ここは、夏休み中のアカデミーのとある一室の、昼下がりの日のこと。  
「・・・熱いな・・・・」「・・・・そうだね・・・」  
 ここは、レオンの部屋。この主であるレオンとその恋人であるルキアは  
さっきからそんな会話しかしてない。それもそのはず、二人は1週間ほど  
無人島でバカンスを兼ねた「ドキッ!女子生徒だらけの特別授業」  
「ムサッ!男子生徒だらけの特別授業」にそれぞれ参加していたのだ。  
そして、無人島とアカデミーでの体感温度がまるで違うため、1週間ぶりに  
会えたのに、こんな味気ない会話しかしていなかったのだ。  
「何か楽しいことないかなぁ・・・・」  
二人とも、外で遊びまくっていたのか、かなり黒く日焼けをしている。  
「こうなったら、水着で課題をやるか・・・」  
「・・・・そうだね・・・」  
よっぽど頭が回転してなかったのか、すんなり提案が通ってしまった。  
 
 そして5分後、そこには水着姿の二人がいた。  
ルキアの水着姿を見たレオンはわかりやすいぐらいに元気になった。  
「ルキアの水着姿はやっぱりいいなぁ・・・」  
元気を通り越しておっさんモードである。  
「レオン、あんまりじろじろ見ないでよぉ・・・」  
ルキアはさすがに恥ずかしがってきたが、レオンはお構いましだ。  
「そうだ、ルキア」「何?」  
レオンはルキアの近くに寄ると満面の笑みを浮かびながらこう言った  
「水着の跡が見たい」  
思わずルキアは目が点になってしまった。  
「それは後でみせ」「いや、今見たい」  
こうなったら、レオンは本当に見せるまで何もしないだろう。  
普段は、元気でやんちゃなキャラなのに、二人きりのときは完全に  
甘えキャラになっている。そういうレオンの一面を見たことあるのは  
ルキアただ一人。そこがまたルキアの母性本能をくすぐっているのだ。  
「・・・・いいよ」  
ルキアの承諾を聞いたレオンは水着の両方の肩紐を肩からはずし、背中の  
ちょうちょ結びにされている紐もはずした。  
レオンは「うわぁ〜」と感嘆の声をあげる。  
「・・・・水着の後がくっきり出ているなぁ・・・」  
ルキアの水着はビキニなので、胸は一番敏感なところを中心に三角形の  
白い部分があり、ひもの部分も白くなっている。そして、他の部分は見事に  
黒く日焼けをしている。  
 
 レオンはルキアに近づくと両手でルキアの頬を包み込み、そっと唇を重ねる。  
1週間ぶりの恋人とのキス。  
そして、レオンは唇をのどに這わせた後に、水着の輪郭にそって唇を動かす。  
「ぁぁっ・・・」  
思いがけないレオンの動きにルキアの唇から自然に吐息がこぼれる。  
左の乳房から右の乳房に動いた後は、肩ひもの後をなぞり背中へ。そして、  
背中のひもの後を丹念に舐めながら口付けをする。  
ルキアの身体がビクビクという動きをする。  
「いやぁん!」  
また前に戻ると、胸の先の部分は硬くなり、もう触ってほしい、と  
言わんばかりの状態だ。レオンは乳房を下から持ち上げるように  
つかむと、乳輪の周りに舌を這わせる。  
「いやだぁ・・」「ここ舐めて欲しいのかい?」  
ルキアは顔を真っ赤にしながらコクリとうなずく。  
レオンはルキアの様子を見ると、左指の中指と人差し指で左側を、舌で  
入念に転がしながら右側を同時に責めた。  
「あああんっっっ!!」  
一番敏感なところを2箇所同時に責められたことで、思わず、大きな声が  
上がる。  
「一週間ぶりに聞けたな」  
そんなルキアの反応を完全にレオンは楽しんでいる。  
普段は隠されているルキアの白い部分を見ることができるのは自分だけ。  
そんな優越感にただよっているのがレオン自身にもわかっていた。  
 
 余っている右手はお腹をやさしくさすり、下の部分に近づいてきている。  
そして、ルキアの両足をやさしく開くと、水着の上から筋の部分を上下に  
なぞっている。なぞるたびに、ルキアは反応をしている。  
「下の水着の跡も見るよ・・・」  
ルキアはこくりと頷く。  
レオンは腰で結んでいった両側の紐を解き、下の部分をはずすと、日焼けの  
無い白い部分が現れた。  
「ルキアのここはいつ見ても綺麗だ・・・」  
そんなに毛は生えていないのだが、水着を着るためのビキニラインの処理は  
きちんとされている。  
「・・・あんまり見ないでぇ・・・」  
顔を真っ赤にしてルキアは哀願する。その姿もまたレオンにとってはいじらしく  
見える。レオンは内股の部分に舌を這った跡、女の子にとって一番敏感な部分を  
舐めていく。  
「・・ぁぁぁんっっ!!」  
 舐めるだけでなく、下の突起の部分を吸ったり下の唇に舌を入れたりもする。  
すべてがリズミカルな動きをしている。その上、両手で豊かな乳房をもみだし、  
指で先端の部分を触りだした。  
「いやぁ・・・もう・・・・だ・・・めぇ・・・!!」  
敏感な3箇所を一度に責められ、ルキアは最初の絶頂を迎えた。  
 
 ルキアは少しぐったりしていたが、息を整えながら起き上がると  
レオンの水着に手をかける。  
「今度は私の番だねっ」  
笑顔でそう言うと一気にレオンの水着を下におろす。先ほど水着が  
あった部分は白く、その真ん中の部分は赤く充血していた。  
黒と白と赤。普段では見ることができないコントラストにルキアは  
ぞくぞくした。  
両手で赤い部分を上下運動しながら、右の乳首を責める。  
「んっっ」  
レオンの反応はわかりやすかった。乳首を舐めるたびに赤い部分が  
ぴくぴくするのがわかる。そのうち、赤い部分の先端部分から透明の  
液体が出てきたのがわかった。  
「じゃあ、いくね」  
乳首から舌を離すと、先端の部分を舌で丹念に舐めまわし、一気に  
口の中にいれ、先端から半分ぐらいの部分で前後運動を始める。残りの  
根元の部分は両手で上下運動を続けたままだ。  
「・・・うくっ・・・」  
レオンは最初のうちは我慢していたが、荒い息遣いが聞こえてきた。  
「ああっ、もう・・・で・・・る・・っ!」レオンは恋人の口の中で果てた。  
ルキアはトロンとした目で口の中の液体をごくりと飲み込んだ  
「・・・今のはいつもより濃いね・・・・」  
一週間ぶりの恋人の味をルキアは楽しんでいる。  
「次は一緒に・・・」「うんっ・・・」  
 
 レオンの赤いモノがルキアの中に入っていく。すでに濡れているので、  
中にはすんなりと入った。  
「・・・行くよ・・・」レオンは短く言うと、前後に腰を動かし始めた。  
動かすたびにルキアの豊かな胸が前後に動く。白と黒のコントラストの、  
この時期にしか見られない胸。それがレオンをいつもより興奮させている。  
「レ・・・オン・・・・いつ・・・も・・より・・・激しいよぉ・・・!!」  
それが腰の動きに出ているのか、ルキアにいつもより激しい快楽が襲いかかる。  
レオンもルキアの中の部分がいつもより激しく絡みつくような感覚に襲われて  
いる。  
「俺・・・もう・・・だめ・・だ・・」「私・・・も・・・っっ!!」  
レオンはさらに奥深くに自分のモノを入れ、ルキアを貫いた。  
「「あああああああああっっっっ!!!!!」」  
二人は同時に絶頂の中にいった。  
 
 
「もう・・・レオン・・・・今日は激しすぎなんだからぁ・・・」  
「だって・・・・ルキアに会ったのが1週間ぶりだったし・・・」  
あの後も何度も何度も愛し合った二人。  
外はすっかり日が暮れてしまい、夕方特有の赤い空が見える。  
「・・・・・・でも、良かったよ・・・・・・・・」  
囁くようにルキアは言った。  
レオンは返事をせず、ルキアの頭を撫でると、額にキスをした。  
二人はお互いに微笑みあうと、子犬のように寄せ合いながら、眠りに  
落ちていった。  
 

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