パピヨンと御前様がツムリンと合流する前のお話…  
海豚海岸で泳いだ(笑)夜、パピヨンはビジネスホテルに宿をとることとなった。  
「…よく金持ってたな」と御前様。  
いや、宿泊拒否されなかったほうが不思議である。  
「心配するな、金なら隠し口座にごっそり積み立ててある。少しくらい贅沢三昧できるさ」  
と言いつつ、備え付けの冷蔵庫から酒を取り出し、有料チャンネルをつける。  
「うわわ…」アダルトな映像に動揺する御前。  
『ちょっと止めてよね、御前様の前でそういうことは。…いちおう私の分身なんだから』と桜花から通信が入る。  
「ふん、俺の金で何しようと俺の勝手だ。」  
『…もう寝るわ、私。御前様に変なことしないでよね。』  
「じゃ俺ももう寝るか…」  
御前様は、この晩起こる悪夢など知らずに大きくあくびをした…  
 
2時間後、御前様はひょいっ、とつかみあげられ、目をさました。  
「んあ?どうしたパッピー…んん?」  
黒ビキニ一丁に浴衣を羽織っただけのパピヨン。どうやらまだアダルトチャンネルを見ていたらしい。  
「まあ、こっちに来い…」ニヤリ、と凶悪な微笑を浮かべる。  
御前様はその濁った目を見て鳥肌を立てた。  
「い、嫌だ、離せ!」ジタバタともがく…が、手足は申し訳程度にしか動かない。  
「やはり本体が眠り込んでしまっては機動力が格段に落ちるな。」  
そのままベッドまで連れて行かれる御前。そしてパピヨンの股間に口をあてがわれる。  
「ホムになっても性欲処理は必要とは面倒なことだ。ホレ、しっかりご奉仕しろよ。」  
「イヤ〜〜!!」  
ガボッ、と口の中にイチモツを押し込まれる。  
「うぐっつ、うぐっ」  
「フム、やはり入れる穴があるのはいい…」  
 
お前は鬼か、パピヨン。  
 
「や、やめて、ヤメテ…許して…」  
桜花は病院で凄まじい怖気と悪夢にうなされていた…  
(終。…ゴメンナサイ。)  
 

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