ロ「アメリア先生、ちょっとよろしいかな?」
ア「はい?」
ロ「先日の試験の結果なんじゃが――
アメリアは悩んでいた。内容はもちろん生徒たちの成績のことである。
アメリアクラスの成績はぶっちぎりの最下位であった。
どうして私のクラスだけこうなのかしら?そう思わずにはいられない。
ア(いいえ、弱気になってはダメよ。あの子たちだってやればできるはず。
今のあの子たちは危機感や競争心が足りない。それさえあれば…)
数分考えこんだアメリアに1つのアイデアが浮かんだ。
ア(これよ!これならあの子たちも必死になるわ。でもこれはさすがに…)
思いついたものの、その過激さに思わずためらってしまう。しかし、
ア(いいえ、もうなりふり構ってはいられないわ。これもあの子たちのためよ!)
451 名前:男女対抗脱衣クイズバトル 投稿日:2008/10/04(土) 06:08:30 ID:IQBfkirE
翌日、アメリアは教室に入り、出席をとる。
ア「全員そろってるわね」
それを確認すると早速例の過激なプランを実行に移した。
ア「今日はみんなにゲームをしてもらいます」
一同(ゲーム?)
生徒たちがポカンとしている中、アメリアは淡々と説明する。
ア「みんなには男女チームに別れてクイズバトルをしてもらうわ」
なぜチーム戦かというと、クラス全体の成績を上げるにはやはり団結力が必要。
アメリアはそう考えたのであった。
レ「面白そうじゃねーか!」
シ「負けませんことよ」
事情を呑み込んだクラスが盛り上がる。もともとこのクラスには勝負事が好きな連中が多いのだ。
しかし、次のアメリアの一言でクラスは静まりかえる。
ア「ただし、クイズはクイズでも脱衣クイズよ!」
一同「……」
シ「今なんとおっしゃいましたの?」
ア「脱衣クイズよ!!」
一同「えーー!!」
一同、主に女子から非難の声があがる。
しかし、アメリアの気迫はそれを押し切った。
ア「こうでもしないとあなたたち必死にならないでしょ!うちのクラスの成績はぶっちぎりの最下位なのよ!!」
もやは鬼人と化したアメリアにだれも言い返すことができない。
ア「もちろん途中のギブアップなんて認めないわ、女子でも容赦なくマッ裸にするわよ!」
こうして恐ろしゲームが始まった。