放課後の教室。  
静まり返ったその部屋に一人の少女が入ってくる。  
「はぁ〜…。ガルーダ先生の補習は何故か無駄に疲れますわ…。」  
本日スポーツの授業で大変ショボーンな記録を達成し青筋ビクビクのガルーダに呼び出されていたシャロンである。  
ようやく超・熱血指導から解放され荷物を取りにきたのだ。  
「今日は早く寝ませんと…あら?」  
床に転がる鉛筆。しかしシャロンの物ではない。  
「落とし物…ですわね。いったい誰の…」  
観察三秒。持ち主発覚。  
小さく彫られたLEONの文字。  
「っ…!」  
周囲を確認。誰もいない。  
「わっ…ワタクシが預かっておきましょう!ええ!」  
さっとポケットにしまうとそそくさと教室を後にした。  
 
自室に戻るとまず鍵を閉め、着替えることも忘れ鉛筆を眺めていた。  
「レオンさんの私物…幸せですわぁ…」  
レオンに密かな恋心を抱いていたシャロン。  
こんな形で…ネコババだけど…レオンの物をゲットできたシャロンは幸せを感じていた。  
「はぁ…レオンさん…」  
鉛筆をウットリ眺めるお嬢様。端から見れば変人です。  
「レオン…さん…」  
でも彼女は妄想のあまりだんだんとそれがあたかもレオンの体の一部に…更には本人を投影し始めた。  
「はぁ…あむっ…ちゅっ」  
顔を紅潮させ鉛筆の尻をしゃぶりだす。  
彼女の中で今この鉛筆はレオンの指…。  
「ちゅっ…はむ…ぴちゃ…はぁ、レオンさん…」  
何かに憑かれた様に舌でそれを舐る。  
彼女自身だんだん気分がそっちの方に向かい始めた。  
 
「あむ…れろ…ちゅっ…レオンさん…指…んっ」  
空いてる手で制服の上から控えめな胸を撫でる。  
彼女の中のレオンが触りだしたのだろうか。  
「んっ…胸…もっと…ちゅるっ……はふっ…」  
胸を撫でる手が次第に大きく、揉みしだく動きに変わっていく。  
しゃぶりながらも、快楽を感じて甘い息をもらす。  
「ぷは…もっと…胸…じかに…さわって…んっ」  
鉛筆をひとまず横に置いて徐々に制服をはだけていく。  
ブラの中に手を潜り込ませ小さな突起もいじり出す。  
「んっ…!ち…ちくび…いいです…わぁ…!」  
彼女はもはや快楽の虜となった。  
自分の胸を触り、いじり、揉んで楽しんでいた。  
 
「はぁ…レオンさん…そろそろ…こっちも…」  
虚ろな瞳で幻影に懇願する。  
同時にスカートをめくり上げ、湿ったショーツを露わにする。  
そこで再び登場疑似レオンの指。  
「んっ…あっ!やっ…レオンさんっ!!」  
鉛筆の尻で湿ってうっすらと見える割れ目をなぞる。  
「はぁっ…もうっ…いっ……」  
グニグニと割れ目に押しつけたりしながら刺激していく。  
「ふぅ…んんっ…!もっとぉ…レオンさんっ!!」  
そしてクリトリスの辺りを擦ったとき。  
「はぁっ…んっ!?そこっ…やっ…あぁぁぁぁんっ!!」  
本日初めての絶頂を迎えた。  
 
「はぁっ…はぁ…」  
胸で呼吸する。絶頂は迎えた。  
でも…まだ足りない。  
「はぁ……えっ!?ちょっ…やっ…!」  
ショーツをずり下げ、すっかりぐしょぐしょになった恥丘をさらけ出す。  
「…恥ずかしいですわ」  
レオンの返事はない。しかし、それの意志として鉛筆が中へ進んでいく。  
「あっ…レオンさ…ひんっ!…やっ…あっ…ああんっ…!!」  
水っぽい音を立て鉛筆はシャロンの中を蹂躙する。  
絶頂を迎えたばかりで感度がいいのか、早くも二度目を迎えそうである。  
「らめっ…!もう…らめれすわっ!!いっ…イっちゃうっ…ふぁ…あっ…やぁぁぁぁっ…!!」  
絶頂に身を震わせる。ゆっくり、大きく呼吸を始める。  
「あっ…はあ…はあっ…ふぅ…」  
二度目を感じ、シャロンは脱力感の中でそのまま微睡んでいった…。  
 
翌朝。  
「ハァッ…ハァッ…わっ…わたくしとしたことがっ!」  
廊下をダッシュするシャロン。  
結局補習の疲れを引きずってかあのまま朝まで寝てしまい、目覚めたときには半裸で秘所に鉛筆挿しっぱなしというおよそお嬢様らしからぬ格好で寝過ごす始末。  
制服の皺をのばしシャワーを浴びて手早く朝食を済ませてもかなり時間がきわどい。  
「はぁ…我ながら恥ずかしいですわ…。」  
「何が恥ずかしいんだ?」  
「それは…えっ?」  
「へへっ、オハヨッ!!…ってな暇はねぇかな…?」  
横を併走している少年。  
紛れもなく遅刻常習組のレオンである。  
「れっ…れれれれれれレオンさんっ!?」  
マンガ的なノリでビビりまくるシャロン。  
「…ぷっ!らしくないなそれ。」  
「っ…!」  
赤面。  
「でも…ちょっと可愛い…かな。」  
「えっ…!?」  
レオンは視線を逸らし頭を掻いている。  
彼が照れているときによくする癖だ。  
「…っと!!急ごうぜ!どやされたくないだろっ!?」  
レオンの精一杯の照れ隠し。  
彼自身女性をこんな形で褒めることをあまりしないのだ。  
それに対してシャロンは優しく微笑み…  
「…仕方ありませんわね。」  
二人で教室目指し駆け出した。  
 

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