「私を…私を助けてくれ!」
夜も遅く来た突然の訪問者はいつもと様子が違った、普段の気の強さは無くとても弱い存在に思えた
(な、なんなんだ?今日のリドリーはおかしいぞ?)よっしゃは戸惑った、そして密度の低い脳で考える
(あ〜、言ってる事はよくわからんけどアレだな騎士団だのジャムパンマンの事で疲れてんだろ)
よっしゃの低脳ではそう結論された、そして…ふと気付く
(なんか今、すげーオイシイ状態だな…リドリーはいつもと違って弱そうだし、ここって橋の下で外に声は届かないだろうし……)
頭の中で欲望がメラメラと燃えだす
(だ、だいたい…さんざん俺を馬鹿にしてきたくせに…今更助けてだって?なら……!)
よっしゃはリドリーの肩を強く掴む
「ジャック…?」
ふっと顔をあげるとそこには目をギラつかせたよっしゃの顔があった
「ジャック!?」
次の瞬間リドリーはベットに押し倒される
「なっ…何のつもりだっ!ジャック!!」
リドリーが抵抗するより早くよっしゃは腕を押さえ付ける
「なぁリドリー?人を馬鹿扱いしてたクセに今更助けて?なら誠意ってのを見せてくれよ!」