「いいなぁ〜まっぴー、胸大きくて。ねぇ、触らせて〜!」  
「いいよ〜。その代わり、交換条件で、さーちゃんにもタッチさせるのだ〜!」  
「二人とも、あんまり騒ぐんじゃないの!」  
「「何気におっきいちーちんの胸にも、タ〜ッチ!!」」バシャア!  
「あんたらはオヤジかぁ!…きゃあ!」  
 
露天風呂ではしゃぐ三人娘。ここは小さい温泉旅館。休日を利用して、いつもの寄宿舎メンバーで  
一泊旅行の真っ最中。しかも運良く、他の客がいなかったため、貸切状態のようだ。  
 
「斗貴子さんとも一緒に入りたかったなぁ〜。絶対楽しいのに〜」  
「…そうとも…言い切れないかもね…」(二人に弄ばれたちーちん)  
「まあでも、仕方ないよ。『あの作戦』のためだからね!」  
 
ここの露天風呂は、広さこそあるものの、湯船が一つしかなく、女性が9〜10時、男性が10〜11時と言う風に  
交代で使用するようになっている。そして、この旅館を選んだ理由には、何か謀があったようで…  
 
9時30分。  
「ふぅ〜、気持ちよかった〜!」  
「そうか、よかったな」  
温泉から上がり部屋に戻ってきた三人に言葉をかける斗貴子。  
「次は斗貴子さんの番だね!…でもさっき旅館のご主人に聞いたんだけど、何か温泉の調子が悪いらしいの。  
 20分ほどで直るらしいから、それから入って欲しいって。もちろん、時間は20分延びるらしいから、安心して!」  
「9時50分か…わかった。それから入るとしよう」  
 
(((作戦第一段階、成功!)))  
 
時間はだいたい10時ちょうど。こちらは男子部屋。  
「カズキ、悪いんだけど、先に風呂入っといてくれるか?」  
トランプをしながら、岡倉が切り出す。  
「え?いいの、俺だけ先に?」  
「すまない、少しやることがあってな。何、俺たちもすぐに行くさ」  
「ゴメンね、カズキ君」  
「…わかった。それじゃ、あとでな!」  
先に温泉へ向かうカズキ。  
 
(((作戦第二段階、成功!)))  
 
脱衣所で服を脱ぎ、温泉へ入るカズキ。中は湯煙でよく見えないが、その大きさだけは何となくわかる。  
(おお〜、すげぇ広い!)  
そしてふと見ると、何やら湯船の中に人影が見える。湯煙が濃く、姿の確認まではできない。  
(おかしいな、脱衣所に服はなかったし、お客さんはほかにいないはずなのに…旅館の人かな?)  
不思議に思うカズキ。しかし、ここであまり考えないのが、彼の彼らしさである。  
(…よぉし、何事もまずコミュニケーションから!)  
湯船に突入し、人影の隣に陣取るカズキ。  
「いやぁ、本当にいい温泉ですね!ここの旅館の方ですか?」  
話しかけつつ、人影のほうへ振り向くカズキ。  
 
…そこには、顔を赤らめ、驚いた様子でカズキのほうを見る斗貴子の姿が。  
 
「ひあhrふぁいrgふぃpieiwrg!?」  
声にならない声を上げるカズキ。  
 
(フフフ…作戦、大成功!)  
斗貴子の服を隠し持って脱衣所の外に潜んでいたまひろは脱衣所に斗貴子の服を戻し、  
意気揚々と部屋に帰還する。  
 
「ととと斗貴子さん、何で!?」  
「キミこそ、何で入ってくるんだ!故障で、入浴時間が遅くなったんじゃないのか!?」  
「オレたち、そんなこと何も聞いてないけど…」  
はめられた…!斗貴子は、そこで初めて気づいたようだ。  
 
「ゴ、ゴメン!オレ、上がるね!」  
「何を言ってる!元々はキミ達が入る時間だろう。私が出る」  
「でも、斗貴子さんに悪いよ!やっぱオレが!」  
「いや、私が!」  
「オレが!」  
「私が!」  
「オレが!」  
「私が!」  
 
「「〜〜〜〜〜〜〜〜………」」  
 
結局、何故か一緒に湯船につかっている二人。  
「…気持ちいい。いい、温泉、だね」  
「…そう、だな」  
互いに背を向け合い、ぽつぽつと背中越しにたどたどしい会話をする二人。  
「…なあ、カズキ」  
「…ん、何?」  
「いや…こうしていると、二人で学校で戦ったときを思い出してな…」  
「ああ…バタフライの作った調整体」  
「あのとき、キミと背中合わせで戦ったが…大きくなっていたな」  
「え?」  
「私はあの時、完全にキミを信頼できていた。背中を、任せられた。  
 キミは、本当に強くなった。大きい背中を持っていた」  
「そんな…」  
「カズキ…私は今、キミだから同じ湯船につかっているんだ…  
 キミに今も、これからも、背中を任せても…いいだろうか…?」  
カズキの背にもたれかかる斗貴子。  
「…!」  
背中越しに、お互い、早くなった鼓動が伝わるのがわかる。しばし沈黙した時間が流れたあと…  
「す、すまないな!少し、のぼせすぎたようだ…そろそろ上がるとする」  
「そ、そうだね!オレも、もう少ししたら上がるよ!」  
ザバァ。斗貴子が脱衣所に向かっていく。カズキの鼓動は依然早いままだ。  
(斗貴子さんの、背中の感触…)  
カズキがそう思った矢先のことであった。  
 
…ドサッ  
 
「!?」  
異変に気づいたカズキが脱衣所へ向かう。  
「斗貴子さん!?」  
そこには、倒れた斗貴子の姿が。  
「斗貴子さん…斗貴子さん!!」  
 
「ん…」(…涼しく、優しい風…この風は…?)  
斗貴子が目を開けると、そこには、団扇で自分を扇ぐカズキの姿があった。  
「あ、斗貴子さん…大丈夫?」  
「カズキ…ここはどこだ…私は、なんでここへ…?」  
「斗貴子さん、温泉につかりすぎて、のぼせちゃってたみたい。で、旅館のご主人が本当にいい人で、  
 斗貴子さんを介抱するための部屋を貸してくれたんだ。本当に、無事でよかった」  
屈託の無い笑顔を見せるカズキ。  
「ずっと介抱してくれてたのか…ありがとう、カズキ。あとで主人にも礼を言いに行かなければな」  
「そうだね。あ、そういえばちょっと前に、みんなが謝りに来てたよ。こんなコトになるとは思わなくて、  
 本当にゴメン、って。…オレ達、罠にかけられてたの?」  
「細かいことは気にしなくていい。それよりカズキ、私を助けてくれたということは、その…  
 …見たのか?」  
「…え?」  
うろたえた様子を見せるカズキ。  
「…その…だな…」  
「あの…んっと…」  
その時は必死だったため意識しなかったが、カズキの脳裏に、斗貴子の裸体がフラッシュバックされる。  
「…ん?」  
カズキの浴衣の一部が不自然に膨らんでいることに気づいた斗貴子。  
「ゴッ…ゴメン!斗貴子さん!」  
膨らみを手で隠し、斗貴子に謝るカズキ。  
「フフ…構わない。キミも男の子なんだしな。それより…  
 
 …キミをこんなにしてしまった責任、取らなければ、な」  
「…斗貴子さん?」  
 
ちゅぱっ、ちゅぷっ、くちゅ、くちゅ…  
「ん…斗貴子さん…」  
「ふぁずひ…ひもちひい、か?」  
「気持ち、いいよ…斗貴子さんに、こんなこと、してもらえる、なん、って…!」  
息を荒げ、斗貴子が舌や唇でモノを刺激するごとに、カズキが反応する。  
「可愛いな、カズキ…まだ大きくなってるぞ?」  
笑みを浮かべ、カズキのモノを手でしごきながら言った後、再びソレを咥える斗貴子。  
「う、うあっ…!」  
淫らな音を立てながら、斗貴子はカズキの睾丸を指や掌で弄り、先端を舌で弄ぶ。  
2種類の透明な液体が混ざり合い、カズキのモノを濡らし、それがさらに刺激を増大させる潤滑油になる。  
「斗貴子さん、オレ…!」  
「んぐ…そろそろ、出るか…?それじゃあ、最後に…」  
ペニスを唇で締め付けるようにし、吸い込むようにしながら激しく首を前後させる斗貴子。  
「んっ、んっ、んっ、んっ、んン…っ」  
「で、出ちゃうよっ!斗貴子さ、斗貴子さぁんっ…!」  
カズキ自身の先端から、白濁した液体が放出される。  
「んっ、んぐっ、んぐっ…ぷあっ!」  
飲み込みきれず、思わずペニスを口から離した瞬間、残りの白濁が斗貴子の顔にかかる。  
「あ…いっぱい…」  
トロンとした目付きで呟く斗貴子。  
「ゴメン、斗貴子さん…オレこんなの初めてだし、斗貴子さんの、気持ちよすぎて…」  
「フフ…こういうコトもあろうかと、ずっと一人で練習してきたんだ…って、何を言わせるんだ…!」  
「じゃあ…経験は…」  
首を横に振る斗貴子。  
「でも、キミのはすごいな…あれだけいっぱい出したのに…まだこんなに…」  
先ほどの目付きのまま、勃ちっ放しのカズキのモノを見ながら、同じように呟く斗貴子。  
「私は、構わない。カズキ…キミは…満足したか…?」  
「………それは………」  
 
「あっ、ひあっ!カズキ、気持ち、いいっ!」  
カズキの上に乗り、汗を散らしながら腰を上下に、前後に振る斗貴子。  
「斗貴子さん…!凄すぎるよ…初めてなのに、こんな、こんなっ…!」  
「あ、相手がキミだから、こんなコトができるんだぞ…あんっ!」  
まさかまひろ達も、こんな状況になるとは予想だにしてなかっただろう。  
「斗貴子さん…!」  
カズキもやられっぱなしではない。斗貴子の上下に合わせてぷるぷる揺れる小さな膨らみを揉み、  
舌で乳首を刺激する。  
「ああっ!」  
刺激に反応し、斗貴子の体が硬直した瞬間、カズキが斗貴子を突き上げる。  
「んうっ!カズキ、そんなぁっ…!」  
斗貴子も負けず、カズキの動きに合わせて腰を使う。  
「斗貴子さん…エッチだね」  
「んっ、キミに言われたく、ないっ…」  
汗まみれになりながら、舌を絡ませ、全身で互いを感じ、快楽に浸る二人。  
「斗貴子さん、オレ、また…」  
「いいぞ、私ももうイキそうだ…カズキ、出して…!」  
さらに互いの腰の動きが加速する。  
「カズキ、いくっ、いくぅぅぅっ!!」  
斗貴子の膣が急激に締まる。  
「うぁっ…とっ…斗貴子さぁん!」  
きつく抱き締め合い、二人は昇天した。  
カズキのモノがどくどくと波打ち、白濁が体内に流れ込んで感覚が斗貴子の下半身に伝わる。  
「…あ…凄い…ナカに、出てる…あったかい…」  
「ゴメン、斗貴子さん、間に合わなくて…」  
「気にするな、今日は大丈夫な日だ。それに、もしそうでなくても…」  
「…そうだね」  
そのまま、二人はキスをした。  
 
 
「「…ゴメンナサイ」」  
早朝から旅館の主人に頭を下げて謝る二人。  
「ハハ、いいって、いいって」  
「…でも、せっかく借りた部屋、汚しちゃったし…」  
「しかも、温泉までまた借りてしまって…」  
「いやいや、掃除も手伝ってもらったし、そんなに気に病むことないよ。  
 …それにしても、若いっていいねぇ〜」  
真っ赤になる二人。  
「…そ」「…そんな…」  
「ははは!こりゃあ面白いや。若夫婦みたいだ。キミらの連れの方も礼儀正しいし、私はキミ達が気に入っちゃったよ。  
 よければまた来てもらいたいもんだ。サービスするよ?」  
「はい!」「…ありがとうございます」  
 
男女の部屋は、廊下を挟んで向かい合わせになっている。部屋の前に来る二人。  
「…なんか、すごいコトしちゃったね」  
「…言うな!恥ずかしい!思い出したくもない…」  
「ゴメン…まだ、みんな寝てるよね?」  
「多分な」  
「じゃあオレ達も、あとちょっとだけだけど、寝ようか。…斗貴子さん?」  
「…なんだ?」  
「こうやって、みんなで来るのも楽しいけど…今度は…」  
「…そうだな」  
二人の顔が、朝日に照らされたかのように赤くなる。  
「…ありがと、斗貴子さん!…それじゃ」  
「ああ」  
 
おはようと、おやすみのキスをして、それぞれの部屋に戻る二人だった。  
 

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