キイっとブランコの揺れる音がする  
真っ暗な夜の公園は、昼間の明るさと打って変わって  
薄気味悪い。  
そしてついさっき降った雨が、木々から雫を落とさせる  
ことも気味悪さをあげているのだろう  
その公園に居るのは揺れるブランコの上で泣く少女  
少女が泣き始めて何分だったのか、  
1人の足音がゆっくりとブランコに近づいている  
顔をあげて、少女はその人物を見た  
「獄寺さん。」  
獄寺はハルの静かに隣のブランコに座った  
「よぉ。」  
「よぉ、じゃないですよ。私もう帰りますから。」  
素っ気無くそう言って土の上に乱暴に置かれた鞄を拾い上げる  
短いスカートの中から、綺麗な足を見え隠れさせながら  
「送ってやろうか?」  
「遠慮しときます。」  
 
「この辺、なんかこの頃事件とか多いよなあ。」  
ハルを脅すかのように獄寺が言った  
その言葉にハルは少し顔を引きつらせたが  
「でも、良いです・・・。」  
と震えた声で言うのだった  
 
「声震えてるけどな。」  
そう獄寺が言うとハルは涙目で振り向いた  
「ていうか、なんで獄寺さんがこんなとこに居るんですかっ!」  
「十代目の家帰り。」  
「ツナさん。」  
彼女の顔がぱっと笑顔に変わる  
その顔を見て反対に獄寺は苛つきを見せた  
「・・・そんなに、十代目が良いのか?」  
ブランコから立ち上がる  
キイっと錆びたそれが耳障りに音を鳴らす  
「はい。」  
何故か空いたその間  
いつもなら、その問いに即答するけれどハルは少し返答に躊躇ったらしい  
「な、俺これから酷い事するけど良いか?」  
「ひどいこと?」  
ハルは状況を把握出来ないまま、湿った土に押し倒された  
「はひっ!?」  
唇を乱暴に重ねて舌を絡ませる。  
片手で、ハルの制服のボタンを外すと、ピンクの可愛いブラが露になった  
「・・・着やせするんだな。」  
「ぅあ・・・へんた・・ぃっ!」  
片手に持った鞄で抵抗をするけれど簡単に弾きとばれてしまった  
唇が離れると唾液の糸が引く  
「何するか分かったか? アホ女。」  
「へっ、変態さん!!」  
「てめェがンな顔するからだろ。」  
「あっ、そう言えば私ファーストキスでした。」  
その言葉に獄寺は一瞬何かを考え  
「よし。責任としてヤらせろ。」  
「はひーっ!?」  
 
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!