前回心ならずも縮んでしまった斗貴子さんだったが、そこはそれ、愛の力で見事乗り切った。 
しかし、そんな彼女らにさらに新たなる試練が待ち受けようとしていたっ。 

今度は、斗貴子さんが、二人になってしまった。 

「なんで!?」 
「……私にも分からない」 
「……もとい、『私達にも』だな」 
呆然とするカズキの眼前で、またもや落ち着いて答える二人の斗貴子さん。 
いつもと全く変わらない大好きな斗貴子さんが二人並んでいる。二人とも全くいっしょ。 
「ど……どっちかが敵のニセモノ!?」 
「いや、さっきな、ポンッと二人に分裂してしまったのだよ」 
「だからどちらかがニセモノという訳ではなさそうだ」 
「ああ。他人とは思えないしな」 
「まったく」 
悠々と会話なんかしてる二人の斗貴子さん。 
「こ、こないだにもまして落ち着いてるね……」 
「ああ、前回もほっといたら戻っただろう」 
「だから今回もそのうち戻るんではないかとな」 
「はあ……」 

「キミも落ち着いて、まあ座れ」 
「う、うん」 
斗貴子さんがカズキを座らせて、自分もその横にぴとっと座った。 
それを見て斗貴子さんはムッとする。彼女も反対側に座ってカズキにくっつく。 
「おい、カズキにあまりベタベタするな」 
「そんなものは私の勝手だろう」 
「…………ほう。勝手だと言うのだな。ならば私も勝手に」 
「なんだ」 
「あ、あの……んっ!」 
斗貴子さんは斗貴子さんの目の前でカズキの唇を奪った! 

 

「んなッ!」 
「ん……と、斗貴子さん……」 
「カズキ……好きだよ……」 
斗貴子さんのほうから「好き」と言ってくれたり、キスしてくれるなんて滅多にない。 
カズキは状況にも関わらず感激してしまう。 
「わ!私だってカズキのことが好きだっ」 
今度は反対側から斗貴子さんはカズキの首をひねってキスをした。 
んっ……んく…んちゅ……ちゅる…… 
しかもディープキス。 
するとまた反対側の斗貴子さんがカズキへいたちごっこに愛情表現を繰り返す。 
ちゅっ、ちゅ、さわさわ、さすさす……なでなで…… 
「と、とっ、斗貴子さん、自分同士で、争わないで……うわぁっ」 
「カズキ……」 
「愛してる……」 
二人の斗貴子さんが左右から手を伸ばして、あっという間にカズキの学生服を脱がしまう。 
正確無比に。 
そして下も脱がされて、カズキのたくましいペニスが出てくる。 
「んふっ」 
「もう、こんなにして……」 
4本の手と2枚の舌が、それに伸びた。 

ちゅく、ちゅぷ、ちゅぱ……ちゅるん…… 
「うあぁッ!と、斗貴子さん、そんな!」 
二人の斗貴子さんが競い合うようにダブルフェラを開始する。 
「キミは、ここを舌で擦ると気持ちいいんだよな……」 
「全部……口の奥までいっぱいに飲み込んであげるよ……」 
「うあぁ、あ!あぁん!」 
思わず情けない喘ぎ声をあげるカズキ。 
斗貴子さんのフェラなんてただでさえたまらないのに、二人がかりだなんて! 
二人の可憐な唇と舌がカズキの性器全部を縦横無尽に這い回った。 

 

斗貴子さんと斗貴子さんの舌がカズキのペニスを舐めながら絡み合う。 
左右の睾丸を斗貴子さんが一個ずつやさしく口に含む。 
「ああ!だ、だめだ!斗貴子さああん!!」 
カズキはあっけなく射精してしまった。 
決して早漏だからではない。大好きな斗貴子さんのダブルフェラだから無理もないのである。 
どびゅ!どくん!どく! 
「んっ!」 
「あっ!」 
勢いよく飛び出た精液が二人の斗貴子さんの顔にまんべんなくぶちまけられた。 
「……ああ、ごめんよ!斗貴子さん!」 
二人の斗貴子さんは、顔面に精液を浴びて、一瞬、揃って放心状態になった。 

でも次の瞬間、斗貴子さんは驚くべき行動に出たのであった! 
「ん……」 
「ああ、動くな、こぼれる……」 
斗貴子さんが、精液まみれになっている斗貴子さんの顔をぺろぺろと舐め出したのだ! 
カズキの精液を美味しそうに舐め取る斗貴子さんに、 
顔を清めてもらって嬉しそうにじっとしている斗貴子さん。 
「と、斗貴子さん!?」 
今まで競い合ってたんじゃないの!? 
なぜかいきなり協力して、交代にお互いの顔の精液を舐め合う二人の斗貴子さん。 
次第に二人の斗貴子さんは自分同士でキスし始めてしまった。 
「ん……んふ……んっ、ん」 
「あ……」 
その現実にありえないエロい光景に、カズキはたった今射精したのに、また欲情してしまう。 
二人の斗貴子さんは唇を離すとくすっ…と笑い合った。 
「ここは、せっかくなら元に戻るまで……」 
「ああ、有効に状況を楽しもう……」 
二人の斗貴子さんは揃って、自分の服をするすると、優雅に脱いでいく。 
正確無比に。 

 

セーラー服と、前回よりちょっとおしゃれになってる下着も、全て脱ぎ去って、 
全裸になった二人の斗貴子さんは重なって横たわった。 
正常位のような姿勢で、一人は四つんばいで、一人は仰向けでカズキを誘う二人の斗貴子さん。 
「カズキ……二人とも……」 
「いっしょに……愛して……」 

カズキ爆発。 
「斗貴子さあああんッ!!」 
カズキはまず上の四つんばいの斗貴子さんの中に思い切りペニスを突き入れた。 
そこはすでにじゅうぶんに濡れていて、スムーズにカズキを受け入れる。 
上の斗貴子さんのかわいい喘ぎ顔を、下の斗貴子さんがうっとりと見つめる。 
そして今度は一気に引き抜いて、下の斗貴子さんの中に沈める。 
今度は下の斗貴子さんが鳴く。 
カズキは半狂乱になって、二人の斗貴子さんを交互に突きまくった。 
二人の斗貴子さんも自分同士でキスしながら、喘ぎまくる。 
そしてカズキ、再び射精。 
「うああぁ!!」 
2度目の射精なのに大量の精液を噴き出しながら、それでも交互に突き続ける。 
「やああん!」 
「あはああぁッ!」 
斗貴子さんも、膣内や性器の表面に彼の精液を浴びて、二人いっしょにいった。 

 

「あぅ………………」 
「…………まあ、しばらくしたら」 
「…………また元に戻るだろう」 

で、しばらく待ってたら……。 

ポポン! 

と、さっきと同じらしい現象がまた起こった。 
で、斗貴子さんは、元に戻るどころか、さらに4人に分裂してしまったという。 

「あ…今度は」 
「4人に、なって」 
「しまったようだな」 
「カズキ」 

「ひいっ」 
「あ、カズキどこへ行く!バルキリースカート!」 
「バルキリースカート!」 
「バルキリースカート!」 
「バルキリースカート!」 

どうして分裂したのか理由はやっぱり分からないまま、かつ、 
4人の斗貴子さんに輪姦されながらおわり。 

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