「はぁ…あぅ…」  
クチュ チュ‥  
(ダメ、昨日もしたじゃない ああ、でも止まらない…)  
右手で充血したクリトリスを刺激し左手の中指を濡れた秘穴に出し入れさせる。  
「んあ‥あ、ぁふ…!」  
(きもちいいよぉ…ッン!あ、イく、イっちゃう……!!)  
 
ビクビクンとその華奢な体を震わせ達する。  
くた、とベッドに横たわり愛液に濡れた左手を見つめ、ちゅぷ、とその指を舐めながら  
(ボス…)  
余韻にひたる髑髏。  
(会いたいよぉ…)  
 
 
この2週間、最愛のボス・沢田綱吉が修業のためだとかで山に合宿に行ったっきり  
全く連絡がとれないのだ。二週間ときくとさほど長期間ではないのだが、  
今までほぼ毎日ツナに会っていた髑髏にとっては気の遠くなるような長さなのである。  
黒曜中に通っている昼間はそうでもないのだが、一人で誰もいない自室に戻ると  
いいようのない淋しさがこみあげてくる。人のあたたかさを、温もりを知ってしまった。  
知った後の一人ぼっちは髑髏の心を強烈に飢えさせる。心配した千種が  
買い物に行こうとか犬が一緒にゲームしようとか誘うのだがすべて断った。  
淋しさをまぎらわそうとせめてツナを想う、そのたびに彼との情事を思い出し  
自慰にはしってしまうのだ…  
 
 
今日もツナは戻らない。  
自室に戻った髑髏は制服のまま千種が用意してくれていた夕食を  
もそもそと口に運び、ごちそうさまと一言添えた後携帯に手を伸ばす。  
 
 
[おかけになった電話番号は、現在電波の届かない場所におられるか…]  
無機質な録音のアナウンスを何回聞いたことか。ツナの携帯にかけても  
つながらない。山ごもりをしているのだから当然なのだが、わかっていながら  
何度もリダイヤルせずにはいられない髑髏。  
 
(ボス…早く帰ってきて…)  
 
胸が痛い・淋しい・もどかしい・泣きそう・会いたい…  
 
 
 
ザー…  
瞳からこぼれ落ちる涙を隠すように、熱めのシャワーを頭から浴びる。  
ボディーソープを泡立て体を洗うその右手が胸に触れると、人差し指で  
先端をなぞってみた。  
そこはまるで触れて欲しいと懇願するようにすぐに硬さをかえ、ツンと尖る。  
「んっ…」  
そのまますべらせるように手を脚の間に持っていくと泡のすべりも手伝って指先がソコに  
吸い込まれていく。  
「ふっ…はぁ、」  
ぎゅっと目をつぶり、髑髏は自慰に没頭する。シャワーの湯が流れる音と髑髏の吐息が  
バスルームに響いてゆく…  
 
 
「は〜、ようやく着いた〜。まだ起きてるかな…」  
髑髏の部屋の前に立つ、やたら服が土やほこりに汚れているツナ。  
ようやく山での修行が終わり、自宅に戻るより先に髑髏に会いにきたのだ。  
ベルを鳴らしても返事がない。  
「あれ、まだ帰ってないのかな?」  
そう言いながら、以前に手渡された合鍵で部屋の中に入っていき、自分の  
足が汚れていることに気づく。  
(あちゃー、このまま入ったらカーペット汚しちゃうや…)  
先に風呂で汚れを落とそうと思い、バスルームに向かう。ドアを開けて脱衣所に  
進むと、その奥のバスルームからシャワーの音が聞こえたので、  
(急に入っておどかしてやろー)  
とそろそろと近づき、ドアをがちゃりと開けたツナはそのまま固まってしまった。  
 
そこには、体を泡だらけにした髑髏がバスタブに腰掛けていたのだが、  
なんとツナのいる方向に脚を広げ、自慰をしていたのだ。  
目を瞑っているので固まるツナに気づいていない髑髏は右手でアソコをくちゅくちゅと嬲り  
続けている。  
「ぁあっ…ん、ん…」  
あまりの光景にツナは持っていたバッグを床に落としてしまった。  
その音に気づいた髑髏が目を開けると、そこには会いたくてたまらなかったツナの姿。  
 
「あ、ボ ス…  !」  
 
 
((え……))  
お互い固まる二人。沈黙を破ったのは髑髏だった。  
「い…やあぁ------!!」  
泡だらけのまま湯舟の中に飛び込む。  
「ごごごごめん!!!」  
バタンとドアを閉めるツナ。真っ赤になりながら、今目に飛び込んで来た  
光景を反芻してみる。  
 
バスタブのふちに座り右手で自分のアソコを…  
 
 
(一人エッチしてた…よね?あわわわわ、見ちゃったよ!!)  
 
動揺しつつも髑髏が出てくるまで待とうとしばらくドアの前に立っていたが、中々出てこない。  
「あの…入ってもいい?」  
返事はない。らちがあかないのでバスルームの中に入っていくと、  
髑髏は湯舟に入ったままツナに背をむけている。  
「あ、えっと…ごめんね勝手に入ってきちゃって…」  
「…」  
「一応ベルは鳴らしたんだけど、返事がないから部屋に入ったんだ、オレ修業帰りで  
汚れてて足だけ洗おうとして、えっと、 …!」  
ぎゅっ  
 
焦ってしどろもどろになっているツナに、髑髏が全裸のまま抱きついた。  
「クローム…?」  
「ごめんなさい、私、私…!」  
髑髏は泣いていた。  
「謝るのはオレのほうだよ〜!」  
「ううん!私、ボスの帰りはちゃんと出迎えたかったの。なのに  
変なところ見せちゃって私こそごめんなさい!」  
ツナは髑髏を抱きしめ返し、すっと意識を集中させる。  
「全然変じゃない、とても綺麗だった」  
口調が変わったので驚いてツナの顔を見ると、いつもの彼と顔つきが違っている。  
ツナは超死ぬ気モードになっていたのだ。  
「ボス…どうして…?」  
基本的に死ぬ気になるためにはリボーンに小言弾を打ち込んでもらう必要がある。なのになぜ?  
にこりと微笑むと、ツナはバスタオルを髑髏にかけてやりながらひょいっと  
彼女をお姫様抱っこし  
「とりあえず風邪ひくといけないから寝室に行こう」  
と寝室に足を運ぶ。  
 
 
どさりとベッドに髑髏を降ろし、遠慮する彼女の髪をバスタオルで拭いてやる。  
彼女はうつむいたままおとなしく拭かれている、まだ泣いているのかは  
背後にいるツナからは見えないのでわからない。  
「眼帯、つけてないの初めて見たな」  
風呂に入るためいつもしている眼帯をはずしていた髑髏。  
骸の媒体である影響か、右目は少し青みがかっている。  
「そうだっけ…ね、ボスなんで死ぬ気に…?」  
改めて疑問をなげかける髑髏。  
バスタオルを置き、髑髏に向き合うツナは  
「修業の成果。緊急事態にも対応できるように自力で超死ぬ気モードに  
なれるようになる事が今回の修業の目的だった」  
と静かに口を開いた。  
 
確かに、次期ボンゴレ継承者である沢田綱吉の名はイタリアのみならず  
世界中のマフィアに知れ渡ってきているのだ。  
いちいちオレが援護するのは面倒だ、というリボーンの意見で今回の  
修業が始まったというわけである。  
 
崖を登り、滝にうたれ、熊と戦い、食事は自給自足、バジルやディーノとの  
スパーリング…この2週間の出来事を髑髏に話す。ひとしきり話し終えるころには  
髑髏の髪はすっかり乾いていた。  
 
「大変だったんだ」  
「そうだな、携帯は圏外で使えず2週間のあいだに電池が切れてしまって  
今日戻るとも連絡ができなかったんだ、すまない」  
ううん、と頭を振る髑髏。  
「淋しくなかったか?」  
ううん、とは言えず言葉に詰まる。  
「オレは淋しかった」  
胸が震える。  
「会いたかった」  
泣きそうになる。  
「真っ先にお前に会いに来た」  
ああ神様、私を生かせてくれてありがとうございます。  
 
 
あの時、死んでもいいと思ってた。私なんて死んでも誰も悲しまない、と。  
あの時、骸様に会えてよかった。こんな私でも役に立てる、と思った。  
あの時、ボスに仕えると決めてよかった。  
 
 
ぎゅっとツナに抱きつく。ほのかに土と汗の匂いがした。  
夢中でツナにキスをする。頬に、唇に繰り返す。  
ふと、ツナが立ち上がり、ドアに向かって歩き始めようとした。必死で呼び止める。  
「ボス、どこ行くの!?」  
「シャワー…オレほこりまみれだから」  
「いい!」  
体を包んでいた毛布を捨て、ツナに走り寄りしがみつく。  
「我慢できないから…!」  
少し迷ったツナだったが、  
「わかった」  
とベッドに戻る。  
 
 
ぎし、とベッドが軋む。全裸の2人がお互いの体をいとおしむ。  
髑髏がツナの股間に顔をよせ、  
「下手かもしれないけど…」  
と四つんばいになり、そろそろと舌をツナ自身に這わせる。  
「…っ、」  
フェラチオは初めてでどうしたらいいかよくわからなかったが、ツナに気持ちよくなってほしい  
一心で懸命に舌を動かせる。茎を伝ってカリを舐め、先端をつつく。  
髑髏は思い切って口に含んでみた。  
「んむ…ぅ」  
ドクンとツナ自身がまた大きくなる。髑髏の小さい口いっぱいに包まれ、快感に  
先走り液が湧き出てくる。  
「気持ちいいよ」  
頭上からツナの声がする。ちらりとくわえたままツナを見上げると、その超死ぬ気モード時  
特有の透き通った瞳と目があい、恥ずかしくなって視線をはずす。  
「クローム、自分の手で自分のアソコ触って…」  
ためらう髑髏にツナは言葉で責める。  
「さっき風呂でしてたことだよ、できるでしょ?」  
カァァと髑髏の頬が染まる。震える右手で己の恥部に触れてみると、すでにうるおっていた。  
「あれ、何もしてないのに濡れてるの?」  
「ん…ぅ」  
ちゅくちゅく…  
髑髏の脚が震えてきたので、ツナは自分の体を反転させ、69の体制になる。  
目の前の愛液に光る髑髏のソコにちゅっとキスをすると、そのままクリトリスを  
吸い上げる。  
「んあ!」  
 
ぴちゃ… ブプ、チュプ…  
「んぐ、ん…!」  
そろそろか、と口を離し、髑髏の上半身を持ち上げ自分のあぐらの上に  
座らせる。  
「そのまま腰うかせて、自分で入れて…」  
「は、はい… くぅ…!」  
ズププ…  
「はぁ…はぁ…」  
快感からか、髑髏は挿入した状態から動けなくなっているのでツナは  
下から腰を突き動かす。  
「あっ!あぁ ん!」  
パンパンとお互いの性器がこすれあう音がいやらしく響き、髑髏のソコからはぬるぬると  
愛液があふれ出てツナの太ももに垂れ落ちる。  
何度か体を重ねてわかったことだが、髑髏は相当濡れやすい体質のようだ。  
 
「ぐちゅぐちゅだ、やらしいね…」  
「やぁっ、やだぁ…!」  
「嫌なの?じゃあやめてもいいの?」  
「…ッ、 …いじわるぅ…」  
 
ツナはくすりと笑うと髑髏の腰を掴み引き寄せ、乳首を口に含む。  
「っひ…んあぁ」  
乳首を舐め、ころがし、吸い上げる。ツナの右手は休むことなく髑髏の背中や  
お尻を這い、敏感な部分を的確に刺激してゆく。  
超死ぬ気モード時の超直感のおかげで髑髏の感じるポイントが手にとるように  
わかるのだ。  
 
乳首から口を離し、ツナはベッドに仰向けに寝て髑髏を騎乗位にさせると、  
より激しく腰を動かし始めた。  
「ひィあ、あアあぁ!」  
ぷるんぷるんと髑髏の胸が揺れ、お互いの限界が近づく。  
「も…イく…  ァアあ!」  
「オレも…っ!!」  
 
 
 
達したあと、髑髏はそのまま気を失うかのように眠りについた。この2週間あまり  
寝ていなかったようで、今は安心感からかぐっすりと眠っている。  
髑髏を起こさないようにベッドから降り、バスルームにむかうツナ。  
汚れを落とし、再びベッドに戻ると髑髏の髪をさらりとかきあげ、その額に口付ける。  
 
「buona notte(おやすみ)」  
 
すっと超死ぬ気モードを解除し、素に戻り、自分も眠りについた。  
明日の朝、彼女の目覚めを笑顔でむかえてあげよう…  
 
 
 
 
 
 
                                     END  
 

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