一方、マリアは階段の所で立ち止まり躊躇していた。  
 
「どうしたダー?そんなところで・・・・仁坊ちゃんは二階ですダー」  
「あ!?・・・・え、ええ・・・・おじゃま・・・します・・・」  
タイダーに声をかけられたマリアは、意を決してようやく階段を登っていく。  
部屋の中に居た仁は、窓を開けてなぜか必死に換気をしていた。  
「・・・・・じ・・仁・・・・・・」  
その時、仁は予想していなかった声に驚いた。  
「え!?・・・マ、マリアか?」  
「・・・う、うん・・・・・入って・・・いい・・・・?」  
「あ・・・・ああ」  
仁はやって来たのがあきらかよしあき(ヨッパー)など、男友達だと思い込んでいて  
まさかマリアが来ていたとは夢にも思っていなかった。  
 
部屋に入ったマリアは、仁の顔をまともに見る事が出来なかった。  
それは仁も同じで窓からずっと外を見ていた。  
「・・・どうしたんだよ急に・・・・と、とにかく座ったら?」  
「・・・・・・・・・・・うん」  
目線を合わせられない二人。  
俯いたままマリアは、勉強机のイスに腰掛けた。  
 
ぎこちない二人。  
ちらりとマリアの様子を見る仁。  
マリアはなにか、思いつめた様な顔をしていた。  
(マリア・・・なんで来たんだ?・・・・やっぱりあの時のことで・・・・だとしたら・・・オレは・・・)  
窓際を掴む手に力が篭る。  
 
二人の間に沈黙が続いていた。  
その時、階段を上がってくる足音が聞こえた。  
「入りますダー・・・おかし、持ってきたダー」  
そう言うとタイダーは、飲み物とジュースをテーブルに置いた。  
仁とマリアの様子を見て不思議に思うタイダー。  
いつもの二人と違い、どこかおかしいと感じた。  
「どうしたダー?二人共・・・ケンカでもしたダか?ケンカは良くないダー・・・」  
タイダーは得意そうに続けた。  
「お互いに言いたい事があったら言ったほうが良いダ・・・全部打ち明ければきっと仲良くなるダー」  
しかし二人は黙り込んだままでいた。  
「すいませ〜ん・・・あの〜・・・」  
突然、下の店から声が聞こえた。  
「おっと・・・お客さまダー・・・じゃあ、マリアさん・・ごゆっくり・・・」  
マリアに会釈すると、タイダーは店へと戻っていった。  
 
(・・・・まさかタイダーに教えられるなんてな・・・そうだよな、オレが・・・・・)  
仁は決心を固めた。  
 
「マリア・・・ごめん!!」  
「え?」  
突然自分に向かって頭を下げ、謝りだした仁に困惑するマリア。  
「ちょっ・・・ちょっと待って、仁・・・なんで仁が謝るの?」  
「だってオレ・・・あの時、我慢できなくて・・・マリアにあんな事・・・・して・・・」  
「・・・・・じ、仁」  
「許してもらおうなんて・・・虫のいい話だってのは解ってる・・・だから・・・マリアの  
気の済むようにしてくれて・・・」  
そう言いながら顔を上げた仁は、涙を頬から伝わせるマリアを見て驚く。  
「・・・マ、マリア!?」  
「ちがう・・・ちがうの・・・・私、そんなつもりじゃ・・・・」  
「え?」  
「私・・・・私のほうこそ仁に謝らなくちゃいけないの・・・」  
 
イスから立ち上がったマリアは、仁に背を向けて不安を隠すように胸元へ手を置いた。  
「この前・・・仁達が戦って危ない目にあっていたのに・・・私・・・」  
身を竦め一瞬、言葉に詰まるマリア。  
「私、みんなに隠れて・・・エッチなこと・・・・してたの・・・」  
「マリア・・・」  
仁は戦闘中に見た、マリアの痴態を思い返した。  
「で、でもそれは邪悪獣のせいで・・・マリアが悪いわけじゃ・・・・」  
マリアの肩に手を置いて励まそうとする仁。  
「それだけじゃない・・・私、あれからおかしいの・・・・1人になるとエッチなことばかり・・・して・・・」  
ポロポロと涙が溢れ出てしまうマリア。  
「こんな・・・こんないやらしい女の子、変だよね・・・イヤだよね・・・」  
身を震わせ、堪らず俯くマリア。  
そんなマリアを仁は強く抱きしめた。  
「ばっかやろうっ!!」  
その勢いで涙が吹き飛ぶ。  
「・・・・・仁!?」  
 
「バカだよマリア・・・・そんなこと・・・気にすんなよ・・・」  
「で、でも・・・」  
止まらない涙が、仁の肩を濡らす。  
「マリアは悪くない・・・・マリアは普通だ」  
「・・・・・仁」  
「だから・・・だからもう・・・泣くなよ・・・マリアに・・・」  
マリアを抱く腕に力が籠もる。  
「好きな子に泣かれたらオレ、どうしていいのか分かんねえよ・・・」  
「!?・・・じ・・・・仁っ・・・」  
仁に縋るように抱きつき、涙をより一層溢れさせてしまうマリア。  
しかしそれは、悲しみではなく嬉しさからの涙だった。  
 
「それにさ、1人エッチなんて誰だってするんだ・・・オレだってさっきも・・・・・あ・・・・」  
思わずさっきまでの自分の行為をバラしてしまい、顔を赤くする仁。  
キョトンとしているマリア。  
「ッ・・はは・・・まいったな・・・・」  
恥かしそうに頭を掻く仁。  
「仁?・・・・・クスッ」  
そんな仁を見て、ようやく笑みを見せるマリア。  
その笑顔が嬉しくて仁も笑った。  
二人はしばらく、お互いに笑いあった。  
 
 
「・・・・ありがとうございましたダー」  
店で接客していたタイダーは、二階から微かに二人の笑声が聞こえた。  
家に通じる戸口から顔を覗かせ、微笑むタイダー。  
「二人共、仲良くなったみたいダー・・・よかったダー・・・・あ、いらっしゃいダー」  
その戸口を閉めて、タイダーはまた仕事へと戻っていった。  
 
 
「仁・・・・・」  
いままで胸の中に溜まっていた不安が解消され、仁に抱かれているマリア。  
今のマリアは幸せな気持ちに満たされていた。  
そんなマリアの下腹部に、何かが当たっていた。  
(え!?・・・これって・・・仁の・・・)  
それに気付いたマリアは、頬が徐々に赤く染まっていく。  
「・・・・・じ、仁・・・・あの・・・」  
「え?」  
「・・・・・仁の・・・当たって・・・る・・・・」  
意識していなかった仁は、指摘されてようやく気付いた。  
「あ!?・・・・ご、ごめん・・・」  
マリアを抱きしめていて、無意識に身体が反応してしまっていた。  
それはマリアが来る前に、途中で自慰を中断してしまった所為でもあった。  
しかし、それに気付いた仁だったが離れようとせず、さらに強く抱き寄せた。    
 
「・・・・・じ、仁?」  
「マリア・・・・・・」  
マリアをじっと見つめる仁。  
その熱い視線に目を外せないマリア。  
ゆっくりと顔を近づけてくる仁に、マリアは目を閉じてキスを受入れた。  
「・・・ん」  
そして仁は、そのまま優しく胸を触り始めた。  
「っは・・・・じ、仁」  
突然の事に唇を離し、恥かしそうに仁を見つめる。  
「・・・・・・マリア、オレ・・・」  
仁はどこか切なそうな顔をしていた。  
そんな仁の様子に、マリアは胸をキュンとさせる。  
マリアには仁の言いたい事が解っていた。  
そしてそれがすごく嬉しかった。  
「・・・・うん・・・いいよ・・・・仁になら・・・・なにされても・・・」  
「マリア・・・・・・」  
マリアの髪をそっと撫でると、仁は柔らかな唇の感触を味わうように口付けた。  
そうする事が当たり前の様に、舌を絡ませ合う二人。  
 
熱いキスをしたままベッドにゆっくりと倒れ込む。  
服の上から円を描くように胸を撫でまわす。  
「んぅ・・・・ふっ・・・んふっ・・・ん」  
その間にも舌と舌を絡ませて、その隙間から甘い吐息を漏らすマリア。  
仁は服に下から手を突っ込み、着けていたスポーツブラを上に押し上げて、胸を直に揉み回した。  
「んっ・・・んふっ!んんぅ・・・・んむぅっ!!」  
掌全体で乳房を鷲掴みにして、その柔らかい感触を楽しんでいるとその中にある乳首が  
だんだんと硬くなってきた。  
仁はその硬くなった乳首を指先で摘むように弄ぶ。  
「っ・・・んん゛っ!・・・・っは・・・や・・・あ・・・だめ・・・っはぅ!!」  
マリアは耐え切れずに唇を離してしまう。  
服を捲くり上げると、マリアの白い柔肌の乳房とその先端のピンクの乳首がツンと立って、  
荒くなった呼吸に合わせて上下していた。  
 
仁はワザとその乳首だけを重点的に愛撫する。  
「あ・・・そ、そんな・・・あっ・・・はうっ!」  
乳房の先端に吸い上げて離すと、プルンッと揺れ動く。  
そして乳首を舌で転がすように愛撫すると、ビクンッとマリアが大きく跳ね揚がった。  
「ひあっ!・・・あ・・んっ!・・・いやあん・・・」  
堪らず仁の頭を抱きしめるマリア。  
たっぷりと唾液に濡れた乳首を、何度も何度も執拗にしゃぶって刺激を与えていく。  
「う・・・・はッ!・・・あ・・あ・・・っく!・・・・あはあんっ!!」  
(・・・や、やだ・・・変な声・・・出ちゃう・・・は、恥ずかしい・・・)  
仁の愛撫でチュパチュパと淫靡な音がする度に、マリアは身を悶えさせる。  
仁はマリアのショートパンツに手を掛けようと、ベルトを外しかける。  
するとマリアは瞳を潤ませながら、仁の上着の裾をギュッと握ってきた。  
「っは・・・ま、まって・・・服・・・シワになっちゃう・・・」  
 
そう言うとマリアは力無くゆっくりと起き上がって、仁を背にして服を脱ぎ始めた。  
その様子を仁は、ドキドキしながら眺めていた。  
「!?・・・仁、こっち見ちゃダメッ!!」  
仁の視線に気付いたマリアは、顔を真っ赤にしながら脱ぎかけた服で身体を隠すように振り向いた。  
「え!?・・・あ、ああ・・・」  
仁は慌てて背を向ける。  
(なんだよ・・・別に見ててもいいじゃんか・・・)  
女の子の心理など分かるはずもない仁は、少し機嫌を悪くした。  
そんな仁にマリアが声をかけてきた。  
「仁も・・・服・・・脱いじゃって・・・・」  
「お・・・おう!!」  
その言葉にこれからの情事への期待に駆られ、仁は素早く服を脱ぎ捨てた。  
 
「・・・・も、もういいよ・・・仁・・・」  
振り向いた仁の前に、生まれたままのマリアがいた。  
恥かしさから胸を隠し、目を伏せるマリア。  
「・・・・あんまり見ないで・・・・恥かしい・・・」  
(・・・・きれいだ・・・・・・・)  
マリアの裸体を見て、心の中で仁は素直にそう思った。  
仁はマリアに近づき、肩をやさしく抱く。  
「マリア・・・・・・」  
「・・・・・仁」  
マリアは顔を上げて仁を見つめ、静かに目を閉じた。  
そして仁とマリアはもう一度、濃厚なキスをした。  
 
仁はマリアの後ろに回りこむと、胸への愛撫を再開した。  
2つの乳房をやさしく、そして大きく揉み上げる。  
そして指で乳首を、軽くこね回すように刺激する。  
「んはあぁ・・・・あ・・あぁ・・・んっ!!」  
マリアの首筋を舐め上げると、ゾクゾクと快感が身体を駆け巡り仁の吐息がかかる度に身体が弾け、  
甘い声が出てしまう。  
「っはあ・・ん・・・・・じ、仁・・・んっ・・・んんぅ」  
マリアは身を捩り、求めるように自分から仁へキスをする。  
仁は口内へ舌を深く潜り込ませ、混ざり合った唾液を飲み込むマリア。  
恍惚の表情でマリアはウットリと仁に身を委ねる。  
そして仁は乳房を揉んでいた右手を徐々にずらし、下半身の秘所へと滑らせていく。  
 
「んあっ!?・・・・・仁・・・・・そこは・・・・っはあ・・・あぁあん!」  
股の隙間から手を入れて、指でそのスジを撫で上げる。  
そこはもう濡れており、溢れた愛液がシーツに染みを作っていた。  
そのまま指を差し入れ掻き回すと、クチュクチュッと責め始める。  
「マリアのここ・・・もうこんなになってるぜ」  
仁は指を引き抜くと、その糸を引く愛液をマリアの目の前に見せつけた。  
「・・・っやあん!・・・は、恥かしいよぉ・・・・」  
「・・・・じゃあ、やめるか?」  
そう言いながら、仁は再びマリアの股間に手を伸ばし、その中を掻きまわすように愛撫し続けた。  
「は・・・・ぅ・・・そ、そんな・・・・じ、仁のい・・・いじわ・・る・・・っああ!!」  
もちろん仁に止めるつもりなど到底無い。  
マリアのかわいい反応に、少し苛めたくなっただけだった。  
しかしそれが、さらに二人の興奮を募らせていった。  
 
「オレのも・・・して・・・くれないか?」  
「え?・・・・・・・・・・・う、うん」  
少し躊躇したマリアだったが、素直に仁の言うことを聞く。  
仁の指示でマリアは、横になった仁におしりを向けて跨いだ。  
その行為の恥かしさに身を震わせるマリア。  
「こ・・・こんな格好・・・恥かしい仁・・・・」  
マリアの目の前には、仁の硬く勃起していたペニスがある。  
(や・・・やだ・・・仁の・・・こんなにおっきくして・・る)  
マリアは顔を真っ赤にして目を逸らした。  
「すごいよマリア・・・マリアの全部見えるよ・・・」  
仁はマリアの尻肉を撫でると、ぴったりと閉じている秘部を指で開いた。  
「あ・・・・やんっ・・・そんなこと・・・・言わないで・・・あ・・あんっ!」  
濡れそぼった薄ピンク色の秘肉を丹念に舐め上げ、溢れ出る愛液を飲み込む。  
「じ、仁っ・・はああっ・・ん゛んっ!・・・・・あはぁっ・・・あああんっっ!!」  
敏感な部分を刺激されて、悶えるマリア。  
 
「マリア・・・・オレのも早くしてくれよ・・・」  
いつまでたってもしてくれないマリアに、仁は我慢できずに催促した。  
「はあ・・はあ・・はあ・・・・・・う、うん・・・・ごめんなさい・・・」  
息を荒くするマリアは戸惑いながらも仁のペニスに触れた。  
以前にも見たモノだったが、あの時は邪悪獣の所為でおかしくなっていた為平気だった。  
しかし今はそんなことはない。  
(・・・え・・えっと・・・・たしか・・・あの時・・・こんなふうに・・・)  
マリアは前の記憶を頼りに仁のペニスを愛撫し始めた。  
「っあ・・・・きもち・・・いいよ・・・マリアっ・・・うっ・・」  
その言葉に嬉しさを感じ、マリアは丁寧に舌を使い仁を刺激した。  
肉茎をキスするように愛撫して、亀頭全体を舌で舐めると、先のほうに雫が出てくる。  
その溢れた雫を、舌先でチロチロッと舐め取る。  
「っはぅ!・・・・マ、マリアッ・・・・・くうぅっっ!!」  
思わぬ仁の反応に、マリアは無意識に手も使って上下に動かし扱きだす。  
 
「っく・・・・よ〜し、こっちも反撃だ!」  
再びマリアへの愛撫を始める仁。  
仁は秘部に指を滑り込ませ、突付くように前後させると膣壁がきゅきゅっと締め付けてきた。  
「んふっんっ!・・・じ、仁っ・・・・・そこ・・・はんっ・・・ん・・・んふっ!・・・ぴちゅっ・・・んちゅ・・・」  
マリアは仁の責めに耐えながら、ペニスへの愛撫を続けた。  
包皮から姿を表した小さなクリトリスを、仁が吸い込むように舐め上げる度に  
マリアの身体は悩ましく身悶えする。  
「はあ・・・はあ・・・マリア・・・ここ・・・気持ちいい?」  
「はあ・・・はっ・・・う、うん・・・いいの?・・・だから・・・もっと・・・いじって・・・・・」  
息を荒げるマリアの甘えるような声を聞き、仁は益々興奮してしまう。  
「ぴちゅっ・・・ちゅ・・・んっ・・・れろ・・・ちゅぱ・・・ちゅ・・・れぉ・・・ちゅっ・・・んちゅっ・・・」  
だんだん激しくなる舌と指の動きに耐え切れなくなるマリア。  
しかしマリアは口の中に仁のペニスを頬張り、顔を前後に動かして健気にその全てを愛撫する。  
「・・・んふっ・・・ちゅぷ・・・ちゅっ・・・んちゅ・・・んっ・・・ん゛・・・んぅ・・・ん・・・・」  
部屋の中には二人の愛撫しあう、音が静かに響いていた。  
 
不意にマリアは仁のペニスが口の中で大きくなったのを感じ、さらに刺激するために強く吸い込むように  
フェラチオしていく。  
「うっ・・くぅっ・・・だめだ・・・オレ・・・も・・・・・・ぅあっ!」  
ついに仁は絶頂に達してしまい、そのペニスから白濁の精液がマリアの口の中に放たれた。  
「ん゛ぅっ!?・・・・ん・・・んん゛っ・・・ん・・・・」  
マリアはなぜかペニスの中に残っている精液をすべて吸い取るように、ゆっくりと顔を前後に動かす。  
口の中いっぱいに精液を注ぎこまれ、喉に奥に入り込んで咽てしまいそうになりながらも、  
そうして奉仕してしまう自分の不思議な感覚に恍惚としてしまう。  
(そっか・・・・私、仁のこと・・・こんなにも好きだったんだ?・・・好きだからこそ・・・私は・・・)  
今更ながらに自分の気持ちに気付いて納得するマリア。  
「はあぁ・・・はあ・・・はあ・・・・」  
たっぷりと射精し終わりぐったりとする仁。  
ふと見ると、マリアが口の中の精液をどうするか困っているようだった。  
「ん゛っ・・・ん・・・・」  
「あ!?・・・わ、わりぃ・・・・マリア、はやく吐き出せよ」  
その様子にティッシュを慌てて数枚取り、マリアに差し出す仁。  
しかしマリアは口の中の精液を、無理矢理に飲み込んだ。  
 
「お、おい・・・大丈夫か?・・・無理すんなよ」  
突然のマリアの行動に焦り、心配する仁。  
「けほっ・・げほっ・・・ん゛・・んっ・・・大丈夫・・・だって、仁のだもん・・・・だから、平気よ」  
少し苦しそうにしているマリアは仁に向かい、にっこりと笑みを見せた。  
「マリア・・・・」  
そんなマリアの健気さが、仁にはとても嬉しかった。  
「・・・じ、仁・・・あの・・・あのね・・・」  
「ん?」  
顔を赤くさせながら、歯切れ悪く目を伏せるマリア。  
「えっと・・・・その・・・・・・」  
マリアを見ると身体をモジモジとさせていた。  
「なんだよ?・・・はっきり言えよ」  
「・・・仁・・・私にも・・・もう・・・・・我慢・・・・・できない・・・・」  
目を潤ませ、顔を真っ赤にして懇願するマリア。  
「あ!?・・・ご、ごめ・・・・マリア、その・・・・えっと・・・」  
「・・・仁・・・いじわる・・・しないで・・・」  
仁は顔を赤くさせ、マリアを強く抱きしめた。  
「・・・わりぃ・・・マリア・・・・」  
「・・・・・・ん・・・」  
 
マリアがベットに横になると、仁がその両足をM字に押し開いていく。  
「・・や・・・・仁・・・恥かしい・・・・ぁ・・・」  
そう言いながらもマリアは抵抗せずに、仁のされるがままに身体を開いていった。  
「・・・・・じ、仁・・・」  
マリアは顔を横に逸らし、隠しながら仁を見つめた。  
「・・・マリア・・・・もうこんなにトロトロになってる・・・・」  
仁は覆いかぶさるようにマリアの秘部へペニスを宛がい、にちゅにちゅっと愛液を擦り付けた。  
「っん・・ぅ・・・じ、仁・・・んんぅ・・・・・」  
マリアは切なそうに身体を震わせ、甘えた声を上げる。  
「いくぞ・・・!」  
仁はそう言うと、ゆっくりと挿入させていった。  
「・・・ん・・・・んあっ・・・・ぁ・・・くはぁっ・・・!」  
仁のペニスが膣内を押し広げ、溢れ出した愛液を纏わりつかせて進入していく。  
「すげ・・・マリアの中・・・・気持ちいいよ・・・・」  
マリアも仁のペニスの熱さを、その膣内で感じ取っていた。  
(・・・・・仁が・・・仁が私の・・・私の中にいるぅ・・・・・)  
そう思うと途端に涙が出てきてしまう。  
 
「マ、マリア!?・・・どうした?・・・痛いのか?」  
その涙に驚いた仁は、少し動揺しながらもマリアを気遣う。  
「・・・ううん・・・・・うれしいの・・・仁とこうしていられて・・・・」  
「え?」  
「前の時は・・・私、邪悪獣のせいでおかしくなっちゃってたけど・・・・・でも・・今はこうして、本当の自分が  
仁に抱かれて・・・ひとつになってるから・・・・だから・・・すごくうれしいの」  
「・・・・マリア」  
優しい微笑みを浮かべる仁。  
「・・・大好きよ・・・仁・・・・」  
そして再び唇を重ねた。  
「んっ・・・・っ・・・んふっ・・・」  
仁はマリアを抱きしめ、耳元で囁きかける。  
「マリア・・・・動いていいか?」  
マリアは仁に抱きつきながら、無言で首を傾けて答えた。  
 
「・・・・ぅん・・・っん!・・・・ぁ・・・・・ふあぁっ・・・」  
仁は腰をゆっくりと動かし始めた。  
「ああっ・・あ・・・あ・・・・ああっ!・・・・あふぁああっ・・・!」  
「マリア・・・はあっ・・はあっ・・・あんまり・・・声だすと・・・・下にいるタイダーに聞こえちゃうぞ・・・」  
「ッあ・・・んっ、んっく・・・そ、そんな・・・・こと・・・・ああっっ」  
(・・・だ、だめ・・・大きな・・・声・・・出しちゃ・・・し、下に・・・聞こえ・・ちゃ・・・でも・・・声、出ちゃうよぅっ・・・)  
マリアは顔を紅潮させ、次第にその快楽に浸っていく。  
仁の腰の動きも段々と激しく大きくなってゆく。  
その結合部からは、にちゃにちゃと粘膜の擦れ合ういやらしい音が聞こえる。  
「あんっ!あっ、あっ、はあっ、んはっ、ああんっ!」  
腰を突き入れる度にマリアの口から淫靡な嬌声がリズミカルに漏れた。  
「・・・はあっ・・はあっ・・・・・マ、マリア・・・・」  
仁とマリアは腰を動かし続けたまま、何度も何度も唇を重ね舌を絡ませ合う。  
 
「・・・んふっ・・・んぁ・・・んん゛っ・・・ん・・・・っ・・・」  
(・・・あ・・・あ・・・だ・・め・・・・・も、もう・・・・私・・・・)  
必死に堪えながら、切なげに激しく悶えるマリア。  
仁はそんなマリアを見て、腰の動きをさらに早めて突き責めた。  
「んあっ!!や、あっ、あっ、ひっ!っすご・・・っく・・・・激し・・・んあっ、あっ、あんっ、あっ・・・・」  
まだ小振りな乳房が、仁の腰の動きに合わせて激しく揺れる。  
それにつれてマリアの身体が徐々に弓なりに反っていく。  
「あっ、だ、だめっ、っあ、あ、あ、あ、あ、っああ!!ひっ・・・・い、イクっ・・・イっちゃっ・・・・・!!  
・・・・・・・んあああああああぁぁぁぁぁっっっ」  
絶頂に達したマリアの膣壁が、きゅきゅっと仁のペニスを締め付けてくる。  
(・・っく・・・・・マ、マリアの膣っ・・・こんな・・・・・・っうぅ・・・・・だめだ・・・出・・・・!!)  
 
どぴゅっ!!どくっ!どくっ、どくっ、どくんっ・・・・・  
 
最も深い場所までペニスで突き上げられ、そこにビクビクッと痙攣するたびに大量の熱い精液が、  
中に放たれた。  
「っぁ・・・・あ・・・・はぅ・・・・ん・・・はあっ・・はあっ・・はあっ・・・・じ、仁・・・」  
マリアは無意識の内に抱きついて足を絡ませ、仁の身体が離れてしまわないようにしていた。  
「っはあ・・はあっ・・はあっ・・・・マリア・・・」  
射精し終わり、仁はゆっくりとペニスを引き抜こうとすると、マリアがそれを止めた。  
「・・・・待って・・・仁・・・」  
「え?」  
「もう少し・・・・もう少しこのままで・・・・・・・・・まだ、仁を感じていたいから・・・」  
「・・・・マリア」  
 

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