅潮し、息も荒く、男を知らない秘部からはトロトロした愛液と尿のミックスされたものが垂れ流れていた。  
ツルンとした尻には躾のために蔓で打たれた後が幾重も重なり、しかし蔓で打たれることさえ快楽になるほどに改造されていた。  
 
ルキアと同じように触手の胎内に囚われたアロエは、今、触手の子種汁と媚毒汁が入り混ぜられた子種風呂に浸けられていた。  
男を知らなかった秘部は触手によって処女を失い、パックリと口を開いたまま。  
蛇のような蟲が秘部から侵入し、産卵している最中だった。  
 
「おマタ、きもちぃよぅ・・・♪ぃひゃうっ♪」  
 
まだ姿を見せたことさえなかったクリトリスは豆粒大に勃起させられ、産卵を待つ蟲たちに咬まれ、触手に媚毒を注がれ、アロエに絶え間なき絶頂を与え続ける。  
 
「おなか、あついよぅ・・あ、あ、あ、でちゃうよぉっ♪」  
 
アロエのアナルには、既に触手が数本潜り込んでいる。  
排便するはずの汚物は、全て触手の栄養となっていた。  
 
そして、拡張された秘部とアナルには、子種と媚毒汁のミックスジュースが注がれ続けていた。  
 
――妊娠までは、もう間もなかった。  
 
 
更に、数時間後。  
アロエは既に言葉を発することさえ出来なかった。  
 
華奢だった身体は、こんもりと丸く膨らみ、まだまだまっ平らだった胸はミランダクラスにまで膨らまされ。  
 
 
何より、秘部からは蟲の子が、アナルからは蟲の卵がひり出されていた。  
触手たちが競って口腔を犯し、アロエはそれをキャンディかアイスの様に舐め愛でる。  
乳首は赤黒く勃起し、両乳首に細い管のようなものが付けられ。  
アロエの母乳を、ただ激しく搾っている。  
子宮は子種汁で満たされ、休む間もなく産卵調教されている。  
アナルは人の拳が入る程に拡張され、アロエの直腸まで子種汁と触手が侵入しており。  
 
そしてアロエは、既にそれを甘美なるものとして捉えていた。  
 
つまり、ここにいるのは、既にアロエと言う名の少女ではない。  
ただただ快楽に狂っている一匹の牝犬だった。  
 
 
マジックアカデミーは、ついに終焉の日を迎えた。  
ルキアをはじめとし、アロエ、シャロン、リエル、クララなどの少女たちや、ミランダ、リディア等の教師たちさえもが行方を眩まし、そして帰らぬモノになってしまった。  
その責任がアカデミーにあると周りが訴え、そのまま瓦解。  
生徒や教師たちは、皆散り散りになってしまった。  
 
 
 
姿を眩ました女性たちは、今も闇の森にて、蟲や触手を孕んでは産む性活を送っている。  
闇の森に、今日も生け贄がやってくる・・・・・・。  
 
連鎖は、終わらない。  
 
―BAD END―  
 

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