「ほらナルシェ、早く服を脱ぎなさい……このままじゃ綺麗にできないでしょう?」
「で、でも……そんなの恥ずかしいよぉ、アディーナ姉さん……」
生まれつき体の弱いボクを気遣い、毎晩お見舞いに来てくれるアディーナ姉さん。
今夜の姉さんは、突然ボクの体を綺麗にしてあげると言い出してきたんだ。
いくら姉だとはいっても、自分の体を見られるのは恥ずかしい……それに、今はどうしても見せられない『理由』がある。
アディーナ姉さんの目線を感じながら、ボクはただ体をモジモジさせることしかできなかった。
「何モタモタしてるの?姉弟なんだから恥ずかしがることなんてないでしょう?」
「で、でも……あの……」
「……いいわ……脱がせてあげるから……」
姉さんはそう言ってボクの体を掴み、半ばむりやりに服を脱がし始める。
「え……あ、あぁ……ダ、ダメ……」
小さい抵抗をするボクの努力もむなしく、姉さんの両手がボクのズボンにかけられる。
そして、そのままその手が一気に下まで降ろされボクの下半身が姉さんの視界に晒される。
「……なるほど……こういうことだったの……」
「あ……あうぅ……み、見ないで」
刺すように突きつけられている姉さんの視線……その先には、ボクの勃起したペニスがあった。
ボクのすぐそばにいる、姉さんの体からの甘いに匂いについ反応してしまった……いやらしい肉棒が……。
「まったく……ナルシェったら悪い子ね……こんなにいやらしくペニスを勃起させて」
ボクを罵倒する言葉を吐きながら、姉さんの右手がペニスを握りしめてきた。
ビンビンに張り詰めた肉棒は、その温かいぬくもりを感じてピクピクと蠢く。
「あ!あぅ!……ダ、ダメ……触っちゃダメェ……あぁぁ」
生まれて初めて自分以外の人に触られた感触に、思わずボクの口から喘ぎ声が漏れ出す。
姉さんはボクのその言葉を無視して、そのまま右手を上下に動かし始める。
「ダメじゃないナルシェ……おちんちんはちゃんとこうやって抜いておかないと……今日はオナニーしてないの?」
「あ……あぁ……ボ、ボクオナニーなんてしてないよぉ……」
「嘘つき、ナルシェの年だったら毎日してるでしょう……オカズにしてるのは誰?エレナ姉さん?それともサイネリア?……まさかジャックじゃないでしょうね……」
姉さんの手の動きが徐々に乱暴で激しいものに変わっていく。
ボクのペニスを絞るようにギュッと握り締めたまま、上から下までめいいっぱい擦りあげてくる。
「あ!あ!あ!……ね、姉さ……!そんなに乱暴にしないでぇ……あんぅぅぅ…」
「ふふ♪……ナルシェったら、こんないやらしいおちんちんしてるのに……女の子みたいな喘ぎ声出すのね……」
ボクが喘ぐ姿を見て、姉さんは楽しそうに微笑えんでいる。
ペニスの鈴口からはヌルヌルした先走り液があふれ出て、その綺麗な姉さんの手のひらをどんどん汚していく。
同時に、真夜中の病室にグチュグチュという粘液の混ざり合う音が激しく響き渡る。
「ほら……聞こえる?このぐちゅぐちゅっていうエッチな音……ナルシェのおちんちんが出してるのよ……もう出ちゃいそうなの?」
「…………」
姉さんのその問いに、ボクはただ首をコクンとうなづける。
それを合図に姉さんの手が、ボクのペニスを射精させようと最後のスパートをかけてくる。
下腹部から徐々にきもちいい液体がペニスに集まっていくのが分かる。
「はぁ!はぁ!……で、出ちゃう!……姉さん……ボク、ボクもう!」
「いいわよ……見せて……姉さんに、ナルシェのおちんちんがドピュドピュって射精するとこ……もう女の子のこと妊娠させられるんだってところ……見せて……」
「あ!あんぅ!……あぁぁぁぁ!」
ドク!ドクドクン!ドク……ドク……!
アディーナ姉さんが見ている目の前で、ボクははしたない大声を上げながらペニスを射精させる。
射精している最中もシゴクのをやめない姉さんの手に、まず最初の精液がビチャっとかかり、そのまま腕、服、下ろした髪の毛にまでボクのザーメンがドロドロと付着していく。
「あ……あ……あぁ……うぅぅ……」
ボクは射精中のまどろんだ意識の中で、姉さんが汚れていく様をただ見つめていた……。
ようやく終わったペニスの射精の後、姉さんは自分の体を拭きながらボクに向かって、
「すごいいっぱい……ナルシェったら……こんな華奢な体の一体どこに、こんなにいっぱい精液溜めてたの?……ふふふ♪」
小悪魔のような顔をしたままそう言い放ち、姉さんはボクのほっぺにチュッと小さなキスをした。