大空のリング戦。
山本と獄寺は霧戦が起こった体育館に行った。
そこでは、クローム髑髏が縛られていた。
「シシシ、早くリングを渡さないと、この子がどうなってもいいの?」
「く、くそ…」
「あと5秒だよ。5…4…3…」
「待った!渡すから、待ってろ!」ベルフェゴールはうんと頷いた。
「ほらよ、これでいいな!」
「ククク、こうカンタンに終わっちゃあつまんないな。マーモン、耳貸して」
コソコソ話をした後で、マーモンは言った。
「それはいい案だね。んじゃ、早速」
「おい、リングを渡したらソイツを放す約束だったろ!」獄寺は怒鳴る。
「そうしようと思ったけど、やっぱやめた。マーモン、やっていいよ」
という合図とともに、二人の足元から蔓が出て、獄寺達を巻きつけた。
「な、なにすんだ、お前ら!」
「ククク、ちょっとこの子には痛い目を見てもらうよ」
と、ベルフェゴールは髑髏のスカートを下ろした。
「君の仲間が犯されるのを見てもらうよ。せいぜいやめろともがくんだね」マーモンの声が響く。
「犯されるって…まさか…」
「そう、レイプ。シシシシシシ…」といって髑髏の持っていた槍をクロームの秘部に近づけた。
「まさかそれをそん中に入れるんじゃ…」山本が言う。
「いくら暗殺集団とはいえ、少しは良心もある。そんな事はしないよ」
「じゃあ、何する気だ!」
「見てれば分かるって。ほら」と言うと、ベルフェゴールは槍を逆にして、クロームの中に入れた。
「ひゃあ…やめて…」という声を無視し、ベルは言った。
「ねえ、マーモン。この槍を上下する事出来ない?」
「お安い御用さ」
と言って、マーモンは槍を上下させた。
「もっと早くしろよ」
「分かったよ。おらっ」
「や、やめてぇぇぇぇ…イ、イクゥゥゥゥ!」と言い、クロームは達してしまった。
「もう達したのかよ。速えーな。でも、これはまだまだ序の口だぜ」
ベルが不気味に笑う。
「俺はもう一つの穴でやろうかなっと。と、その前にこれ脱がすぜ。」
とクロームの服を脱がせた。
「やめ…て…」
「誰がやめるか。シシシ…見てろよ、お前らえの恨み晴らしてやるよ」
「やめ…ひゃあっ!いやぁぁぁぁ!」
「ほら、少し入れただけでこんななんだから、全部入れたらすごいだろうな。おらよっと」
「やめてぇ…あん、う、いやぁぁぁ!」クロームは泣いている。
「ひ、ひでぇ…良心があるとか言ったけど、こんなの普通の人がやる事じゃねぇぞ…」
「俺は普通の人じゃない。だって俺王子だもん」
「そういう事じゃないと思うよ、ベル。それよりコイツ、すごい狂いようだよ」
「ホントだ。じゃあもっと早くすれば、もっと狂うかな」
と言うベルの突きが速くなった。
ジュポジュポという水音と、肉のぶつかる音が入り混じっている。
「いくよおぉぉぉぉ!」
「シシシ、お前にご褒美をくれてやるぜ。おらよ!」
ブシュウウウウという音がした。
縛られているクロームの又からは、白濁とした液が垂れている。
「む…くろさまぁぁぁ…」
「骸?だれだそいつは。まあいい。そんな奴は迎えにこないよ」
「これからもっと地獄を見てもらうよ」
「もう…やめ、て…く・くださ…い・・」
ベルはクロームの声を無視し、言った。
「槍の上下はもういいから、もう一つだけ頼みがあるんだ」
「なんだい?」
「お前、触手とか出せるよな?ちょっと出してくれよ」
「いいけど、どうするんだい?」
マーモンはしばらく考えた後、言った。
「そういうことか」
クロームの足元から触手が出てきた。
ヌメヌメしていて、赤い触手だ。
「いくよ」
「いいよ。あ、スピードはさっきの槍より速く」
「OK」と言って、触手がクロームの中に入ってきた。
「ひ…」
「んじゃ、俺は上の口を埋めるかな。でも、やりにくいからこのロープ切ろっと」
ナイフでロープを切った後、ベルの物がクロームの口に入った。
「ちょうどいい大きさだな。いいだろう」
「ムム、お前らさっきまでの威勢はどうした?もしかして仲間が目の前で犯されているからショックなのか?」
「ほら見ろよ、マーモン!こいつかなり狂ってるぜ!」
「僕達をああいう目に合わせるからこういう事になるんだ。気味がいいよ」
「ヘヘッ、出すぜ。おらっ」
その時、クロームの口に白い液が放たれた。
「ゴボッ、ゴボッ」クロームは咳き込んでいる。
「シシシ、全部飲めよ…せっかくお前にやったんだから」
「ねえベル。下の方もイクってよ」
濁った音と共に、クロームの中から液が出てきた。
そして、クロームは気絶した。
「俺的にはもうちょっとやってやりたい所だが、あいつらにも精神的にダメージ与えられただろうし、今日はここまで。」
「行くぞ、ベル」
「今度はあの黒髪の男倒しに行こう。腹立つから」
「一応君達に巻きついている蔓は解いておくから」
「んじゃ、バイビー」
走って行く二人の後姿を、獄寺は見過ごした。
「僕的にはもうちょっとやりたかったけど、もういいや。あいつらにも精神的にダメージ与えられただろうし」
「行くよ、ベル」
「今度はあの生意気な黒髪の男を倒しに行こう」
「分かったよ。あと、一応蔓は外しておくから」
走っていく二人の後姿を、獄寺は見過ごした。