皆が寝静まった夜中、  
週に何回か私はお兄ちゃんの部屋を訪れる。  
ノックもせずにドアを開けて、幸せそうに寝息を立てるお兄ちゃんの脇に膝を突いた。  
いつも毛布を剥がしてしまう、寝相の悪いお兄ちゃん。  
だけど私は毛布を掛け直そうともせずにお兄ちゃんの下着をゆっくり撫でていく。  
 
 
私が中学校に上がる前のこと。  
試合があるから早朝に起こして欲しいと言うお兄ちゃんのお願いを聞いて部屋に入ると、  
まだ寝たままのお兄ちゃんのおちんちんは大きく固くなっていて。  
その時は部屋を飛び出してしまったけど、夜中に度々お兄ちゃんの部屋を訪ねるようになった。  
 
撫でている内にお兄ちゃんのそれは下着を押し上げて来て、下着を下ろすと勢い良く飛び出した。  
最初は見てるだけだった。  
匂いを嗅いで、そっと触ってみて、今では躊躇なく舐めてしまう。  
いつも寝ているお兄ちゃん、こんな私を見たら嫌われちゃうのかな?  
それでもその匂いが私を誘って、赤黒い尖端にそっと舌を伸ばす。  
お兄ちゃんの匂いは大好きなケーキと同じ、抗えない誘惑。  
お兄ちゃんの寝息と私が立てる微かな水音、それと私の心臓のドキドキしか聞こえなくなる。  
 
口の中いっぱいにお兄ちゃんの味。  
舐めたり吸ったり、擦ったりしているとおちんちんがビクビクし始めた。  
先っぽをくわえていると口の中に精液の味が広がっていく。  
口から飛び出さないように根元に手をあてて、ドロドロしたものを飲み込んだ。  
前に射精した時は、うっかり顔が精液でべたべたになってしまったもの。  
 
 
全部飲み込んで、やっとおちんちんを口から出した。  
自分のショーツを触ってみると、その上からでも熱を持って濡れているのがわかる。  
おちんちんが欲しい、でもこれ以上はお兄ちゃんが起きてしまう。  
 
 
お兄ちゃんの下着を元に戻して、毛布を掛けてあげると私は自分の部屋に向かった。  
早くオナニーしたい。  
私もイってしまいたい。  
「お兄…ちゃん、お兄ちゃん…っ…!」  
絶頂に達して頭が冷えると、頭の奥で私の声が聞こえた。  
そうか………  
 
 
「お兄ちゃんが起きなければ…挿れてもいいんだぁ……」  
 
 
シャマル先生に頼んでみよう、よく眠れるお薬を下さい、って。  
胸かお尻くらいなら触られても構わない。  
早く朝になればいいのに。  
 
 
 
 
 
 
明日の夜はきっとお兄ちゃんと結ばれている筈。  
嬉しくって眠れない!  
 

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