「うぅ・・酷いよ、みんな・・・」  
 
脱がされたオレンジ色のパーカーの袖で流れ落ちる涙を拭う綱吉。  
ズボンは辛うじて無事だが、きっとすぐ脱がされるであろう。  
その周りにはサディスティックな笑みを浮かべる女性たち。  
 
「泣くなんて、ツナ君ってば可愛い」  
「ええ。そうですね」  
「・・・ボス。もっと、その顔見たい」  
 
クロームは綱吉の顎を持ち上げて唇を押し付けた。それだけでは物足りないのか、口内で舌を絡める。  
綱吉がまたボロボロと泣き出すとクロームは唇を離し、“・・・可愛い”と心底嬉しそうに、にっこりと笑った。  
すると屈辱から綱吉はぺたんと床に崩れ落ちた。  
 
「まあ泣くなよ沢田。何も痛くしてないだろう?」  
 
男らしい台詞を言うのはラル・ミルチ。  
 
「ほら、またヌいてやる。スッキリするだろ」  
 
屈みこんで、無理やり立たされた綱吉の股間に手を添えた。  
何度か擦ると綱吉のそれは性的興奮で大きく膨れ上がる。  
 
「ほら、気持ちいいだろ」  
 
ラルは綱吉の股間に手を添えたまま歯でズボンのチャックを下ろした。  
一緒に下着も下ろされて、綱吉は羞恥で顔を真っ赤にする。  
 
「や、やめてよラル!」  
「フフ。お前を苛めるのは楽しいな。ほら、また大きくなった」  
 
他のみんなと同じように楽しそうな顔でツナのそれを弄っていく。  
強く吸い付いたり、下から舐めあげたり。口で咥えると美味そうにしゃぶりついた。  
 
女性に攻められているとはいえ、なけなしのプライド程度は残っているらしい。  
喘ぎ声は聞かせたくない。早く出してしまうのもかっこ悪い、と綱吉は段々と苦しそうな顔になる。  
 
「出そうなら、出せばいいぜ」  
「気持ち良いみたいだね、ツナ君」  
「早く出しちゃった方が楽になりますよ。で、早く私たちに可哀想な泣き顔見せてくださいよ」  
「ええ。私、犯された後のボスの泣き顔大好き」  
「「私も」」  
 
ウフフ。と京子とハルは互いを見合って笑った。  
綱吉は二人が可愛いと思えたときが嘘の様に思われた。まさかこんな酷い仕打ちをして笑っていられるようなドSな人だったとは。  
 
「で、出る・・っ!」  
 
綱吉はもう我慢が出来なかったようで、ラルの口内に精を放った。  
そして、ラルは口の中に綱吉の精を含んだまま、キスをして中身を強制的に飲ませた。  
 
「んんっ!!?」  
「まさかオレがお前のを飲むと思ったか?汚い自分の精液ぐらい自分で飲めよ」  
 
ニタリと笑って屈辱で精神ボロボロになったツナを床に押し倒した。  
 
「じゃあな、また遊ぼうぜ」  
「また気持ちよくしてあげるよ。バイバイ、ツナ君」  
「またその顔、見せてくださいね」  
「・・ボス、楽しかったわ」  
 
4人のドSな女性達は綱吉を置いて、素敵な笑みと共に部屋を去った。   
                           
END  
 

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