ここはとある資料室、滅多に人が来ることのないこの場所に姉弟が……いや、お仕置きを加える教師と生徒がいた。  
「う、うわあああん! 放して、お姉ちゃん放してよぉ!」  
「ダメよ、ユウがしっかりと心の奥底から反省するまで許さないわ。それに私は先生よ、区別はつけなさい」  
教師と見られる人物は実は前作までユウとコンビを組んでいたサツキ、今回はひょんなことで生身の体に戻り賢者だった経験を活かし教職に就いた。  
そして資料室に入ると、サツキは扉を魔法でガッチリと閉めてユウの両手首と両足首にそっと触れてから言った。  
「いいこと? ユウがしたのは姉弟関係の中でも、してはいけないことなの。泥棒と同じことなのよ? 私は姉としてではなく、教師としてユウを裁かねばならないのよ」  
「だからもう反省するからぁ……? あれ、手が動かない。足まで……何で? えいっ! やっ!」  
「甘く見ちゃダメ、私だって昔賢者だったんだから。賢者の魔力の枷、初めての経験だから良く味わいなさい。ユウの力や魔力じゃ、絶対に外れることはないから」  
「そ、そんなぁ……」  
ユウは泣きそうな声でサツキに言ったが、サツキは全く耳を貸さずにユウを四隅のうちの一隅に寄せて後頭部を壁に押し付けた。  
そしてサツキは魔力の枷によりくっついた手を上にあげさせ、足につけた魔力の枷を目一杯広げてその間に座った。  
「覚悟なさい、例え会議に遅れてもユウが壊れちゃうくらいお・し・お・きしちゃうから」  
 
「や、やめ……ん? ふぅっ……ぅう、ふぁ……」  
「ん、ちゅう……む、あむっ、んん〜、くちゅっ」  
サツキは自分の体重ごとユウの唇に押し付け、ミルクをねだる赤子のようにユウの唇を貪った。  
ユウとサツキの唇の間からはトロリと二人の混ざった唾液がこぼれ始め、ユウの息が次第に切れ始め苦しそうに鼻から息をする。  
「んっ、は。はぁ、はぁ……大分気持ち良さそうね、ユウの目がトロ〜ンってしてるわよ」  
「あふ、お姉ちゃ……やめ……」  
「嘘は良くないわ、ユウのコレなんかもうビンビンじゃないの。してほしいんでしょ?」  
サツキがユウのソレをチャックの間から引っ張り出すと、すでにサツキの手には収まらないほどに膨張し熱く脈を打っていた。  
サツキは妖絶な笑みを浮かべると、先の方に軽くフッと息を吹き掛けた。  
すると琥珀はビクンと激しく腰を跳ねさせ、声をあげた。  
「あああっ、ぅ……お姉ちゃん、やめてぇ!」  
「フフッ、そんなにビクビクしなくてもいいじゃない。これから気持ち良くしてあげるんだから、でもあくまでお仕置きって事を忘れないで?」  
サツキは右手の親指で先の方に優しく撫でて、右手全体で大きくこすったり小さくこすったりした。  
往復の度にユウは喘ぎ腰を跳ねさせて、首を横に振るなど抵抗を重ねた。  
しかしサツキはそれをことごとくあしらいながら、手の動きを止めようとはしない。  
やがて数分後……  
「お姉ちゃ……ん、ダメぇ……出ちゃう、よぉ」  
「あらそう?」  
「ふぇっ?」  
 
ユウの言葉を聞いたサツキは、あっさりとユウのソレから手を放した。  
「な、何で……?」  
「人のお話はきちんと聞きなさい、お仕置きをすると言ったの。好き勝手出されたら、それはただの行為じゃない」  
「そんな……あぁ、くっ」  
ユウのソレは早く出させてくれと言わんばかりにビクンと震えるが、サツキはそれを許すことなく息を吹き掛けたり少しこすったりで出させはしない。  
意図的にユウが出す直前で止まるように操作していて、サツキは出させる気は全くない。  
「うぁ、はぁん」  
「ユウがいけないのよ? 私の服とかリップとか盗むからね。そんなに私が好きなら言えば良いじゃない?」  
サツキは私服をカバンの中から取り出して、ユウに被せて視界を奪うとリップを取り出して少し出してユウのソレの先に走らせた。  
「いいわね〜ユウ、サツキ先生の臭いが思う存分に嗅げるでしょう? それにほら〜、ユウは見えないかもしれないけどサツキ先生のリップがユウのを走ってるよ〜?」  
「むぅ、取って、取ってよぉ。見えないと、んぐっ、ふぁぁん……見えないとやだぁ!」  
「見えないと興奮するでしょう? さっきよりずっとビクビクしてるよ」  
その瞬間、ユウのソレからすごい勢いで白濁した粘液が飛び出してサツキの右手とリップに激しく飛びかかった。  
 
サツキは目を丸くして驚いていたが、状況を飲み込むとユウに言った。  
「出ちゃったわね〜、お仕置きって言っておいたのに仕方のない子。良いわ、方針変更ね」  
サツキはそう言うと、口を大きく開きユウのソレをパクリとくわえて思いきり吸った。  
「お姉ちゃん、出したばっかりらから……敏感に……」  
サツキはズルズルと音を立てながら、白濁した液を吸い尽くしユウは快感に意識が飛びそうになる中で完全に一回目の射精を終えた。  
するとサツキは呪文を唱えて、ピンクのローターを具現化するとユウのソレの先と裏筋に一つずつ、袋に三つユウの乳首に一つずつと被せておいた私服を取り口にはガムテープを貼って言った。  
「やっぱり会議には行ってくるわ、でもお仕置きも終わった訳じゃないからこのままでいるのよ?  
それと……このローターは私が具現化したものだから、威力は普通の数倍高いわよ。私が戻ってくるまでイキ地獄を味わいなさい  
さて、何時間かかるかしら?」  
サツキの言葉に恐怖を覚えるユウの顔を見ながら資料室を出て、サツキは指を鳴らした。  
無論その瞬間、資料室からユウの悲鳴にならない悲鳴が聞こえてきたのは言うまでもない。  
 

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