「ふぁ〜、気持ち良い〜♪」
心底幸せそうな声が浴室から響く。声の主はこの部屋に住んでいるマジックアカデミーの生徒、ユウ。今日も授業を終えて帰宅し、姉のサツキと夕食を終えて入浴し気分上々といったところだろう。そこへ脱衣所から一人の女性の声。
「ユウく〜ん、湯加減どう?」
彼女、すなわち声の主は同じく寮に住む(住み憑く?)女性のサツキ。ユウの実姉であるが、不慮の事故により死亡したユウに命を与える禁術により霊媒化してしまっているため、限られた人間にしか見えず限られた人間にしかさわれない。
しかし実の姉弟のためか、ユウとはほとんど生前のように暮らしている。
「うん、問題ない! すっごく気持ち良いよ!」
「そう? 良かった、ねぇユウくん。今日は私も入って良い?」
そう言うと、サツキはユウの返事を待たずに中へ入った。返事をしていないユウは、驚いて目をグッと背けてサツキを見ないようにした。
「お、お姉ちゃん! ま、まだ良いなんて言ってないじゃない!? せめて返事を聞いてからにしてよぉ!?」
恥ずかしいからか、ユウの顔は真っ赤に染まる。サツキはおかしそうに口元を隠して笑いながら、浴槽に入る。
「うふふ、ごめんねユウくん。でも恥ずかしがるユウくんもかわいい♪」
「もう、やめてよ!」
焦りっぱなしのユウは、サツキに思わず叫ぶように言う。しかしサツキは見た、言葉や行動からは想像も出来ない程に浴槽の中で大きくなっているユウのモノを。サツキは興味本意にモノに手を伸ばし、軽くギュッと握ってみる。
「ん!? お姉ちゃん、どこさわってるのさ!」
「え? だってユウくんが大きくしてるから悪いんだよ? そのままの大きさだったら、私だって興味なんかそそられないもん♪ しつれい♪」
サツキは握ったモノを直視し、先っぽに少し人差し指を走らせてみた。すると予想以上にユウがのけ反り、ユウのモノもビクリと反応したためサツキは何だかおかしくなってきた。モノを軽く握ったまま、サツキは手を上下させる。
「ちょっ、ちょっとお姉ちゃ……ん。ダメ、だよ! 僕たち姉弟だよ、やめて……てばぁ」
「ユウくん気持ち良さそうだもん、お姉ちゃんがユウくん喜ばせてあげてると思うと嬉しくなっちゃう♪ このままいくよ」
サツキは制止するユウに構わず、上下させる手を少しずつ早くしていく。
「んぁ、お姉ちゃん……んふぁ、はぁ、ぁあ!」
それに連れて、制止するユウの喘ぎ声があがり手からも力が抜けて、もう浴槽の側面に手を当てて沈まないようにするので精一杯になっていた。そしてサツキは、もう一度先っぽに人差し指を走らせてみた。
「? ユウくん、何だか先っぽがヌルヌルし始めたけどこれ何? もしかして感じてる?」
「はぁ、はぁ。き、聞かないでよぉ。き……気持ち良いょ」
ユウは恥ずかしさからか、語尾が小さくなっていた。すでに喘ぎ過ぎで、息切れしていた。サツキは無邪気に笑顔を見せて言った。
「あは♪ 気持ち良いんだ? 分かった、じゃあお姉ちゃんがイカせてあげる!」
サツキはそう言うと、上下する手の勢いを急に上げて左手でユウの袋をくすぐり始めた。
「えっ? もうい……ダメ、お姉ちゃん! 出ちゃう、出ちゃうよぉ!」
サツキの行動が進化してから間もなく、ユウが絶頂を迎えた合図を出した。言葉の終わりに、ユウはビクッとひとしきり震えた。ユウのモノから浴槽の湯の中に白い液体が飛び出し漂う。サツキはそれを手ですくい、ユウに見せた。
「はい、これがユウくんのだよ♪」
「んぁ、お姉ちゃん……んふぁ、はぁ、ぁあ!」
それに連れて、制止するユウの喘ぎ声があがり手からも力が抜けて、もう浴槽の側面に手を当てて沈まないようにするので精一杯になっていた。そしてサツキは、もう一度先っぽに人差し指を走らせてみた。
「? ユウくん、何だか先っぽがヌルヌルし始めたけどこれ何? もしかして感じてる?」
「はぁ、はぁ。き、聞かないでよぉ。き……気持ち良いょ」
ユウは恥ずかしさからか、語尾が小さくなっていた。すでに喘ぎ過ぎで、息切れしていた。サツキは無邪気に笑顔を見せて言った。
「あは♪ 気持ち良いんだ? 分かった、じゃあお姉ちゃんがイカせてあげる!」
サツキはそう言うと、上下する手の勢いを急に上げて左手でユウの袋をくすぐり始めた。
「えっ? もうい……ダメ、お姉ちゃん! 出ちゃう、出ちゃうよぉ!」
サツキの行動が進化してから間もなく、ユウが絶頂を迎えた合図を出した。言葉の終わりに、ユウはビクッとひとしきり震えた。ユウのモノから浴槽の湯の中に白い液体が飛び出し漂う。サツキはそれを手ですくい、ユウに見せた。
「はい、これがユウくんのだよ♪」
ユウは目を疑った。あろうことか、サツキはユウにそれを見せた後、お湯ごと飲み干したのだ。口元を拭うサツキの動作の一つ一つが、ユウの感情を高揚させていく。
「ふふ、ユウくん飲んじゃった♪ ごちそうさま」
サツキはかなり上機嫌になっていた。ユウは誰に命令されるでもなく、ぼやける視界でサツキを捉えて手を伸ばした。そしてサツキの胸を掴んだ。
「ひゃん! ゆ、ユウくん何するのよ、やめて!」
「ダメだよお姉ちゃん、僕だけ気持ち良くしてもらってもね。お姉ちゃんも……僕の手で気持ち良くなってね?」
ユウは体をサツキに密着させて動きを封じると、左手手でサツキの胸を弄び右手でサツキの秘部を擦った。
「あぁ! ユウくん! そんないっぺんにやっちゃダメぇ! おかしくなっちゃうよぉ!」
「大丈夫……」
すでに理性を失っているユウがサツキの言うことを聞くはずもなく、ユウはサツキの性感体をさわっていた。サツキの胸は思ったより豊満で、ユウの手に合わせて次々と形を変え秘部は母親のおっぱいを吸う赤子のようにユウの指をくわえて離さない。
「あふぅ……はぁっ、ダメぇ! ユウ、くぅん」
「やめないよ? お姉ちゃんも気持ち良さそう、最後までしてあげる。それと少し騒ぎすぎかも、外に声漏れちゃう」
ユウは静かにサツキに唇を重ねた。サツキは下がろうとするも、すでに後ろには壁しかない。下がれるわけもなく、サツキはユウに押さえ付けられて胸、口、秘部の三ヶ所を全く同時に弄ばれていた。
「んふ、んは、んー!!」
「んむ、あむ、ふむ」
サツキの声にならない声が鼻から漏れ、ユウがサツキの唇を甘噛みする声がする。
「んーー!!」
突然サツキが鋭い声をあげると、ユウと同じようにビクッと震えて脱力した。危うく沈みそうになったサツキを、ユウは抱えあげた。そして自分の足の間に座らせて、サツキの秘部にいまだいきり立つモノを当てた。
「お姉ちゃん、僕……もう我慢できない」
「う……ん、良いよユウくん。入れて」
サツキはゆっくりとユウの問いに答え、ユウはうなずきゆっくりと腰をあげた。すでに一度イッたもの同士、中に入るのに障害は全くなくすんなりとユウは中に入っていった。
「あ、ユウくん入ってきちゃう、ん、良い。もっと……もっと奥まで来てぇ!」
「お姉ちゃんの中温かくてヌルヌルして気持ち良い、じゃあ行くよ?」
ユウはゆっくりとした腰の上下運動からリズミカルな上下運動へと変化して、サツキを打ち上げた。サツキもユウを抱き締め、ユウに打ち上げられる。浴槽の湯が二人を中心に波打ち、バシャバシャと溢れていく。
「あはっ、あん、ユウ、くぅん、好き、ユウくん大好きぃ!」
「お姉ちゃん、ぼ、僕も好き! お姉ちゃん好きだよぉ!」
サツキもユウも思いの丈を叫びながら愛し合った。やがて、浴槽のお湯が少なくなり始めた頃だった。
「もうイキそう! ユウくん、イカせてぇ!」
「う、うん、一緒にイこう! んん、んぁ……一緒にぃ!」
「「んはああああーー!!」」
二人は同時に絶頂を迎え果てた。ユウはサツキからモノを抜き、サツキを自分の前に座らせた。ユウもサツキも、正面から抱き締め合った。すでに普段の姉弟のユウ&サツキの雰囲気はなくなり、恋人のユウ&サツキの雰囲気がそこにはあった。
「お姉ちゃん、僕……」
ユウが何か言おうとすると、サツキは少し離れてユウの目を見ながら、ユウの唇に人差し指を当てて言った。
「違うでしょうユウくん? もう良いんだよ、私のことはこれから『サツキ』って呼び捨てにして? そうやって呼びたいんでしょう?」
ユウはゆっくりとした腰の上下運動からリズミカルな上下運動へと変化して、サツキを打ち上げた。サツキもユウを抱き締め、ユウに打ち上げられる。浴槽の湯が二人を中心に波打ち、バシャバシャと溢れていく。
「あはっ、あん、ユウ、くぅん、好き、ユウくん大好きぃ!」
「お姉ちゃん、ぼ、僕も好き! お姉ちゃん好きだよぉ!」
サツキもユウも思いの丈を叫びながら愛し合った。やがて、浴槽のお湯が少なくなり始めた頃だった。
「もうイキそう! ユウくん、イカせてぇ!」
「う、うん、一緒にイこう! んん、んぁ……一緒にぃ!」
「「んはああああーー!!」」
二人は同時に絶頂を迎え果てた。ユウはサツキからモノを抜き、サツキを自分の前に座らせた。ユウもサツキも、正面から抱き締め合った。すでに普段の姉弟のユウ&サツキの雰囲気はなくなり、恋人のユウ&サツキの雰囲気がそこにはあった。
「お姉ちゃん、僕……」
ユウが何か言おうとすると、サツキは少し離れてユウの目を見ながら、ユウの唇に人差し指を当てて言った。
「違うでしょうユウくん? もう良いんだよ、私のことはこれから『サツキ』って呼び捨てにして? そうやって呼びたいんでしょう?」
「……さ、サツキ?」
「はぁい?」
サツキの返事と微笑みに安心したユウは、先程よりも強くサツキを抱き締めて言った。
「僕守るから! これから先、何年経っても何が起こっても……絶対サツキのこと守るから!」
「うん、ありがとうユウくん。頼りに……してるからね」
サツキの目からは、ホロリと一粒の涙が溢れた。ユウに思いの丈を伝えられたから? それもあるかもしれない、でもきっとユウから姉ではなく一人の女性として……恋人として見てもらえたことが嬉しかったのだろう。二人はそのまま、お湯が冷めるまで抱き締め合っていた。