【魔法騎士レイアース カオティックハーレム】  
 
 〈第3夜〉  
 
 
    Z◆隷奴  
 
 
早々と就寝した元魔法騎士たちの住まいとは対照的に、  
カルディナをはじめとするチゼータ三人娘に与えられた三階建ての豪奢な邸宅は、  
深夜にも関わらず煌々と明かりが点されていた。  
そこはかつて神官長の住居であった建物で、  
いまや無数の兵士たちによって厳重に周囲を警護され、  
中庭を一望する宏壮な寝室には、背徳の香りを漂わせる白煙が充満している。  
 
それはイプサムという、チゼータに伝わる禁制の麻薬の煙だった。  
マラネロ砂漠に自生する、特殊なサボテンの汁から抽出したアルカロイドを主成分に  
様々な有効成分を持つ秘薬を配合したものの総称で、  
脳を溶かし、思考力を奪う反面、絶え間ない多倖感に見舞われ、性的な快感を何倍にも高め、  
その上持続力もきわめて長く、しかも覚醒剤と較べて副作用が殆ど無い。  
 
今回用いたそれは、チゼータのハレムに伝わる特殊配合の最高級品で、  
チゼータの後宮の姿をそのまま再現したかのようなこの部屋の数々の調度品同様、  
鹵獲したチゼータ艦から運び出したものであった。  
 
白煙に包まれた中、甲高い嬌声が上がり、ベッドを包む羅のヴェールに  
幾つもの裸体が絡み合うエロティックなシルエットが浮かび上がる。  
麻薬をキセルで回し呑みしながら、サムスン司令官は豪奢な黄金の天蓋つきベッドの中で、  
三人の褐色の美女と汗だくになって戯れていた。  
 
「あうっ! はうっ! ひぎいいっ…!  
 しゅごい…将軍様のおヒンポ、カリが張っていてキングコブラ…ううんファラオの頭巾みひゃい…  
 太くて固くへ最高やああ〜〜っ!」  
 
大の字になって放埓にベッドに横たわるサムスンの股間の上に覆いかぶさり、  
全裸のカルディナが、屹立したペニスを使ってポールダンスを踊っていた。  
酒に酔ったかのように頬を赤く染め、口の端から涎を垂らして喘ぎまくる。  
踊り子家業で鍛え抜かれた腰の動きは絶妙で、彼女の騎上位はたちまちのうちにサムスンを虜にし、  
さらにチゼータ名物ベリーダンスの要領で、ひねりを加えて腰を回転させる。  
 
「こんな…こんなチンポ初めてや…。天突く高さの偉大な将軍様のジッグラドが  
 うちのおまんこの中に隅々まで君臨しとるふぅぅ〜〜」  
 
カルディナが言っているのは夜の稼業につきもののリップサービスではなかった。  
サムスンはその魁偉な体躯に比例するかのように巨大な一物を有しており、  
さらに特異な事に、信楽焼の狸を思わせる風船のように膨れ上がった毛むくじゃらの陰嚢を有していた。  
肥大化した精巣による精子の製造量は半端ではなく、それに裏付けられた貪欲な性衝動もまた  
百人の女を一度に相手にしても決して萎える事がないほどに人並外れていた。  
 
KONISHIKIほどもある、そのだらしなく垂れ、乳毛の密生した真っ黒い乳首には、  
チゼータ王族姉妹の姉であるタトラがせわしなく舌を這わせ、  
涎まみれにして激しく吸い上げ、懸命に奉仕していた。  
左右の乳首だけでなく、臍や脇の下など剛毛の密生した匂いのきつい部位を、  
丹念に舌で清め、一方でもう1人の王族であるタータは、  
裸の乳房を揉みしだかれながら、サムスンと濃厚なディープキスを交わしている。  
 
「……んぷっ…、はあっ…はあっ…」  
 
激しく舌を絡み合わせての長いキスが終わり、  
じゅっぷり、と涎の尾を引いて醜い豚が口を離す。  
5分ほども口を吸われていたため、酸欠に顔を赤くして  
小刻みに呼吸を繰り返す褐色の処女姫タータ。  
サムスンは上体を起こして彼女を見下ろすと、  
ゴリラのような腕力でその下顎を押さえつけ、  
強引に口を開かせて真上から大量の涎を注ぎ込んだ。  
 
「…っぷ…、ううっ…」  
 
先刻タータの口内から吸い込んだ彼女の唾液と、自身の黄色く濁った、  
猛烈な悪臭のするヨダレとの大量のブレンド。  
それが泡を纏ったねばつく液体となって滝のようにタータの口内に注ぎこまれ、  
挙句サムスンは、彼女をまるで痰壺か何かでもあるかのように、  
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!! と咽喉を鳴らして大きな痰を勢い良く吐き捨てた。  
 
「………?!!」  
 
濃厚な汚痰がもろに咽喉の奥に飛び込み、  
気管を塞がれてゴホッ、ゴホッと咳をする処女姫。  
その鼻と口を押さえつけ、呼吸を封じて強引に口内の全てを飲み込ませる。  
腐ったドブ川の匂いのする豚の唾液を、ごくり、ごくりと咽喉を鳴らして嚥下し、  
手を離されるとともに、飲みきれなかった分を鼻から逆流させて激しく咳き込むタータ。  
 
涙を浮かべて喘ぐ彼女の目尻に舌を這わせ、涙と白目を放埓に舐め回しながら、  
 
「ヒョッヒョッヒョッ、儂はお前のような、気の強い女を苛めるのが大好物でのぅ…?」  
 
とサムスンは豚人(オーク)のような嗜虐的な笑みを浮かべた。  
 
「ああん将軍様、タータばっかりに構っていて狡ひでぇ…!  
 うちも将軍様のおいひいタンとヨダレが欲しひひ……っっ」  
「おおっ、こりゃ済まんのう。ではお前にも特別に恵んでやろう」  
 
右手にタータ、左手にタトラを抱きながら、座位で結合中のカルディナの唇を奪い、  
舌を絡ませながらお互いの唾液を交換し合う。  
ヌメヌメとナメクジのようにのたうつ舌を追い、重ね合わせ、絡め合い、  
ザラリとした糸状乳頭とゾロリとした口蓋上部の感触を味わい、歯列の裏に舌を這わせ、  
ありとあらゆる手段で舞姫の口内を陵辱する。  
そのうちにサムスンは双子姫から手を離してカルディナの豊かな乳房を撫で回し、  
カルディナは舌までも性感帯となったかのように上気し、  
硬くしこった両乳首を相手につままれながら、  
次々に角度を変えて貪るようにサムスンと唇を交わし続けた。  
 
「はあっ…はあっ…                   .  
 …フフッ。お礼に、今度は逆に、ウチが将軍様の穴を犯したるで…?」  
 
長いキスが終わると、今度はカルディナはゆっくりと腰を上げ、  
淫蜜にぬめって湯気を上げる肉茸からきつい膣穴を引き抜いた。  
そして指先で自身の包皮を剥き、充血して真っ赤に勃起しているクリトリスの全容を露にする。  
彼女の並外れた性欲を表すかのように、通常の女性のものより一回り大きく細長いそれを、  
先走り液の玉を作っているサムスンの鈴口に押し当てると、  
腰を沈め、ゆっくりと肉芽の先端を彼の尿道深くへと押し込んでいった。  
 
──ズッ…ズブブブ…ッ  
 
「おっ…!? おほおっ…!」  
 
咽喉を逸らし、快感の大波にゾクゾクと腰を震わせるサムスン。  
特殊な麻薬のために痛みは無く、  
これまで数百人もの征服国の女たちの穴を蹂躙し尽くしてきた彼にとっても、  
それは未知の快感であった。  
 
「キシシッ、どうや? ウチのメスチンポに犯されてゾクゾクするぐらい気持ちええやろ」  
 
女の身でありながら自身の陰核によって男を犯している快感に、カルディナは舌なめずりして酔いしれ、  
空いた片手で乳房をこねくり回して快感に満ちた桃色の吐息を上げた。  
その一方でタータとタトラはサムスンの股間に顔を埋め、  
肉棹を激しくしごきながら皺まみれの玉袋を左右からしゃぶり尽くしている。  
 
………………………………………………………………………………………………  
 
    [◆刻印  
 
 
時間を少し遡り、今晩の遊戯の少し前に、チゼータ王族の姉妹は  
予めやる事があると言われて別の部屋に招かれていた。  
 
兵隊に伴われて入室すると、そこには様々な撮影機材、  
ゴールドやシルバー等、色とりどりのアクセサリ持った男たちが  
忙しげに言葉を交わしながらそれぞれの機器をチェックしていた。  
中には少数ながら女性の姿も見受けられ、室内には撮影台や背景スタンドなども設置され、  
さらには携行用のバッテリーから電力を引いたオクタゴン型のソフトライトBOXが  
何基も構えられて日が落ちたにも関わらず周囲を明るく照らし出している。  
 
(何なのよ、ここ?)  
 
自分たちにとってあまりに異質な光景に、タータは戸惑って中に踏み入るのを躊躇った。  
対するタトラは恐れる素振りもなく、オートザムに並ぶ科学力を持った  
メルセデス製の撮影機材の数々を、物珍しそうに見て回っている。  
やがて仕事を切り上げてきたサムスン将軍が護衛を伴って入室すると、  
室内の者たちは帽子を脱いでいっせいに一礼する。  
 
(ちょっと、ここでいったい何をするのよ!)  
 
強がってはいるもの、声をわずかに震わせ、内心怯えながら訊ねるタータ。  
というのも、男の一人が開けた箱の中に  
見るからに痛そうな鋭い針がびっしりと詰まっているのを、  
先刻偶然にも目撃してしまったからだ。  
 
(大した事ではない。まずは全て脱げ)  
(えっ?)  
(聞こえんかったか? 一糸纏わぬ裸になれと言っておるのだ)  
(こ…ここで!?)  
 
虜囚に落ちた身とはいえ、これほど多くの男たちの目がある中で  
裸になる事に難色を示すタータ。  
しかし将軍の眼に剣呑な光がちらついているのを見て取ったタトラは、  
まず自らが従順に全てを脱ぎ捨ててから、優しく諭して妹の衣服を一枚ずつ脱がせていった。  
 
男の肉欲をそそらずにはいられないグラマラスな裸体が露になる。  
一卵性双生児ゆえ骨格はまったく同じであったが、生活習慣やスポーツの影響であろう、  
長い髪をサイドテールにした妹のタータの体は、筋肉質でスレンダーに引き締まっているのに対し、  
ロングヘアをそのまま背中に流している姉のタトラは、手足や腹部がふくよかに肉づき、  
いざ脱いでみると胸の大きさも乳輪の直径も妹よりひと周り上だった。  
 
──パシャッ! パシャパシャッ!  
 
(きゃっ!?)  
 
連続してフラッシュが焚かれ、その姿を複数のアングルから、  
二人を取り巻く幾つものカメラやビデオカメラが記録する。  
驚いて目をつむるタータはなおも恥ずかしげに胸や股間を手で隠していたが、  
撮影者たちにとっては不満のようで、手を下ろすようにと方々から指示が飛んだ。  
 
全裸を写真に撮られただけではなかった。  
次に二人は両手を挙げ、大きく股を開いた格好で分娩台のような椅子に座らされ、  
ベルトで四肢を拘束されて身動きひとつとれない状態にされた。  
本物の王女が二人並んで全裸で開脚している間抜けな姿を  
杖をつきながらニヤニヤと見守るサムスン。  
あまりに大きく脚を広げているため、二人ともぱっくりと割れた肉ビラから  
ピンク色にてらつく内部粘膜が覗いていた。  
 
そのまま二人は女性のスタッフにシェービングクリームを塗られ、  
尻の谷間に至るまで丹念に陰毛を剃り落とされた。  
泡を拭い去ると、そのものを隠す無駄な縮れ毛ひとつない綺麗な肉ビラとアナルが露になり、  
その恥辱に満ちた姿に対しても次々にフラッシュが焚かれる。  
さらに二人は腋毛をはじめとする徹底した無駄毛の除去や、  
全身への香油のすりこみ、ヘアメイク等を施された。  
 
(ううー…股間がスースーする…。  
 おまけにおまんこやお尻の穴に、こないな恥ずかしいカッコを  
 沢山の男に見られてもうて…ウチもうお嫁に行かれへん( TДT))  
(タータちゃん、言葉使い)  
 
だが、ここまでは前準備に過ぎなかった。  
聞くところによると、サムスンは特に目をかけた奴隷に対して、お気に入りの印として  
それぞれに手づから選んだ特別なピアッシングやタトゥーを施す趣味があるのだという。  
それを経てはじめて本物の寵妃になるのだと。  
これからそれを行うとの話を聞いて、タータは青くなったがもはや手遅れだった。  
 
(嫌やー! 痛いのは嫌や!)  
(覚悟はできておりますわ。どうぞ、わたくしをサムスン様の女にしてくださいませ)  
(フッフッ殊勝な心がけじゃ。儂に従う者と逆らう者、  
それぞれに褒美と罰とをくれてやろう)  
 
タトラは唇を結んで苦痛に備えたが、彼女の予想とは裏腹に、  
従順で妖艶な彼女に対しては、痛みの乏しいピアッシングガンによるピアッシングが行われた。  
産毛や毛穴の一本一本まで細緻に記録する軍用高性能カメラの前で、  
サムスンによって左右のラビアを長く引き伸ばされ、  
プスプスと音を立ててそこへ次々に穴をあけられるタトラ。  
しかし軌道がシャープで貫通時間も一瞬のため、実際に痛みを覚えたのは1秒かそこらであった。  
貫通されたばかりの肉ビラへと、スタッフが手際よく次々にリングを通していく。  
 
(ぎゃぁあああああっ! ひぎぃいいいいいっ!)  
 
対して勝ち気で反抗的な態度を取るタータに対しては、  
真っ赤に熱した針を使って無慈悲に肉を貫き通した。  
乳首やクリトリスなど、特に神経の集中している部分を突き刺され、ごりごりと人力で針を捻じ込まれ、  
その鋭痛にタータが怪鳥のような鋭い悲鳴を上げる。  
だが、四肢を台に縛りつけられているため逃れる事もできない。  
苦痛に呻く彼女の顔と、原始的なピアッシング手段によって血の玉を浮かべる局部のそれぞれを、  
無数のカメラやビデオカメラが追いかける。  
 
やがて奴隷装飾の儀式が終わり、消毒と鎮痛剤を施されて拘束台より解放される。  
妹のタトラはニップルと臍とクリトリスにピアッシングを施されていた。  
そこにつけられているのは膨大なアクセサリの中から選び抜かれた、  
チゼータ風の細緻な装飾が施された小さく瀟洒な代物で、  
プラチナ地にふんだんにダイヤが象嵌されて高貴な彩りを放っている。  
 
対して姉のタトラは全てが黄金製、  
アクセントにラピスラズリを加えた派手派手しいデザインのもので、  
左右の大き目のニップルリングの間には3本の金鎖を渡し、  
ヴァギナの肉ビラにも右側に1つ、左側に3つのビーズリングを連ねていた。  
二人を鏡の前に立たせておのれが姿を確認させ、その反応を確かめる。  
 
(さすがは本物の王族じゃ。豪奢なピアスがなかなかに似合っとるぞ、ふたりともな)  
 
淫靡に着飾ったおのが肉奴隷の美しさに、サムスンはグフフフと満足げに野太い笑い声を上げる。  
このまま二人を液体窒素のプールに沈めて瞬間冷却し、  
立像を凍結奴隷のコレクションに加えて冷凍庫に末永く飾っておきたいと思うほどであった。  
 
遠征軍旗艦マスタングの司令官の私室には、  
これまで寵妃としてきた女たちの膨大な記録映像がプールされていたが、  
こうしてチゼータ王族姉妹の剃毛&ピアッシング映像も、  
今日またそれらのコレクションの一枚として加わったのだった。  
 
………………………………………………………………………………………………  
 
    \◆夜伽  
 
 
その後、撮影班やピアッシング班、メイク班らを退出させると、  
サムスンはチゼータ三人娘に与えた邸宅へ移り、  
そこでカルディナを加えた4人で毒見済みの豪奢な夜食を摂った。  
メニューは精力増強に主眼を置いたもので、ワインには強力な媚薬を混入してある。  
 
食事の途中、まだピアッシングのひとつも施されていないカルディナを恨めしく思い、  
それについてタータが糾弾したところ、  
何でも彼女は現在登録されている108人の寵妃の中でも一番どころか、  
これまで滅ぼしてきた国々の寵妃の中にも滅多に見られない上玉中の上玉との事で、  
特に念入りに身体の隅々にまで細緻なタトゥーを入れるため、  
わざわざメルセデス本国から技倆のいい彫り師を呼び寄せているところだという。  
 
そこまで目をかけてくれてホンマに嬉しいでぇ、  
とカルディナが猫撫で声で甘え、ヨシヨシとサムスンが頭を撫でる。  
まだヒリヒリする身体の疼痛をこらえながら、アホらし…とタトラはワインをやけ飲みした。  
そして頃合良く媚薬が回りはじめた頃、サムスンは寝室に入り3人を裸に剥くと、  
待ちに待った“お楽しみ”の時間に入ったのだった。  
 
 
「はあっ…ああっ、焦らさないれへぇぇ…」  
「はひゃく…早ひゃく司令官様のオヒンポを、  
 タトラのおマンホに…挿れて欲しいんれすの…ほおっ」  
 
サムスンの眼前でタータとタトラは互いに抱き合ったような形でベッドに横たわり、  
脚を大きく開いて4つの穴をあらわにしていた。  
二人ともイプサム麻薬が完全に回りきっており、意識がハイになって呂律も怪しい状態だった。  
陰毛を全て除去したためにハッキリと形のわかる2枚の肉アワビは、  
姉妹とはいえ微妙に形が異なっており、姉のタトラの方が肉ビラが肥大し茶色く色素が沈着している。  
妹は左右不揃いの形をした鳶色で、どちらの穴も  
併用した媚薬の副作用により早くも淫蜜にぬめっていた。  
 
本物の王族の姉妹を重ねたゴージャスな姉妹丼。  
残念ながら姉の方は既に処女ではなかったが、  
金とプラチナに輝くピアスと宝石とで美しくデコレーションされた極上の馳走を前に、  
サムスンはヨダレを垂らして舌なめずりする。  
 
「まずはどの穴を頂くかのう。…よし、これに決めたぞ」  
 
メインディッシュを頂く前のデザートとして、姉妹丼の上側に腹ばいに伏しているタータの、  
尻の谷間にひっそりと息づく菊蕾の窄まりに目をつける。  
尻たぶを左手で割り開きアナルの全容を露にすると、右手で隆々と反り返る野太い肉槍を掴み、  
体重をかけて一気に菊門の奥へと押し込んだ。  
 
「ひゃひぃいいいっ…!?」  
 
先刻まで結合していたカルディナの愛液が潤滑油となって亀頭が内部へ潜りこみ、  
さらにサムスンはタータの両腕を掴み、力づくで彼女を引き寄せながら  
更に直腸深くへと肉杭をねじこんでゆく。  
 
「いっ…痛っ、おひり、タータのおひりが切れちゃうふぅぅぅっ!  
 熱っ…サムスン様のおヒンポ熱ひひひぃぃぃぇぇぇ…っ!」  
 
呂律の回らぬ舌で悲鳴を上げるタータ。  
ミチミチ、メリメリと排泄孔を押し広げながら、錐を揉み込むようにさらに奥まで挿入する。  
その並外れた性欲の量と比例するように、20pもの長さを誇るサムスンの巨砲が、  
いまだかって一度も蹂躙された事のない処女姫の後ろの処女穴を無慈悲に侵略し尽くし、  
膣の2倍以上もの奥行きを持った直腸を通過して、先端がS字結腸にまで到達する。  
 
「あひっ…はひぃぃぃぃ…っ…」  
 
はらわたを奥まで串刺しにされ、唇の端から涎を垂らし、手足をヒクヒクさせるタータ。  
傍らではサムスンに命じられてハンディカメラを構えたカルディナが、  
現役チゼータ王女の肛肉生レイプ映像を手際よくカメラに収めている。  
 
「これが美女の国と名高いチゼータの、  
 頂点に立つ王女のケツ穴か。実に素晴らしい味わいじゃ」  
 
サムスンはズプッ、ズプッと音を立てて腰を前後に動かし、窮屈な排泄粘膜の締まりを堪能した。  
対するタータは極限まで開ききった肛門に、脱腸しそうなほどに激しくペニスを出し入れされるたび、  
楽器のように甲高い悲鳴を漏らし、麻薬で締まりの緩くなった尿道から何度も尿を飛ばす。  
 
「あああああっ…いぎぃいい゛いぃぃ…っっっ!?」  
 
 
「ふっふっ、良かったぞ。次は姉の方じゃ」  
 
ベッド全体を揺らし、5分ほどもピストンを繰り返したろうか。  
サムスンはぐったりとなったタータの尻穴から、  
糞便のカスがこびりつき黄色く染まったペニスを引き抜いた。  
なかなかに良い絞まり具合ではあったが、あくまで前菜とみて  
今日のところは果てるまで陵辱し尽くす心算はないらしい。  
ガッチリと肉槍を食い締めていたため、引き抜かれると同時にタータのアナルは脱肛し、  
切れた粘膜から血の糸を流す。  
 
血と便がこびりつき猛烈な臭いを漂わせる長大な極太男根。  
サムスンは汚れを拭いもせず、今度は下になっているタトラの膣へと無遠慮に挿入した。  
意外に遊んでいるらしく、妹の腸液と本人の淫蜜を潤滑液として、  
タトラの秘唇はあまり抵抗もなくサムスンの巨根を呑み込んだ。  
 
──じゅぽっ!  
「はふっ!? ひゅごい…大きいれふの…っ」  
 
上になった妹の身体を抱きしめながら、びくんと身体を震わせて嬌声を上げるタトラ。  
半分も挿入しないうちに先端が子宮頸部に突き当たり、サムスンは彼女の両足首を掴んで抱え上げながら、  
更に深くまで挿入しようと体重をかけて腰を前後にうごめかせた。  
 
膨大な体重と並ならぬ膂力を持ったサムスンのピストンは、まるで力士の突進だった。  
ひと突きごとに子宮が圧迫され、他の内臓までも押し上げられるような凄まじい衝撃と、  
麻薬によって何倍にも高められた快感に、脳内で快楽の火花が弾けてその度に目の前が真っ白になる。  
 
「いぎっ・い゛ぎっ・ひぃっ…! すっ、凄いっ…  
 ほ、ほ腹が…タトラのお腹が壊れひゃひまふの〜〜  
 おっ…お゛ぇえええっ…!!」  
 
子宮から間断無くこみ上げてくる衝撃によって小腸がせり上がり、胃袋が圧迫され、  
激しい嘔吐感を覚えて、思わずタトラは妹の顔面へと盛大にゲロを吐いてしまった。  
嘔吐は止まらず、先刻食べたばかりの豪奢なご馳走の破片が、  
消化されないままにあとからあとから端麗な唇から迸る。  
 
「ヴぇっ…げっ、げろぉ゛ぉぉっ…! お゛…っ、お゛げぇぇっ…ゴフッ!」  
 
そのような彼女の様子になどまるで頓着せず、サムスンはコーラ缶ほどもある巨根を使って  
何度も何度も腰を打ちつけ、その度にタトラは激しく胃袋を圧迫されて、  
内容を空にするまで未消化物を吐瀉し続けた。  
 
………………………………………………………………………………………………  
 
    ]◆破瓜  
 
 
「アハッハッハ、いつもの済ました顔が台無しやで王女はん。  
 もっと綺麗になるようウチがゲロ化粧しといたる?」  
 
シーツ上にこぼれた汚物を、カルディナは掌で掬ってタトラの顔面になすりつけ、  
刷り込むように顔中に塗り広げた。  
タトラにはそれに構っていられるような余裕は無く、  
唇の周りを唾液と吐瀉物で汚したまま、妹の身体を力いっぱいに抱きしめ、  
子宮が壊れてしまいそうなほどに強烈なサムスンの抽挿に嬌声を上げ続けていた。  
 
彼女の性器は、膣口に加え膣内二箇所がキツキツに締まる、  
珍しいタイプの名器であるカルディナとはまた別のタイプの名器で、  
奥に行けば行くほど締まるイソギンチャク型だった。  
妹の尻穴ほどのキツさはないが、膣内のヒダヒダが抽挿のたびに肉竿を刺激し、  
その珍味に気を抜くと今にも射精してしまいそうになる。  
 
「ほほう、こちらも仲々。魔法のランプのごとき神秘さと、チゼータの熱砂のごとき熱さじゃ」  
 
思わぬ掘り出し物に笑みを浮かべ、全身脂ぎった汗を流しながら、  
サムスンは腰を8の字状にローリングさせてタトラの肉壺を堪能した。  
おまけに上になったタータに尻を持ち上げさせ、  
初々しい処女膜を覗かせる彼女の秘唇をベロベロと舐め回し、  
バーベルタイプのピアスで貫いたクリトリスを舌先で小刻みにビブラートしながら、  
下では腰をうごめかして姉妹同時に快感を与える。  
 
「ひやははっ…! サ、サムふン様の舌すごひいよぉぉぉっ!」  
「や、やらっ、タータ、お姉ちゃんイっちゃふ、イッちゃひまふのおおっっ……!」  
「ああっ、私も…私もイっひゃふうう〜〜っ!!」  
「い、一緒にイひましょタータ…!」  
「ああっ、お姉ひゃん…サムスン様ぁぁぁっ…ひいいっ、もうらめぇぇぇ〜〜っ!!!」  
「ウフフッ、ええ顔やで二人とも…?」  
 
麻薬キセルを吹かし、二人の痴態を横合いから撮影するカルディナ。  
サムスンはタータの尻穴に左右の指を入れて、  
無遠慮にグポグポとこねくり回しつつ同時に膣穴を舐め回し、  
そのたびにタータは羞恥と歓喜の悲鳴を上げ、しまいには涎と蜜汁とで股間がだだ濡れになった。  
そのうち充分に桃唇がほころんで来たとみて、サムスンはタトラから陽物を引き抜くと、  
いよいよ姉妹丼のメインディッシュであるタータの処女を奪う事にした。  
 
体位を変え、ベッドの上に仰向けになって大きく脚を広げながら、  
不安げにサムスンを見上げるタータ。  
サムスンの噴き出し物だらけの汚らしい尻肉には、  
カルディナが熱く濡れた舌を熱心に沿わせている。  
傍らでは姉のタトラが、ハンディカメラで妹の姿を撮影しつつも、  
彼女の不安を紛らわそうとするかのようにその手を握り締めていた。  
 
「タータちゃん、余計な力みは控えて力を抜いて」  
「う…うん…」  
 
避妊するつもりなど欠片もなく、粘膜同士を直にすり合わせる  
生(ナマ)の快感に溺れるサムスンが、コンドームのひとつもつけていないのを見て、  
今日が危険日である事を思い返し不安に眉を曇らせる。  
サムスンは巨大な腹肉の下に隠れたペニスを掴みこみ、  
かすかに脚を奮わせるタータの処女穴へと先端を押し当てる。  
そして250sの体重をかけて腰を突き出し、  
 
一気に処女膜を貫通した。  
 
「ああ……っ!!」  
 
エビ反りになって苦痛に耐えるタータ。  
オナニーは毎夜のように行っていたが、貫通は初めての事で、  
今は鋭い痛みのほか何も感じられなかった。  
彼女の苦痛などお構いなしに、ギツギツにペニスを圧迫する肉ヒダを押しのけて、  
むりやりに道をつけていくサムスン。  
タトラは苦痛を分かち合おうとするかのように、妹の手をきつく握り締める。  
やがて奥まで挿入すると、サムスンはジュップ・ジュップと緩慢な動きで腰をうごめかし始めた。  
 
「痛っ…! 痛い、痛い、痛いいいっ〜〜〜!」  
 
結合部が真っ赤に染まり、初めての穴にバットの先ほどもの太さがあるペニスを挿れられ、  
タータは普段の気丈さが嘘のように、涙を流して悲鳴を上げた。  
対するサムスンは彼女の悶え苦しむ姿を見るのが楽しくてたまらぬといわんばかりに、  
乱暴に腰を動かし、敏感な処女粘膜をこそぎ剃るように刺激し続ける。  
 
「くっくっ、かわいいのう」  
「おぶっ!?」  
 
深々と結合したまま、真上からのしかかるようにしてタータの唇を奪う。  
ベッドが軋み、タータの細身の体が巨大な脂肪の中へと飲み込まれ、  
そのあまりの重さに彼女は全身の骨を砕かれるような圧迫感を覚えた。  
 
──ジュポッ・ジュポッ・ジュポッ・ジュポッ…!  
 
全身の贅肉を波打たせながら、シーツに手をついて激しく腰を降るサムスン。  
痺れるような快感が脊椎を這い昇り、そろそろ絶頂が近い事を悟って  
より力をこめて深々と剛直を突きこむ。  
 
──ズン!  
 
「ひぃいいいいいいっ!」  
 
「はふっ…ふふっ…、将軍様の剛毛ケツ穴、臭くてとってもおいひいで…?」  
 
後ろではカルディナが夜の稼業で鍛えた舌技を使い、脂ぎったサムスンの尻たぶに顔を埋め、  
アナルを舐め回して更なる快楽を与えていた。  
その上ためらいもせず根元までも舌をさしこみ、直腸内部を隈なく舐め回す。  
濡れた熱い舌によって前立腺を刺激され、射精衝動が一気に風船のように膨れあがる。  
 
サムスンは猪のような咆哮を上げ、褐色の姫君の膣内に  
勢い良く 射精 していた。  
 
──ビュルッッ! ビュルルッ!  
 
大狸のごとき巨大な陰嚢によって作られた、膨大な量の精子。  
それはその発射力も半端ではなく、連発して水鉄砲のように打ち付けられる白濁砲の勢いに  
タータは子宮頚部が痛いほどだった。  
 
「あっ・あひゃっ…ひはっ…、  
 らめぇえええ〜〜っ、わらひ、サムふン様の…  
 サムスン様の子ろもを孕んじゃふぅううう〜〜!!!!」  
 
数億匹にも達する蠢く精子の粒々が、ひとつびとつ認識できるのではないかというほどに  
濃密な精子が膣内に大量にぶちまけられる。  
極太のペニスによって栓をされ、出口を失っているために、  
それは余すところなく子宮へと注ぎ込まれ、たちどころに卵管の隅々までも満たし、  
みるみるうちにタータの下腹部が膨れ上がる。  
 
人ではなく、まるで動物との交尾だった。  
常人の何倍もの精液を一どきに注ぎ込まれ、彼女の妊娠は間違いないだろうとさえ思われた。  
 
やがて完全に射精を終えると、ギュポン、とコルク栓を抜くような音とともにペニスを引き抜く。  
開ききった膣穴から膨大な量の精液と破瓜の血のカクテルが溢れ出し、  
タータはヒクヒクと手足を痙攣させ、放心状態になってうつろにベッドの天蓋を見上げていた。  
 
しかしサムスンはあれほど射精したにも関わらずまだまだ物足りないようで、  
なおも萎える事のない肉槍の穂先を残るふたりへと突きつける。  
そしてカルディナとタトラに壁に手を突いた状態でお尻を突き出させ、  
立ったまま二人の尻穴へと交互にペニスを挿入し、  
その締まり具合の違いを較べて楽しんだのだった。  
 
………………………………………………………………………………………………  
 
    XI◆泡姫  
 
 
「最高じゃった。  
 お前たち、後宮の女どもの中でも今後とも特別に目をかけてやろうぞ」  
 
神秘的にして優美なアラベスク紋様の描かれた陶器質タイルを、  
床から天井に至るまで隙間なく敷き詰めた、聖堂(モスク)の礼拝堂のごとき浴室。  
極上の薔薇を贅沢に使った大浴槽から上がると、  
横になって3人のチゼータ美女に身体を洗わせながら、上機嫌でサムスンは言った。  
 
「ホンマ? めっちゃ嬉しいで〜?」  
 
泡だらけにした陰毛を、柔らかい土手肉と一緒に  
サムスンの腕にすりつけていたカルディナが、心から嬉しそうに告げる。  
 
「うち、将軍様のコブラチンポがめっちゃ大好きや。  
 あんな凄いの、今までの男たちの中でも初めてや。  
 ホンマ三国一のオチンポやで。  
 一晩中やりまくりたいさかいに、他の女なんかには色目使ってほしくないわ」  
「フフフ、こやつめ、愛い奴よ」  
 
カルディナの生来の明るさにつられて相好を崩す。  
その股間ではタータとタトラが顔を埋め、  
競うように左右からペニスを舐めしゃぶっていた。  
タトラはどこで学んだものかプロの娼婦のごとく舌技が巧みで、  
舌使いが稚拙でまだ恥じらいの見られる妹をたくみにフォローするとともに  
彼女の手本となってサムスンに口奉仕している。  
 
「はむぅ、くちゅ…ふぁぁ…  
 すごい…サムスン様のオチンチン、あんなに射精(だ)したのに、  
 まだこんなにカチンカチンですわ…」  
 
ドクドクと元気良く極太の血管を脈打たせる、今にも噴火しそうな活火山めいたペニスを、  
愛おしそうに頬張り、咽喉の奥まで咥え込む。  
 
占領国で虜囚とした美女を伴って入浴し、彼女らを婢(はしため)のように扱って体を洗わせるのは  
サムスンにとって恒例の行事のようなものだった。  
更に彼は裏ビデオ撮影マニアでもあり、傍らには三脚に載せた防水仕様のビデオカメラが設置され、  
今回のソーププレイについても逐一映像を記録していた。  
膨大な秘蔵のコレクションのひとつとして後で見返すためだけでなく、  
そのうち自分たちが犯されている痴態を大スクリーンで本人に見せ、  
その反応を見て楽しむためでもある。  
 
「背中をお流ししますでー」  
 
カルディナは今度はサムスンの上体を起こさせると、  
自らの豊満なバストにボディソープを垂らし、後ろから乳房を押し付けた。  
柔らかいプリンのようにプルプル弾む双乳が、強く押し付けられて潰れたように変形し、  
その圧倒的な量感が背中ごしに伝わる。  
そのまま彼女は、硬く勃起した乳芽で皮膚をなぞるようにして、  
身体を上下に動かし、自らの胸でサムスンの背中を洗いはじめた。  
足元ではペニスを姉に独り占めされたタータが、サムスンの脚の上に横たわり、  
自らの柔肌をぴっちりと押し付けるとともに、胸の谷間で足首を挟み込みこみながら、  
男の足指の股の間にひとつびとつ舌を沿わせている。  
 
様々な動きを加え、圧力に強弱をつけて背中を洗いながら、  
はじめ他愛も無い桃色の会話を交わしていたカルディナはが、  
やがて相手が完全に警戒を解いたとみて、さりげなく本題を切り出した。  
 
「…将軍様はいつまでここにいるんや?」  
「なぜそのような事を訊く」  
「だってうち、もう将軍様のチンポ無しでは生きられへんもん。  
 どうしても離れたくないんや」  
 
彼女が志願してサムスン司令官の第一の愛人となったのは、  
自らの保身のためだけではなく、ひとつにはこの情報収集のためであった。  
 
「そうかそうか。フッフッ、わが軍の虜である以上に、  
 どうやら骨の髄まで儂のチンポの虜になってしまったようじゃのう。  
 実は至極残念な話じゃが、そのうち本国から統治のための文官どもが派遣されて来る。  
 その後一個師団を置いてわしは本国に帰還する事になっておるのじゃ」  
「ええっ、そんなぁ…非道いで!  
 でも、そのときはもちろんうちらも連れていってくれるんやろな?」  
「まぁ、それはおいおいにな…」  
 
ふいに言葉を濁す。  
カルディナは大袈裟に悲しむ振りをして、  
「うちらどこに行っても、一生将軍様のために仕えると誓うさかいに、  
置いていかへんといてや!」  
と強く懇願しながら、内心で彼の言葉の裏の意味を揣摩した。  
 
サムスンの巨砲を形の良い乳房で挟みこみ、胸ごと上下に肉竿をしごきたてながら  
先端を舐めしゃぶっていたタトラが、方向転換を促すように口を開いた。  
   
「タータちゃん、今度はぜひサムスン様に足でご奉仕なさい」  
「えっ…?どうやるんだよ」  
 
タータは姉に命じられたまま、両足でサムスンのペニスを挟み込み、上下にスライドさせはじめた。  
褐色の美少女が大股を開き、自らの性器を尻穴まで見せ付けながら行う懸命な足コキは、  
下手糞ではあったが姉の行う巧みな手コキとはまた別の味わいがあり、サムスンは陶然として、  
喜ぶように股間の筋肉だけでビクビクとペニスを上下させた。  
 
「ほほう、これはなかなか良いぞ ( ´∀`) 」  
「嬉しい。じゃあご褒美が欲しいんですの」  
「褒美…とな」  
「わたくしたち、先刻のご奉仕を通じてサムスン様のワイルドさに虜になってしまったんですの。  
 もっともっと貴方の事が知りたい。だからぜひ、サムスン様の華麗な戦歴を聞きたいですわ…?」  
「そんなもので良いのか ( ´・ω・`)」  
「そうそう、是非聞かせて聞かせて!」  
「んん? そうかそうか、そんなに聞きたいかの ( `・ω・´)=3 」  
 
忠実に奉仕するお気に入りの肉奴隷たちにせがまれ、悪い気はせずに、  
サムスンは足コキされながら得意げにこれまでの経歴を語りはじめた。  
 
一介の中小国に過ぎなかったメルセデスが、  
魔神“アヴァロン”を発掘してから運命が大きく変わった事。  
その後フォード、クライスラーなど数多の強国の侵略を退け、  
逆にこれを打ち破り、蹂躙し、略奪し、併呑し、これらの技術と艦隊を吸収し、  
その過程で僅か40年で巨大な軍事大国へとのし上がっていった事。  
自分がメルセデスの躍進に黎明期の頃から大きく貢献し、戦勝のたびに華々しい出世を重ねていった事。  
元々漁色の傾向はあったものの、将官となってからそれが大規模化し、  
行く先々で沢山の美女を虜囚として自らのハーレムに加えた事。  
これまでに最高の女はどこそこの誰で、どういうプレイを愉しんだか。  
氷のような美貌を持ち、神秘的な雰囲気を漂わせながら遂に自分に靡かなかった“ある女”には、  
サムスンの顔と名前を刻んだ、グロテスクな刺青を全身に施し、  
全裸で艦内を引き回して大勢の笑い物にし、プライドをズタズタにした挙句に犯しぬき、  
しまいには大口径の銃で膣から口までを縦に撃ち抜いて処刑してやった事…  
等々を壊れたスロットマシーンのように得意げに語り続けた。  
 
豚男の自慢話に内心思いっきり引きながら、彼が上機嫌なのを確認し、  
姉妹は一番気になっている事をそれとなく訊ねる。  
 
「今まで滅ぼした国から美女を集めて、自分のハーレムに加えたと仰いましたけど…」  
「私たちはどうかな。そいつらに較べて綺麗?」  
「何を言う。お前たちこそ最高じゃぞ。ゲハハハ」  
「嬉しい! …ところでその人たち、今どうしてるの」  
 
犀利に目を細めて訊ねる。それが今後の自分たちの運命にも重なっているからだった。  
 
「帝都に囲っておられますの?  
 それとも艦内に待機していて、これからセフィーロにお連れになるんですの?」  
「どうした、やけに詮索するではないか」  
「えー、だってぇ」  
「サムスン様の貴重なお体を、他の女なんかに取られるなんてイヤですもの」  
「………」  
 
それまでの饒舌さが嘘のように、サムスンは不自然に押し黙った。  
 
実のところ彼が、占領下の国において行ってきた数々の蛮行については、  
自分の直属の部隊を使ってのものであり、上層部の許可と周囲の同意を得てのものではない。  
蛮行に手を染めた直属舞台の兵士たちには徹底した緘口令を布いており、  
彼らには略奪品や女を報酬として与え、同様の罪を負わせる事によって口封じをし、  
従わず誣告や反乱の恐れのある者には冤罪をなすりつけて処刑する恐怖政治を布いてきた。  
そして占領地の統治権を失う前に虜囚にした女たちを徹底的に楽しみ尽くし、  
それが済むとバレる前にことごとく「処分」して証拠を湮滅してきたのだ。  
 
このセフィーロに関しても例外ではない。  
今回彼が子飼いの部隊“オロチ”を送り込んで作り上げた“後宮”についても、  
他の部隊に対しては「占領地における危険分子の隔離政策」と嘯いており、  
その実態を秘密にしている。  
ゆえに、現在後宮に囲っている女たちについては、これから散々遊びつくした後  
やがては設置した爆弾を爆発させて危険分子が反乱を起こしたと嘯き、  
鎮圧と称して、そこで働くメイドも含めて一人残らず殺害し、  
本国から派遣された統治官が来臨する前に、  
全ての痕跡を消し去って事実をもみ消す予定であった。  
 
後には末永く楽しめる秘蔵の記録映像や、  
秘密ルートを通じて本国に運び込まれる、  
美女たちの生首、摘出した眼球、大脳、心臓や子宮などのホルマリン漬け、  
骨格標本、ミイラなど、おぞましい数々の「戦利品」のみが残る予定だった。  
 
カルディナについては体中に刺青を施した後、即座に殺して  
丁寧に全身の生皮を剥いで乾燥し、  
それを博物館さながらの収蔵量を誇る  
帝都スウィフトの秘密倉庫の壁に飾るつもりである。  
 
そうした形に作り変えられ、諸国の美姫や美女たちは、  
死してなお永遠にサムスンのためだけに収蔵され、飾られた  
物言わぬ「コレクション」となるのだ。  
 
幸いセフィーロの国土が狭すぎるのと、  
「柱」を失い刻々と地面が崩壊して行っている事もあり  
セフィーロの浮遊島に着艦しているのはサムスン直属部隊の軍艦だけで、  
他の膨大な艦隊は周囲の宙域に待機せざるを得ず、  
よってこちらの本当の現状を確認するすべはない。  
そして後宮に踏み入る事を許され、その実態を知っているのは、  
セフィーロに駐留している直属部隊の中でも、特に口が堅くガラの悪い、  
これまで同じ犯罪に加担してきたやくざ者ばかりの“オロチ”部隊だけだ。  
 
政情不安定を嘯いて統治官の到着を引き伸ばすにしても、もって20日ほど限度か。  
余裕をみてその3日前には全員を処分する。  
それが今、後宮に囚われている全ての女たちの、  
知られざる死へのタイムリミットであった。  
 
「心配するな、仔猫ちゃんたちや。  
 わしは本国に幾つも邸を持っていて、昔の女たちはそこで何不自由なく暮らしておる。  
 もしお前たちが今後も忠誠を誓いわしを愉しませてくれるというのなら、  
 ゆくゆくはその首輪も外し、本国に連れていって末永く面倒をみてやろう」  
「本当? 嬉しいですわ」  
 
ぬけぬけとサムスンは言ってのけ、タトラは首筋に抱きついてキスの雨を降らした。  
虚飾と嘘に満ちた夜の世界で、酸いも甘いも舐め尽してきたカルディナにしてみれば、  
彼が嘘をついている事などひと目で解ったのだが。  
 
「それから司令官ではない。儂のほかに人がいない時は、  
 儂の事は陛下と呼べ。いいな?」  
「本当にいいんですの? わかりました、サムスン陛下」  
「サムスン陛下!」  
「セフィーロ新国王サムスン陛下万歳!」  
 
それを聞いて嬉しそうにグフフ…と豚のように笑う。  
首筋に抱きついて頬擦りしながら、カルディナは笑顔の裏側で脳細胞をフル回転させていた。  
 
(この豚はカネと権力とオマンコしか頭にないただの俗物や。  
 その豚が他者に陛下、などと勝手に呼ばせたと知れれば、  
 メルセデスの皇帝がほっとく筈があらへん。  
 …ならばなぜ、そう呼ばせるんや?  
 今後うちらを皆殺しにして口封じを図る心算か。  
 それともまさか、将来的に自分がメルセデスの皇帝になりかわる心算なんか…?)  
 
それとも…とカルディナは眉根を曇らせた。  
 
もしかすると今回の遠征には、本国からの命令に従ったという表面上の理由とは別に、  
サムスン自身の野望に繋がる、何か別の意図が隠されているのではないか…?  
 
 
「あふっ…ふっ…ひゃっ…! ひゅごいっ…」  
 
女たちに奉仕させているうちに性欲が昂ぶってきたのか、  
今度はサムスンは仰向けに寝そべった状態で顔の上にカルディナを座らせると、  
その性器をベロベロと舐めまわしはじめた。  
カルディナは膣内を舌先でかきまぜられながら、  
陰核をしごきつつ乳房を揉みしだいて嬌声を上げる。  
 
一方でチゼータ姉妹は足を斜めに交叉させてお互いの性器を密着させ、  
わずかな隙間を通してふたつの秘唇の間にサムスンのペニスを挟みこむ。  
勃起したクリトリスと柔らかい媚肉をこすりつけてキツキツにペニスを圧迫し、  
姉と妹による甲高い嬌声のハーモニーを上げながら同時に腰をうごめかして、  
自分たちの性器によってペニスをしごき上げる。  
 
手コキ、足コキに続くマンコキの柔らかく温かな快感に、  
たまらずサムスンは勢い良く天に向けて3度目の射精を行い、  
どろりと濁ったその精液を、姉妹は手で掬い集めて口へと運び、  
陶然として舐め回し、飲み下す。  
 
カルディナはおのが性器を舐め回させたまま、69の体位で肉竿にむしゃぶりつき、  
尿道に残った精子の一粒すら残すまいとするかのように、頬を深く窪め  
バキュームカーのようにサムスンのペニスを激しく吸い上げたのだった。  
 
………………………………………………………………………………………………  
 
    XII◆策謀  
 
 
やがて2度目の情事が終わり、浴室を後にして寝室へと戻る。  
入浴の間にメイドたちの手によって換気が済まされていたらしく、  
麻薬の煙は霧散し、壁に若干特有の匂いが染み付いてはいたが、  
かわって香炉より立ち上る微弱な白煙が、安眠を促す  
リラクゼーション効果を持ったえもいわれぬ香を漂わせていた。  
吐瀉物や破瓜の血、精液や愛液や汗などといった様々な体液まみれだったシーツも  
真新しいものへと取り替えられ、一部の隙も無くベッドメイキングが施されている。  
 
部屋の片隅のテーブルにはフルーツを山盛りにしたバスケットと  
ワインボトルが置かれており、それに目をつけたカルディナは、  
就寝前に三人でお酌してサムスンにボトルを空けさせた。  
 
やがて同衾して部屋の明かりを消す。  
サムスンはニヤニヤしながら三人の寵妃たちの胸を揉みしだいていたが、  
酒が回った事もあってそのうちに完全に寝入ってしまった。  
あれほど大量に3発射精(だ)したのに、その股間は全く衰えを知らず、  
高々と屹立して掛け布団の中央に小さなテントを作っている。  
 
かつてデュアリス公国を制圧した際には、1人で100人を相手にし、  
一日60回射精したとか信じがたい法螺を吹いていたが、  
もしかするとそれは誇張ではなく事実なのかも知れなかった。  
いずれにせよ明日の夜伽も今日同様に大変なものになるだろう。  
 
 
それから15分ほどして、彼が起きないのを確認し  
カルディナはなるべく音を立てないようにしてベッドから出る。  
そっと窓枠に歩み寄り、窓の下がびっしりと警護の兵士たちに埋め尽くされているのを確認すると、  
なるべく声を抑えてタータたちに語りかけた。  
 
(さて、一日目の接待はこれで終わりや。  
 さんざんイったフリをして、馬鹿みたいに喚き散らすのもいい加減疲れたやろ。  
 これからが本番で、王族の姉妹はん方に頼みたい事があるんや。  
 ちょっと力を貸してぇな)  
(何なんだよ、カルディナ)  
 
野太いサムスンの手をそっと持ち上げ、モゾモゾとベッドから這い出る。  
姉の方はいつも通りの動きであったが、  
処女を喪失してから2時間も経ってないタータは、痛そうなガニ股歩きだった。  
 
(うちに考えがあるから、ひとつ賭けに乗ってみいへんか?  
 …とか言い出してきたのはお前だけど、  
 まさかこんなひどい目に遭うなんて思ってもみなかったぞ)  
 
裸に剥かれ、敏感な部分にピアッシングされ、切れ痔になるほど太いものを尻に挿れられ、  
脱肛するほど強引に出し入れされ、姉にゲロをかけられ、乱暴に処女を奪われ、  
子宮がパンパンになるほど大量に中出しされ、  
しかもその一部始終を幾つものビデオやカメラに撮影された。  
サムスンの愛妾になったのは3人ともであったが、  
タータは中でも処女である事と、その男勝りな性格が相手の嗜虐心を刺激し、  
特に目をつけられてひどい目に遭わされていたため、  
やり場のない怒りをこめた目できつくカルディナを睨(ね)め付けた。  
 
(まさか今のうちに逃げるつもりじゃないだろうな。  
 言っておくが絶対に逃げられないぞ。  
 ドアの外には何人も兵士が待機してるし、仮にこのブタを人質にしても、  
 この狭い国にはどこにも逃げ場なんて無い)  
(船を奪ってチゼータに帰還しようにも、膨大な艦隊によって  
 十重二十重に包囲網の張り巡らされた空は突破できっこありませんわ)  
 
妹は怒ったように腰に手を当て、  
姉は参ったように額に手を当てて小声でまくしたてる。   
 
(それに仮に逃亡が成功したとして、残された者はどうなる?)  
(そうですわ。腹いせに他の人たちが危険に晒される恐れがありますわ)  
(まあ待て。今はまだその段階やない。  
 いいから黙って聞くんや。まずある男を捜して欲しいんや)  
 
二人の論難を手で制してカルディナは言った。  
 
光たちが放り込まれる少し前に、後宮の大ホールで  
虜囚同士として彼女はチゼータ王族姉妹と出会った。  
これまでのチゼータ艦との戦闘において、姉妹が“精霊(ジン)”と呼ばれる  
エネルギー体を使役する能力を有している事を知ったカルディナは、  
そこに目をつけて彼女たちと手を組む事を決意したのだった。  
 
(ある男だと?)  
(まずはセフィーロ一の賢人、導師(グル)クレフ。  
 それから親衛隊長の剣闘師(ダル)ラファーガ)  
(前者はともかく後者は何なんですの?)  
(べっ…別にいいやろ。とにかくこれからの件についての重要人物なんや)  
 
本当は最愛の恋人であり、単に自分が一刻も早く逢いたくてたまらないのだという事は隠して  
カルディナは強引に説得した。  
 
それから彼女はなるべく詳しく、その他フェリオ王子や魔法剣士(カイル)ランティスなど、  
拉致されたセフィーロ上層部の特徴を姉妹に伝える。  
 
(あんたはん方に精霊を使って、艦隊のどこかに囚われている筈の  
 うちらの仲間を探し出し、安否を確認して欲しいんや。  
 まずは導師クレフを探し出す事。  
 ぱっと見、ものっそい寝癖のついた白髪のジャリやから  
 大勢の中にいてもすぐにわかる筈や)  
(………)  
(そして今日サムスンを通じて聞き出した主だった全ての情報と、  
 現在の城内の様子、うちらの現況を、精霊を通じて伝えて欲しいんや)  
(そんな事をしてどうするんですの?)  
(うちに考えがある)  
 
その真摯な瞳に気圧されたように、言われるがまま姉妹は  
二体の精霊、ラシーンとラクーンを召喚する。  
魔法炉から膨大な魔力を供給できたチゼータ艦橋ではないので、  
召喚された精霊はいかにも弱々しく、大した戦力になりそうもなかった。  
 
その精霊を煙状に姿を変えさせると、窓枠を僅かに開き、  
人の通れぬほど狭い隙間を通じて夜空へと飛び立たせた。  
庭を警護する兵士のひとりが、三階の窓から煙のようなものが噴き出し、  
天に昇って消えてしまったのを見て一瞬目を疑ったが、  
暗かった事もあり、香炉の煙の見間違いだと納得し  
何事もなくまた警備に戻った。  
 
 
(それで、あなたの考えって何なんですの?)  
(私たちをこんな目に遭わせといて、つまらない事だったら承知しないからな)  
 
ベッドの端に腰掛けると、タータとタトラはなおも訝しげにカルディナへと問い詰めた。  
 
(メルセデスの蛮人どもを追い払う)  
(―――!?)  
(そして、セフィーロを取り戻すんや)  
 
全ての室の灯りが消え、警護の兵を除き完全に寝静まった中庭を俯瞰しながら、  
カルディナはひそかに告げる。  
そして無数の艦隊が黒影を浮かび上がらせる不気味な夜空を見上げた。  
 
セフィーロ宮を見下ろす月はどこまでも静かで、冷ややかであった。  
 
 
 
                                          〈続〉  
 
………………………………………………………………………………………………  
 

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル