「海岸…もう少しで…綾人に…。」  
 
綾人…綾人が待ってる…。  
 
綾人が飛び立ったあの日  
あれから綾人は変わってしまった。  
お姉ちゃんもおじさんも余り家に帰らない。  
二人しか家に帰ると今日も綾人は私に襲いかかった。  
 
「おかえり、恵。」  
「ただい…ちょ…綾人…やめてよ…!」  
 
否定の言葉は既に形式化してしまった。  
やがてアタシは庭に裸で横たわる自分を見つける。  
 
「先に行くよ、恵。いつもどおり海で待ってるから…。」  
 
服は綾人が持っていってしまった。  
家のカギは全部閉じられている。  
アタシのあそこには太いバイブが突っ込まれ  
絶え間無く鈍い快楽を私に送りつづけている。  
 
「あ…」  
 
震える足を踏ん張って立ちあがる。腰に力を入れる。  
このまま抜けないように海まで行かねばならない。  
 
フラフラと街灯の光を頼りに車道に沿って海を目指す。  
あの車は…。小夜子さん…?  
身をかがめてヘッドライトをやり過ごした。  
身をかがめるとお尻の穴に力が入り、  
おなかの中のバイブがはっきりとわかる。  
 
「くふうう…」  
 
もし見つかったら…。思わず目を閉じる。  
良かった…、行ってしまったようだ。  
ほっとしたような残念なような気分がアタシを包む。  
ふとかがんでいたところを見ると何かが滴った跡がぽつぽつと残っていた。  
膝に力が入らない。なんとか立ちあがるとアタシは再び海を目指す。  
 
「メグ…メグ…だよね・・・?」  
 
ふいに後ろから聞き覚えのある声が呼びとめる。  
振り向くとそこにいたのはかつてのクラスメートだった。  
部活の練習の帰りだろうか、一様にスポーツバックを手にしている。  
私は声も無く立ちすくむ。下の口からはダラダラと涎を垂れ流したまま。  
彼女たちは無言だ…。一体、夜道で全裸でバイブを咥え込み  
あそこをグチョグチョにした級友にかける言葉などあるのだろうか。  
 
「こいつ、登校拒否でしょ…?」  
 
…バレた。自分の顔が蒼ざめるのがわかる。  
頬が勝手に引きつり、歪んだ笑いを浮かべた。  
ああ、アタシ蔑まれてる。  
 
「ナニ…コイツ…。笑ってる…」  
「ちょっと関わるのやめよーよ。」  
「ヤバイよ。イっちゃっってるよ。」  
 
足早に去っていく足音。  
それをじっと見送るアタシ。  
でも、もう何も感じない。  
あそこで蠢くヴァイブが心地よい。  
なのにどうして涙が流れるんだろう。  
振動するバイブから愛液を垂れ流したまま、アタシはそのまましばらく泣いた。  
 
ようやく海についた。真っ暗な浜辺。  
ひどく寂しい…。会いたいよ、綾人。  
 
「ねえ、こんなところで何してるの?」  
「あの…アタシ…。」  
「うわ、この子裸だよ!」  
「誘ってんのかなあ、やっちゃおうか?」  
 
暗がりから声をかけてきたのは若いけどひどくガラの悪い人たち。  
丁度花火が終わったところだったようだ。  
手にバケツと花火の残りを持っている。  
 
「これは…あの…」  
「寂しいの?俺たちが相手してあげるよ?」  
「やだ!やだ!綾人おおおおお!」  
「何?彼氏の名前?振られちゃったからそんなカッコしてんの?」  
 
走り去ろうとする意思とは逆に  
私の膝はあっけなく砕け  
そこにぺたりと尻餅を突いた。  
その拍子にバイブが子宮を突き上げる。  
 
「あ…」  
 
ぶるぶると体が震えると頭が真白になる。  
イッちゃった…。  
その隙に男たちは私の四肢を捕らえる。  
アタシはもう抗うことも逃げることも出来なくなった。  
 
「ちが…ちがうの…これは違うの…。」  
「なに言ってんの?どう見ても誘ってるじゃん!」  
「あふううううううううう!」  
 
アタシのあそこから乱暴にバイブが引きぬかれる。  
体が痺れたようになり、頭が真白になる。  
愛液の糸を引きながらそれは砂浜に音もなく落ちた。  
 
「うわ!もうグショグショ!」  
「誰からいく?俺でいい?」  
「やだ…!やだあああああ!」  
 
どこにいるの?綾人…。居るのなら助けてよ…。  
アタシ、綾人以外は嫌だよ…。  
そんなあたしの願いも虚しく、あたしの中に男のぺニスが差しこまれる。  
グチョグチョになったアタシのあそこはそれを簡単に飲み込んでしまった。  
何度も何度も体を引き裂くような乱暴な挿入が繰り返される。  
痛みと快楽でアタシはおかしくなりそうだった。  
 
「あ…や…と…。」  
 
 
何時間たったのだろうか。時間の感覚がない。  
アタシはなにかべとべとしたものに全身を覆われていた。  
ひどく生臭い匂いがする。息が苦しい。  
体に力が入らない。声もなく横たわる。  
横たわるアタシに近づいて来る足音。綾人。  
 
「気持ち良かった?恵。あれ、良すぎて声も出ない?」  
「………。」  
「血が青くなってた。俺さあ、ムーリアンだったんだ。  
    それがどういうことか恵にわかる?」  
「………。」  
「どこにも居場所がないって事。」  
 
どこにも居場所は無かったアタシには綾人の気持ちが良くわかった。  
でも心配しなくていいよ。  
もうアタシの居場所は綾人の側にしかないのだから。  
 

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