ツナさん、ハルはあなたがだーいすきです。
優しくて強くて、ハルを何度も助けてくれました。
ツナさんの笑った顔、怒った顔、困った顔、どれもハルにとっては宝物です。
ハルはあなたに恋してからずっとあなたのお嫁さんになりたいと思っていました。
それなのに、どうして。
どうしてツナさんはハルを見てくれないんですか…?
ツナさんの気持ちが京子ちゃんにあること、薄々気付いていました。
京子ちゃんは顔も性格もプリティー!な素敵な女の子ですもんね。
ツナさんが惚れてしまうのも無理はありません。
でも、京子ちゃんがどんなにラブリーガールでもツナさんは渡せません。
だってハルにはツナさんしかいないから。
だから他の誰にも渡したくないんです。
わがままですね、ハル。
でもこのわがままだけは譲れません。
ああ、ツナさん。
どうしたらあなたはハルの物になってくれるんでしょう…。
※※※
「こんにちはツナさん」
「ハル、どうしたの?」
「遊びに来ちゃいました!」
久々にやってきたツナさんのお家。
ツナさんはハルをリビングに案内してくれました。
「今日母さんチビ達と遊園地行ってるからオレだけなんだ。麦茶でいい?」
「あ、手伝いますよ」
「じゃあコップ出してくれる?」
「はーい♪」
綺麗に磨かれたコップを二つ用意して、ツナさんが冷蔵庫から出した麦茶を注いで。
ツナさんと一緒にキッチンに並ぶとそれだけで新婚さんみたいな気分になってしまいます。
「ぷはーっ。暑かったから生き返りますー!」
「最近ホント暑いからなぁ。外出るのだるくって」
リビングで麦茶を飲みながらおしゃべりタイムです。
ツナさんは夏休み中ほとんど家で過ごしてたそうです。
はひー、不健康ですよ!
「あ、でも昨日京子ちゃんのお兄さんが他校とボクシングの試合だからって応援しに行ったんだった」
京子ちゃんの名前にハルの胸はズキリと痛みます。
「じゃあ京子ちゃんも一緒だったんですか?」
「うん。京子ちゃんハラハラしながらお兄さんのこと応援してたよ」
「……」
ハルはその場にいなかったけれどよーく分かります。
ツナさんがお兄さんの試合そっちのけで京子ちゃんを見ていたんだろうなってことくらい。
やっぱりツナさんの心には今、京子ちゃんしかいないんですね。
ハルのことは友達としか思ってくれてないんですね…。
「今日はやけに暑いなー…」
ツナさんの呟きにハルは我に返りました。
いつの間にかツナさんのコップは空になっています。
ツナさんは窓を閉めるとクーラーをつけました。
「何かさっきからすごく暑いんだよね。ハルは大丈夫?」
「はい」
「オレだけなのかなー」
手のひらをうちわのようにパタパタさせながらツナさんはぼやいています。
あれから十分ほど経ったでしょうか。
ツナさんは急に無言になり、苦しそうな表情をしています。
顔は真っ赤で汗が浮いています。
「ツナさん、大丈夫ですか?」
「…ハルちょっとごめん、オレトイレ…」
立ち上がりかけたツナさんの手を引っ張って無理矢理座らせます。
困惑した表情のツナさんにとびっきりのスマイル。
「ツナさん、体が熱くてたまらないんじゃありません?実はそれハルのせいなんです」
「へ…?」
「さっきの麦茶に入れちゃったんです。エッチな気分になっちゃう薬」
悩んでいたハルが思いついたのは、ツナさんとの間に既成事実を作ることでした。
要するに無理矢理にでもエッチしてしまおうということです。
イケナイことだと何度もやめようとしました。
ツナさんの優しさにつけこむなんて卑怯なこと。
でもハルの心は天使よりも悪魔の方が強かったようです。
気がついたらネットで怪しい薬を買ってしまっていました。
今日ツナさんしか家にいないのもリサーチ済みです。
ごめんなさいツナさん、ハルは悪い子です。
でもどんなことをしてでもあなたのことを手に入れたかったんです――。
事態が飲み込めていないのかツナさんはポカンとした顔をしています。
仕方ありませんね。
いざ、勝負。
ジーパンの上からツナさんのアソコに触ります。
きゃあっ、バッチリ効果出てますね。
「ちょ、何してんだよー!」
「ツナさん、こんなにガチガチになってますよ〜」
硬くなったそこを撫で回すとツナさんはかぁっと顔を赤くしました。
カワイイです♪
「そ、それはハルのせいなんだろ?」
「はい、ハルのせいです。だからハルが責任取ります」
そう言ってハルはスカートをめくり上げました。
ピンクのフリルが超キュートなパンツはじんわりと濡れて染みを作っているはずです。
「エッチな気分になってるのはツナさんだけじゃないんですよ…」
ソファーに座ってパンツを脱ぎ捨て、ツナさんに今まで誰にも見せたことのない恥ずかしい場所を曝け出しました。
「ハ、ハル!」
ツナさんは焦っていますが視線はハルのアソコに釘付けです。
ゴクリと唾を飲む込む音が聞こえました。
ハルはツナさんを見つめたままそこに指を沿わせました。
ぬるっとした液が絡みついてきます。
「毎晩ツナさんのことを思ってココを弄ってました…」
「ハル…」
掠れたツナさんの声を聞くだけで興奮しちゃいます。
「こうやってクリトリスを触るととっても気持ちいいんです…」
女の子が一番感じる場所なんですよ、そう付け加えてクリトリスを摘むとぷくっと膨らんでました。
「それからココに指を入れて…」
膣の入り口に指を一本差し込んでかき回すと愛液が次から次へと溢れてきます。
ツナさんに見られてるせいでしょうか、いつもより濡れやすいです。
「どうですかツナさん…。ハルのココに入れたくないですか…?」
見るとツナさんのアレはさっき見た時より大きくなってジーパンの前の生地を押し上げていました。
はひ、ツナさんハルのこと見て感じてくれたんですね。
嬉しいです…。
それなのに、ツナさんは荒い息を吐きながらも首を横に振りました。
「だめだよハル…オレ達恋人でもないのにこんなこと…。オレ、ハルのことは大事な友達だと思ってるから…」
友達…。
この期に及んでまだそんなことを言うんですね。
ハルがこんなにツナさんを好きなのに。
こんなにまでして誘ってるのに。
ひどいですツナさん、ひどいです…!
どうしてハルの気持ち分かってくれないんですか!
力任せにツナさんを押し倒すと、チャックを下ろしツナさんの息子さんを取り出しました。
これがツナさんのだと思うと愛しくてたまらずむしゃぶりつきました。
ツナさんは慌てた声を出しましたが無視です。
熱くて硬いペニスを咥えてちゅぱちゅぱと音を立てながらしゃぶります。
「うっ、ハル…」
ふふ、気持ちいいんですね。
一旦手を止めてキャミソールとブラジャーを脱ぎ捨てます。
ハルのおっぱいはそんなに大きくありませんが感触はそれなりのはずです。
そのおっぱいでペニスを挟んで刺激すると…はひっ、大きくなりました!
やっぱり男の人はおっぱいが好きなんですね〜。
そう思いながら擦ったり舐めたりを続けていると…。
ドピュッ。
「ひゃあっ!?」
白い液体が飛び出て顔に掛かりました。
これって精液ですよね?
ってことはハル、ツナさんをイカせるのに成功したってことですね!
「ごめんハル…」
申し訳なさそうに謝るツナさんにハルは笑顔で首を横に振ります。
謝ることなんかないんですよ。
ハルはツナさんが大好きなんだから、何をされたっていいんですから…。
顔に掛かった精液を指で拭って舐め取ると苦い味が口に広がりました。
正直言って不味いですがツナさんの物だと思うと平気です。
きっと愛の力ですね。
「ツナさん、ハルってばツナさんの舐めながら感じちゃったんですよ…」
もう一度ツナさんに濡れてびしょびしょの部分を見せる。
「ココにツナさんのソレを入れてほしくて…。ほら、ヒクヒクしてますよ」
そう言ってツナさんの先っちょに擦りつけるとツナさんの理性も限界を超えたようです。
「ハルっ…!」
ツナさんはハルを抱きしめると熱いキスをくれました。
あぁ、夢にまで見たファーストキスです。
それも舌を絡めたディープなやつですよ!
何度かキスを繰り返した後ツナさんはペニスを挿入しました。
痛くて苦しい、でもそれ以上にやっと一つになれた幸せがこみ上げてきます。
「あぁっ!ツナさん…!」
「ハル…ハルッ!」
ツナさんがハルの名前を呼んでくれる、それだけでハルは嬉しくなってしまいます。
薬の効果と散々我慢したせいもあってツナさんは抑えが利かないようです。
乱暴にハルを突き上げてきました。
グチュグチュと破廉恥な音が絶え間なくハルとツナさんの繋がった部分から響きます。
好きな人と愛し合うって何て気持ちいいことなんでしょう。
ツナさんに乳首を吸われたりクリトリスを擦られるとハルの頭は沸騰したみたいにぼぅっとしました。
「ひぁんっ!ツナさん…、ハルをもっとメチャクチャにしてください!」
「ハル、もうだめだって…」
ぐったりしたツナさんに跨って本日何度目かの挿入です。
もうだめと言いつつハルの中に入るとツナさんのそれはちゃんと元気になります。
よかった、薬の効果はまだ残ってるみたいですね。
でもツナさんは疲れて動いてくれないのでハルが腰を動かします。
「もう勘弁してよ…あれから何回やったと思ってるんだよ」
「まだ全然足りません!ハルはもっとツナさんを感じたいんです」
もっともっと、心と体の境界線がなくなってしまうくらい溶け合ってしまいましょう。
もし赤ちゃんが出来たら二人で育てましょうね。
世間の冷たい風なんて気にしませんから。
ハルの目には見えるんですよ。
ツナさんとハルと、可愛い子ども達の明るい家庭が。
ツナさん、大好きです。
だからツナさんもハルのこと好きになってくださいね。
END