俺は目の前の光景が信じられなかった。  
 
「そうそう、上手上手。ほんと上達したねぇ。」  
 
「・・・ありがとうございます。」  
 
「あぁ、口離さないで。続けて?」  
 
「はい、・・・・」  
 
 
ヒメが幸せそうに白蘭の股間に顔を埋めている。  
静かな室内に響くヒメの唾液の音に耳を塞ぎたくなった。  
俺の鼓動が早まる。  
怒りのせいか、それとも  
 
 
「じゃあ今度は、服を脱いで。」  
 
「はい。」  
 
 
惜しげもなくヒメの柔肌が白蘭にさらされる。  
俺はただその光景を見ていることしか出来なかった。  
だから気付かなかった。  
心底楽しそうに俺を見ている白蘭に。  
 
 

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