「ふう・・・すっかり遅くなっちゃったわね・・・。」  
 
アカデミーが存在する空中都市の外れにある密林の奥地で少女、マラリヤは一息ついた。  
本来ならばフランシスの引率無しでこの地に立ち入ることは禁止されている。  
しかし彼女は先日、授業中に偶然見つけた新種のキノコを採取するために、  
夜中にこっそりと自室を抜け出し、授業以外では立ち入り禁止である密林に忍び込んでいた。  
 
「うふふ・・・でもこれだけの収穫があったから満足・・・。」  
 
マラリヤは手に持ったカゴ一杯のキノコを見て満足げに微笑む。  
自室に戻ったら、あれをしよう、これをしようと思案を巡らせる。  
その中には、本来の用途(実験や調合)以外に使用されるものもあった。  
 
「さ・・・早く帰らなきゃね・・・。あの変態教師に見つかったら面倒だし・・・。」  
 
アカデミー一の色ボケ教師であるフランシスに捕まれば一体どんなお仕置きをされるのだろうか。  
実際被害にあった生徒は何を尋ねても顔を横に振るだけで何も語らない。  
フランシスのお仕置きの内容に少々興味があったが自分の身に降りかかるとなればそんな事は言っていられない。  
マラリヤは来た道を引き返そうと踵を返す。  
 
が。  
 
「おかしいわね・・・この道、さっきも通ったような・・・。」  
 
行けども行けども、同じ場所を彷徨っているような錯覚に陥る。  
頭の良いマラリヤは何の用意もなしにこんな危険な密林に挑んだりはしない。  
きちんと、来た道を辿れるように所々に魔法で目印をつけておいたはずだ。  
 
しかし、その目印がどこにも見当たらない。  
 
「なんで・・・。どうしよう・・・。」  
 
予想外の出来事に不安を隠せないマラリヤ。  
ここに来るまでにろくに休養を取っていなかったため魔力ももうじき尽きようとしている。  
瞳に宿らせた魔力のおかげでこの暗闇の中でも視界が効くが、それがなくなればもう1歩も動けない。  
さらにこんな密林の奥地で魔力が尽きてしまえば・・・それは死を意味する。  
魔法が使えないマラリヤは、只の女の子だからだ。  
 
がさっ・・・。  
 
「・・・!」  
 
突然、背後の茂みから動物の気配がした。  
 
何故、フランシスの引率無しで密林への立ち入りが禁止されているか。  
それは、密林に巣食う獰猛な魔法生物に襲われるからだ。  
賢者とは言えアカデミーに通う生徒達にはまだまだ実戦経験が足りない。  
1度襲われれば、成す術もなく無残に喰い散らかされるだけ。  
 
「あ・・・。」  
 
マラリヤの脳裏に「死」と言う文字がよぎる。  
濃密な死の気配は冷酷にもマラリヤに近づいていく。  
 
しかし、彼女は恐怖で足がすくんで動けない・・・。  
 
(ごめんなさい、私はここで死んでしまう・・・。)  
 
誰にともなく謝罪の言葉を呟くマラリヤ。  
ついに、”それ”は彼女の前に姿を表した。  
 
「・・・お困りでっか?お嬢さん。」  
 
「え・・・?」  
 
顔を上げると、そこに居たのはアカデミーで何度か顔を合わせた事のある男、タイガだった。  
 
「タイガ・・・?どうしてここに・・・?」  
 
質問にタイガは不適に笑う。  
 
「それはこっちの台詞やで?こんな時間に、こんな場所に・・・なぁ?」  
 
「うっ・・・。フランシス先生には内緒にして・・・。」  
 
意味ありげな笑みを浮かべるタイガについつい下手に出るマラリヤ。  
 
「・・・ん〜?まぁそれはお互い様ちゃうん?俺もこうしてここにいるわけやし。」  
 
「・・・あ、それもそうね・・・。」  
 
「なっはっは。」  
 
タイガが乾いた笑い声を上げる。  
どこか、様子が変だ。  
でも、そんな事よりも今は寮に帰らなくては・・・。  
 
「あの、私目印をつけてたんだけどそれが無くなっちゃって・・・帰れなくて困ってたの・・・。」  
 
「ん?そらそうや。だってお前がつけた目印を消したの俺やし。」  
 
「え?」  
 
瞬間。  
マラリヤの腹にタイガの拳がするりと吸いこまれる。  
 
「げほっ!」  
 
マラリヤはがっくりと崩れ落ち、その体をタイガに抱きとめられる。  
 
「すまんのお、少しの間だけ眠っててもらうで?ククク・・・。」  
 
邪悪な笑みを浮かべるタイガ。  
どうやらこの密林に巣食うのは獰猛な魔法生物だけではなかったようだ。  
 
・・・  
 
「う・・・。」  
 
「お目覚めですかい?」  
 
タイガに腹を殴られ、気を失っていたマラリヤは目を覚ました。  
 
「・・・!」  
 
意識を取り戻し、彼女は瞬時に自分が置かれている状況を理解した。  
 
「いい眺めやで〜?クックック。」  
 
マラリヤは服を全て脱がされ、両腕を木の枝に括り付けられ、半ば吊るされている状態にあった。  
足は地に付いているものの、両腕はばんざいの形で縛り付けられている。  
 
「これは・・・何の真似・・・?」  
 
強がって見せるも、それは何の意味もない。  
 
「何の真似って、これからお前を犯してやろうと思ってな。」  
 
「・・・!」  
 
ある程度予想はしていたものの、ハッキリと口に出され、全身の血の気がサーッと引く。  
 
「くっくっく・・・。」  
 
全裸で無防備なマラリヤに無遠慮にずんずんと近づいていくタイガ。  
 
「や、やめて、来ないで・・・!」  
 
「ふん、俺がこのままどっか行っても猛獣に食い殺されるだけやで?」  
 
「う・・・。」  
 
今、この場に彼女の味方をするものは、誰も居なかった。  
 
「ひ・・・。」  
 
ついにタイガがマラリヤの目の前までやってきた。  
 
「どれ・・・。」  
 
くんくん、とタイガが無防備なマラリヤの脇を嗅ぐ。  
 
「や、やめて・・・!この変態・・・!」  
 
「ちっとすっぱい臭いがするで・・・。こんな汗かいてまでキノコ集めとったんかぁ?」  
 
「・・・!」  
 
かぁっ、と恥ずかしさで赤面してしまうマラリヤ。  
 
「・・・んっ!」  
 
ペロリ、とタイガがマラリヤの脇を舐め上げる。  
くすぐったいような、気持ちいいような奇妙な感覚が全身を走る。  
 
「脇の手入れ、ちゃんとしとかなあかんで?チクチクしとるで。」  
 
「よ、余計なお世話・・・んっ!」  
 
反対側の脇もねっとりと舐め上げるタイガ。  
 
その執拗な責めに、拒絶の意思とは裏腹に声が漏れてしまうマラリヤ。  
 
「ワキ、弱いみたいやな。」  
 
「やめてって・・・これ以上は・・・もう・・・。」  
 
タイガの舌の動きは止まらない。  
れろれろと、執拗にマラリヤの脇を責め続ける。  
もう既に彼女の脇は彼女自身の汗の匂いではなく、タイガのそれになっていた。  
 
「んうっ・・・。」  
 
「お遊びはこれくらいでええやろ・・・。」  
 
「!?」  
 
タイガの手が剥き出しのマラリヤの股間に伸びた。  
 
「・・・お?そんなに気持ちよかったんか?マン汁が糸引いとるで・・・?」  
 
タイガの執拗な脇への責めによるものか、マラリヤの股間からは既に愛液が零れていた。  
 
「オレの舌技もなかなかのもんやろ・・・?」  
 
顔を覗き込まれ、必死で背けようとするマラリヤ。  
しかし括られた両腕以外にも魔法をかけられているのか思うように動かせない。  
今自分の体は完全にタイガの意のままであると言うことを悟った。  
 
「体は正直やなぁ。・・・ほれ、これお前の体から出たもんやで。」  
 
タイガは指でマラリヤの膣から溢れた愛液をすくい上げるとそれを彼女の口元にあてがった。  
 
「嫌・・・!汚い・・・!」  
 
嫌がるマラリヤの口に容赦なく彼女の愛液で汚れた指をねじ込むタイガ。  
 
「自分ので汚したんや。ちゃんと綺麗にしてもらわな・・・な?」  
 
(う・・・しょっぱい・・・何だかぬるぬるしてて変な味・・・。)  
 
「どうや?自分の味は?美味いか?」  
 
生まれて始めて口にした、”自分”の味。  
でもそれは排泄器官でもある性器から分泌されたもの。美味しいわけがない・・・。  
反論しようにも、口の中を蹂躙されていて上手く言葉に出来ない。  
 
タイガはすっ、とマラリヤの口の中から指を引き抜くと彼女の前でしゃがみこむ。  
完全に丸出しのマラリヤの女性器をタイガは下から食い入るように覗き込む。  
 
「い、嫌!見ないで!」  
 
今まで自分以外の人間に、親にだって見られたことのない彼女の女性器の中身が。  
タイガの指で開かれた。  
 
「・・・なんや小便くさいのぉ。ちゃんと洗っとるんかぁ?」  
 
「っ!」  
 
女性器はその構造上、男性器よりも蒸れやすい。  
マラリヤだって年頃の女の子なのだからそれくらい理解している。  
だからシャワーを浴びる時は気を使って念入りに洗うようにしている。  
それでも、時間が経てば。用を足せば。  
彼女の女性器からある程度の臭いが出てしまうのは仕方がないこと・・・。  
タイガはそれを全て知った上で、マラリヤの自尊心を嬲る。  
 
「クリもちゃんと皮剥いて洗わなあかんで?白いカスがたまっとるで?」  
 
タイガの指が小陰唇の付け根にあるつぼみ、すっぽりと包皮に覆われたクリトリスを摘む。  
 
「・・・っ。」  
 
(もう、死んでしまいたい・・・。)  
今まで誰にも言えなかった悩みを、あっさりと知られてしまった。  
 
彼女の陰核は包皮が癒着しているため、完全には剥くことが出来なかった。  
いわゆる真性包茎の状態である。  
彼女自身今までにせっけんを付ける等して何度か剥いて洗えるよう試みたのだが包皮が剥離する痛みのあまりいつも途中で止めてしまっていた。  
 
「ちゃんとオマンコは手入れしておかないとエッチの時彼氏に逃げられるで・・・?」  
 
(そんなの、居ない・・・。)  
 
「・・・ん?」  
 
タイガが何かに気付いたのか、再びマラリヤの顔を覗き込む。  
 
「・・・もしかしてお前、処女やったんか?」  
 
「そ、そんなこと・・・。」  
 
(どうだって、いいでしょ・・・。)  
 
言葉に出来なかった部分は心の中で飲み込む。  
 
「なんや・・・面倒やのう・・・。」  
 
チッと短く舌打ちする。  
 
「流石に処女は気が引けるしのぉ・・・。」  
 
タイガが急に冷めた反応を見せた。  
 
・・・もしかして、見逃してもらえるかも・・・!  
 
「もっと誰とでもヤりまくってるのかとおもっとったわ。」  
 
くい、とタイガがマラリヤの細い顎を持ち上げる。  
 
「オレはなぁ、いっつも何考えてるかわからないそのツラ、崩れるところが見たかっただけなんや。」  
 
「え・・・?」  
 
「ずっとずっとチャンスを待っとったんや。お前が1人でどこか人気のないところへ行くなんてな・・・!」  
 
再び、タイガが邪悪な笑みを浮かべる。  
 
「引き下がるわけにはいかんのや・・・。前がアカンなら・・・ケツで我慢したるわ。」  
 
(え・・・?ケツって・・・お尻の・・・穴?)  
 
「安心せぇや。オレケツの穴掘るの上手いで?」  
 
言っている台詞は物凄いがその表情はとてつもなくさわやかだ。  
”ケツの穴を掘るのが上手い。”  
マラリヤは何度か頭の中でその言葉の持つ意味を反芻した。  
 
・・・どうやらタイガは噂どおりの男のようだ。  
しかし、その対象は男子生徒のみならず、女子生徒である自分の身にも降りかかってくるなんて・・・!  
 
タイガが背後に回る。  
 
その手が、マラリヤの白くて滑らかな臀部を撫で回す。  
 
ぞわぞわぞわ、と全身を悪寒が走りぬける。  
これからなされるであろう、陵辱を体が予想し、敏感に反応した。  
 
「んぅっ・・・。」  
 
タイガの手が尻の間に差し込まれる。  
手はそのまま肛門を通り過ぎ、愛液を吐き出し続けている女性器へと伸びる。  
 
「女はこれを使えるから便利でええのう。」  
 
耳元で息を吹きかけられるように囁かれる。  
 
タイガは先程のように指に愛液をこすりつけ、今度はそれをそのままマラリヤの肛門に塗りたくる。  
 
「あっ・・・。」  
 
思わず声を漏らすマラリヤ。  
 
「もっと濡らしておかないと痛いで・・・。切れて痔になってまうからな?」  
 
タイガの指はマラリヤの膣口と肛門を何度も往復する。  
その度にマラリヤは甘い声を漏らした。  
 
「はぁ・・・はぁ・・・!」  
 
女性器と肛門を弄られ、恥ずかしさと快感が入り混じってどうしたらいいかわからないマラリヤはただ荒い息を吐くだけだった。  
 
「これくらいでええやろ・・・。さて、まずはほぐさなあかんのぉ。いきなりオレのを入れたら裂けちまうし・・・。」  
 
タイガはきょろきょろと、辺りを見回した。  
 
「・・・丁度ええもんがあるやないか。」  
 
タイガはマラリヤが採取していたキノコを1本掴んでマラリヤの目の前に差し出した。  
 
「お前の大好きなキノコや。これからこいつがお前の体ン中入るで?どや?嬉しいやろ?」  
 
もう、マラリヤの頭の中は真っ白で正常な思考が働かなくなっていた。  
 
大好きな・・・キノコ・・・。  
 
そもそも、彼女がキノコに興味を持ったのは、ただ実験材料としてではなく・・・。  
男性器と形が瓜二つ。と言う部分が大半を占めていた。  
マラリヤも年頃の女の子だ。異性の体にだって興味はある。  
何度か、細くて形のいいキノコを使ってオナニーに耽った事もある。  
最も、細いものとは言っても全てを膣に入れることは出来ずに、  
結局愛液でぬるぬるになったキノコの先端でクリトリスを包皮の上からこすって絶頂に達するのが彼女のパターンだ。  
肛門に入れる、などという発想はどこにもなかった。  
 
「ほなええか?入れるで?」  
 
タイガがぐっと、彼女自身の愛液でぬるぬるになった肛門の入り口にキノコをあてがう。  
 
「あ・・・嫌・・・。」  
 
やめて、と口に出す間もなく。  
 
ずるっ!  
 
「ぅぁっ!」  
 
一気に、根元まで彼女の肛門はキノコを飲み込んだ。  
 
「意外とケツの穴はゆるいんやなぁ。毎日太いウンコでもしとるんちゃう?」  
 
ゲラゲラと下品な笑い声を上げるタイガ。  
 
(い、痛い・・・!)  
 
肛門から腹部にかけて焼けた釘を打ち込まれたような激痛。  
本物の男性器が体の中に入ってきたらもっと痛いのだろうか?  
 
じゅぷっ!  
 
「ふぁっ!」  
 
タイガが一気にマラリヤの肛門に刺さっていたキノコを引き抜いた。  
 
「・・・ん?」  
 
「便秘気味だったんかいな?実がついとるで?」  
 
引き抜いたキノコのエラの部分に、彼女の便が少しだけこびりついていた。  
 
「・・・。」  
 
もう、マラリヤは言葉を発することが出来ない。  
ただ、成されるがままに・・・。受けいることしか出来なかった。  
 
「・・・ま、ええわ。キノコを使って直腸洗浄、してやるわ・・・。」  
 
タイガは汚れたキノコを放り投げると新しいキノコをカゴから取り出し  
 
「こいつで全部かきだしたる・・・。」  
 
先程のより一回り大きいキノコを取り出し、見せ付けた。  
 
(嘘・・・さっきのでもあんなに痛かったのに・・・!)  
 
「すぐになれるで。なれたらごっつ気持ちええで?」  
 
ぺたぺた、とキノコでマラリヤの頬を叩く。  
 
「ついでに言うとオレの一物はコイツよりも一回り大きいで?ククク。」  
 
(う、嘘・・・男の人のって・・・そんなに、大きいの!?)  
 
「ほれ、綺麗にしないとオレのモノをいれられんからのぉ。いくで・・・!」  
 
ずぶっ!  
 
「あうっ!」  
 
先ほどと同じく、小さくて狭いマラリヤの肛門に太いキノコを一気に根元まで押し込む。  
 
・・・ずぽっ!  
 
「あっ!」  
 
そしてそれを同じ勢いで引き抜く寸前まで戻して、止める。  
 
ずぶっ!  
 
「うあっ!」  
 
まるで排便中のような肛門の圧迫感。  
ただ排便中と違うのは、出たものが再び中に戻ってくること。  
 
「ひぅっ・・・。」  
 
ずぷっずぷっ・・・。  
 
1度抜ける寸前まで引き抜き、さらに再び腸の奥まで差し込む。  
この動作を休むことなく繰り返す。  
 
「はぁ・・・はぁ・・・。」  
 
肛門をキノコで犯され、動物のように荒い息を吐くマラリヤ。  
 
「大分実をかきだしたかのぉ。ま、こんなもんやろ。」  
 
ジーッ・・・と、ここで初めてタイガが服を脱ぐ。  
 
(うわ・・・。)  
 
マラリヤが生まれて始めて目にする生の男性器。  
それはそそり立つように天を向いていた。  
 
「これからキノコじゃなくて本物がお前のケツの中に入るで?」  
 
眼前に差し出されるタイガの一物に思わず唾を飲み込むマラリヤ。  
 
「小便漏らすまで掘ったるわ・・・。」  
 
グッ、とタイガの一物がぽっかりと口を開けたマラリヤの肛門の入り口にあてがわれる。  
 
「こんだけガバガバなら・・・行くで。」  
 
ぐっ!とタイガが一物に力を入れる!  
 
「嫌ァァ!い、痛いッ!」  
 
しかしそれでも、彼女の小さくて狭い肛門にはタイガの一物は大きすぎた。  
 
「亀頭が全部入れば・・・歯ァ食いしばっとき!」  
 
ずっ、ずっ、ずっ、と、悲鳴などお構い無しに肛門に侵入する男根。  
やがて、「つるん」と言う感触と共に根元まですっぽりとおさまった。  
 
「あ・・・あああ・・・。」  
 
「ふぅ・・・全部入ったで・・・?気持ちええか?」  
 
気持ちよくなんかない。  
痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。  
 
「処女はケツの穴の締まりもええんかいのぉ・・・腰振ったらすぐに出ちまいそうや・・・!」  
 
え・・・?動く・・・?入ってるだけでもこんなに痛いのに?ちょっと待っ  
 
「あああああ!」  
 
ずぷっ、ずぷっとタイガの一物が容赦なくマラリヤの肛門を掘る。  
亀頭が抜ける寸前まで引き抜いた後、直腸の奥まで貫くようにずんっと深く掘る。  
 
「あっ!あっ!あっ!あっ!」  
 
マラリヤは壊れてしまった人形のように声を上げる。  
 
タイガの男根が薄皮1枚隔てただけの膀胱を執拗に突いてくる。  
 
「そ、そこは・・・!やめて、も、漏れちゃう・・・!」  
 
「小便漏らすまで掘ったる言うたやろ・・・?」  
 
ぐっ、ぐっ、ぐっ!  
 
(だ、ダメ!絶対にダメ!ああ、でももう・・・出ちゃう!)  
 
ちょろっ。  
 
初めは遠慮がちに。  
マラリヤの尿道から黄色い雫が零れ落ちた。  
 
ちょろろろっ・・・。シャァァァア!  
 
それは次第に勢いを増し、周囲に飛び散りながらもアーチを描いた。  
 
「ははっ!ケツを犯されてあまりの気持ちよさにお漏らししちまったのぉ。」  
 
「はぁぁ・・・。」  
 
肛門を犯されて、膀胱を強く圧迫されて失禁してしまうなんて。  
彼女の中で、何かが壊れた。  
 
「うっ・・・オレもそろそろ限界や・・・出すで?」  
 
「だ・・・。」  
 
ダメ、と言いかけてもう既に言葉を失うマラリヤ。  
 
どくっ!どくっ!  
直腸の奥に、熱い物が注がれた感触。  
肛門に刺さった男性器がびくん、びくんと2,3度跳ねる。  
 
(あ・・・出てる・・・これが・・・射精・・・なのね・・・。)  
 
ちゅるっ、とタイガの一物が肛門から引き抜かれる。  
数秒遅れてどろっとした精液がぽっかり口を開けたままのマラリヤの肛門から流れ出る。  
 
「・・・ふー、久し振りにスッキリしたわぁ・・・。おおきにな。」  
 
自分にした行為などまるで何でもなかったかのように微笑みかけてくるタイガ。  
 
しかしマラリヤはそんなタイガをただぼーっと見つめることしか出来ない。  
 
「それじゃあオレ帰るわ。お前も無事に帰れるとええな。そんじゃ!」  
 
タイガはそれだけ言い残すとふっと消えた。  
空間移動、それが出来るのは賢者の中でも取り立てて優秀な者。  
勿論マラリヤにそんな能力はない。  
彼女の仕掛けた目印を消去してしまう能力と言い・・・。  
どうやらタイガは自分より段の高いの賢者だったようだ。  
 
1人、密林に取り残された彼女は全裸のまま、大の字に寝そべる。  
まだ、ずきずきと肛門が痛む。  
女性器も意思とは無関係に溢れ出る愛液で濡れたままでぐちゃぐちゃで気持ちが悪い。  
 
もう、このまま、消えてしまいたい。  
 
他のアカデミーの人間に知られてしまったら、それこそもう生きてはいけない。  
 
もうじき、夜が明ける。  
少なくとも、フランシスには発見されてしまうだろう。  
ここは、彼が管轄する領域なのだから。  
 
がさがさ・・・。  
 
再び、近くの茂みから物音がした。  
 
(・・・今度は何・・・?)  
 
マラリヤがそちらを振り向くとほぼ同時にその音の主が、のっそりと姿を表した。  
 
「・・・ひっ・・・。」  
 
彼女の夜は、まだ始まったばかりのようだ。  
 

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