「購買部でハリセンというものを買ったんだけど、使い方がわからなくて……」
「おっ?俺知ってるぜ!教えてやるよ!」
「えっ、本当ですの?」
「ああ、ハリセンっていうのはなぁ……股に挟んで使うんだ。」
「え?な、なるほど、確かにホウキみたいにまたがれば……」
「違う違う。股に挟んで、こう。」
グイッ
「ひんっ!?そっ、そこは……!」
「それでもってこうだ。」
シュッ、シュッ
「はぁ……こすっちゃ、だめぇ……」
「どうだ、これがハリセンだ。」
「なっ、なるほど……ハリセンは自慰のための道具でしたのね?」
「ごめん、嘘だ。」
「………」
「………」
「ムキーッ!よりによってそんなだまし方無いですわ!」
バシッ!バシッ!
「いててっ!そう、そうやって使うんだよ!」
「もう知りませんわっ!このっ、このっ!」
「悪かった!謝るから止めてよしてぶたないでっ!」