愛する夫の帰りと無事を願う。  
 それがミランダという人妻の、毎日の日課である。  
 
 だが、ある日突然、夫は戻ってきた。捜索も一段落ついたので大急ぎで逢いに来たということだった。  
 その時の二人の衝動は凄まじく。しばらく保健室が機能しなくなる日々が続くという事態であった。  
 すなわち、二人はそれほど愛し合っているという事である。  
 
 ミランダは一日の汚れをシャワーで洗い流し、いつもの服装に着替えたところで、部屋のドアが軽くノックされた。  
「ミランダ、いいかい?」  
 聞き慣れた、男の声。  
「ええ、いいわよ」  
 少しだけ間を空けて、夫は部屋に入ってくる。それだけで、ミランダの胸は早鐘のように鳴っていた。  
 夫のほうは満面の笑みで、ミランダを後ろからそっと抱きしめる。  
「ミランダ信じてたよ。君が僕をちゃんと愛してるということを」  
「え…」  
 ミランダの目が大きく開く。  
「あなた…も、もう…あたりまえじゃない!あなたは私の心を独り占めにしてるのよ!それに…本当に寂しかったんだから!」  
 彼女は、あらためて真正面から夫に抱きついた。洗ったばかりの黄金色の髪から、甘い香りがほのかに漂う。  
 そして、ミランダは堰を切ったように、溜りに溜まった想いを吐き出す。  
「嬉しいよ、こんなに心配してくれるなんて」  
そう夫が口を開いてから、ミランダはすすり泣きながら、夫の胸に顔をうずめた。  
 
 窓の向こうの夜景を背景に二人はキスをする。  
「ん…ふぅ…」  
 もう何度も接吻を交わしているのに、お互いの感じる所も分かるのに…なぜか初々しさを感じた。  
 ベッドに横たえられ、ミランダは頬を朱に染めてうつむく。  
 「ね、あなた。あの…優しくして…ね」  
 もちろん愛する妻がそういうのなら、出来る限りの優しさで彼女を扱うつもりだった。  
 彼女の衣類を脱がせる。いつも色々な意味で危ない服だと感じる。まったく、こればかりはなんとも。  
 妻の膨らみは崩れることを知らないのか、豊満で張りのある双乳であった。2つの頂は、淡い赤色に染まっている。  
 再び口を奪いながら、優しく揉みしだく。どこまでも柔らかで温かった。  
「んはっぁ…気持ちいい…なんて…あはぁっ」  
 軽く身をよじりながら、ミランダが息を乱す。こらえてみても、声が出てしまうらしい  
 ミランダは、生まれたままの姿になった。全裸の妻を前に、夫は思わず息をのむ。無駄  
なく引き締まっていながら、胸やお尻にはしっかりと脂が乗っている。  
 下腹の茂みはからは、見ただけでも分かる愛液による湿り気が感じられる。  
「ミランダのここ、久しぶりだよ…」  
「あ、あまり、見ないで。は、恥ずかしいわ」  
 夫はミランダの姫割れに口をつけた。小ぶりな淫豆を中心に、味わうように舌を這わせる。  
 「あっ、あふうっ! き、汚いのに、恥ずかしいのに……くぅ 、んんっ」  
 抗議の声と嬌声を交互に口にしながら、結局快感には逆らえない。皺が寄るほどシーツ  
を握りしめ、太腿で夫の頭をきつく挟み込んでいた。  
 窒息させられるのではないかと一抹の不安を覚えながら、夫は口唇愛撫に没頭する。  
ミランダが、蜜をしとどに吐き出しながら悶える様は、ひどく心揺さぶるものがあった。  
「あ、あなたっ、こ、これ以上されたらわ、あなたっ! アッ、やあっ、何か来るっ、何かあっ」  
 ベッドの上で裸身をバタつかせ、乳房をプルンと震わせながら、ミランダの叫びはますます  
意味をなさなくなっていく。自分でも経験したことのない高みへと、駆け昇りつつある。  
やがて、大きな波が下腹部でうねり、ミランダの脊髄を逆流していく。  
「あうううっ! 真っ白に、真っ白にいいぃっ! 駄目、アッアア――――ッ!」  
 本能のまま声をあげ、ミランダの意識が焼き切れた。  
 
「脱いで…あなた…」  
イってからしばらくした後、息を整えたミランダは夫に語りかけた。  
「うふふっ。帰ってからじっくりと見てなかったけど、捜索に行く前より逞しくなってるわ」  
「色々なところを旅したからね、自然と身体も強くなったみたいだ」  
 夫の男らしい身体に惚れ直したのか、声がさらに艶っぽくなったように感じた。  
「ミランダ…」  
「ええ」  
 逸物に手を添え指をからめた。巧みな技巧で自身を弄ぶ。妻の淫靡な姿を見ていると射精欲求を容赦なく高めていく。鈴口から漏れる我慢汁が、ミランダの美しい手  
を汚すのもやたらと興奮する。  
「ミランダ…そろそろ」  
「私の中で…いいわよ…きて…あなた…」  
 
 ミランダを組み敷いて、夫はもう一度彼女と目を合わせる。これほどまでに、嬉しさと快楽  
期待に揺れる妻の瞳を彼は見たことがなかった。  
「ミランダ、行くよ。」  
 抱きしめながら、怒張を押し込んでいく。  
「あぁぅ! お、大きいっ……」  
 すぐに、ミランダが顔をしかめ、うめいた。  
 カッと目を見開くが、声が出せない。これほど激しく運動していたのに、痛さを感じないのはお互いに自分専用の性器だからだろう。  
 それに、ミランダの中は圧倒的に気持ちがいい。  
 歯を食いしばり、うめく妻を気遣いながら、夫は極上の女肉を堪能する。硬さが 、残り、狭く、内なる情熱を表すかのように熱い。腰を進めるたびにまとわりつき、舐めしゃぶり、決して拒みはしない。  
 そして…とうとう根本までつながった。二人の恥毛が、絡み合う。  
「全部、入った」  
「ああんっ……昔言ったわよね、あなた。私は、どんなことにも耐えてみせるって。だからこうして、またあなたと一つになれた」  
 余裕を示そうとするミランダの声は、半ば涙声になっていた。  
 二人ともしばらくは久方ぶりに結ばれた感動に浸り、無言で抱き合っていた。  
 
 それから、夫が動こうとする。一つになるべく腰を前後に動かす。  
「うっ、ミランダ。無茶するな」  
 ミランダは夫の腰をしっかりと離すまいとしていた。 逃すまいとするかのように。  
「あなたのすべてを欲しいの…証が…欲しいのぉ!」  
 擦過痛に苛まれながら、ミランダは胸を夫の胸板に押し当てた。夫は天を仰ぎ、そして、  
彼女の望みどおりにしてやることにした。  
 身体も心もつながった今、昇りつめるのはたやすいことだった。彼を求める幾重もの襞が、胎内に注がせようと蠢く。  
「ミランダ…」  
「はい。私を、染めて。あなた」  
 夫は一つうなずくと、終局に向けて再び律動を始めた。一番奥まで届くように、繰り  
返し腰を押し付ける。それに呼応して、夫を知り尽くすの女肉が搾り取るように肉棒  
を擦り立てる。限界を迎えるのも時間の問題だった。  
「ああん!…んくぅ…んあはぁっ!あなた、あなたぁ!」  
「うっ……出すぞ、ミランダ、ミランダっ!! おおっ!!」  
 おびただしい白濁の奔流が、妻の中に爆ぜた。後から後から、妻の子袋めがけて注  
がれる。  
「ああ……、あなたの精……こんなに、たくさん……」  
 かつてない充足感を共に味わいながら、ミランダはゆっくりと目を閉じた。  
 
 生まれたままの姿で、二人は横になり、とりとめもない話をしていた。視線だけは、決  
して外さずに。  
「私は、貴方のために生きたい。でも、もし…」  
 夫は、愛する妻を強くかき抱いた。  
「ああ、大丈夫。そう簡単にはくたばらないよ。って、前にもそう言った気がするんだが」  
「ちゃんと、もう一度聞きたかったの。よかった、またその言葉を聞けて。うふふっ」  
 その時、夫は久しぶりに見た。ミランダの心からの笑顔を。そしてあらためて知った。その笑顔は生涯  
守るに値するものだと。  
   
 夫の身を案じる日々、それから開放されたミランダであった。  
「最高だよ、ミランダ。やらしい服の下に、こんなに綺麗なお尻を隠して……」  
 ミランダの金髪が乱れる。壁に手をついて、背後から夫をを受け入れていた。  
「はっ、はいっ! いくらでも見てっ! ああ凄いっ、一番深くまでずんずん 来るのおっ」  
 二人は冷たいシャワーに打たれながら、繋がっていた。あれからも何度も身体を重ねて、ミランダも再び女の喜びを味わえるよう  
になっていた。  
 引き締まった尻肉をつかんで突き立てる。妻ミランダの服はヒップを強調していた。だがそれも、生尻の美しさにはかなわな  
い。それを見ることも、触ることも、世界でただ一人の男だけに許される。  
「あなたぁっ!、もっと私の中に入ってっ! これからも、ずっと……!」  
 嬌声を高らかに上げながら、ミランダはかけがえのないパートナーの逸物を、熱く激しく締めつけていた。  
   
 いずれ宿すであろう愛の結晶と、家族の幸せをを求めて…。  
 
END  
 

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