薄暗い廃工場の中、斗貴子が目を覚ました。
「ーーーここは…?ーーー」
起き上がろうとする斗貴子。しかし、体の自由がきかない。
「…これは、まさか…!」
「フン…起きたみたいだね」
不覚…!斗貴子が捕らえられたことに気づいたとき、眼前から声が聞こえた。
「…お前は!」
「覚えていてくれて嬉しいね。いや…不愉快、か。そうだよ。お前らにやられた、犬飼さ」
「貴様、生きていたか…!それより、なぜ私などにこのようなことを!?」
「どうもこうもないさ。ただ、僕のプライドを傷つけた武藤カズキに一泡吹かせてやりたくてね。
恨むんなら、仲間である奴を恨みな」
「なっ…!」
「…ちょっと。アンタ、そんな理由でこのコをアタシ等に捕まえさせたの?結構苦労したのよ。
根来に不意打ちさせて眠ってもらい、アタシが小さくしてここまで運んできて、元に戻す…」
「…小さい男だな」
どうやら、同じ再殺部隊の円山、根来もいるようだ。
「う…うるさい!お前らに僕の気持ちがわかってたまるか!」
「はいはい。…そのかわり、報酬は…」
「…ちゃんと払ってもらうからな」
「それくらいはわかっているさ。ちゃんと払うよ。…コレでね」
犬飼は、液体の入った小さめのビーカーを取り出した。
「くそ、何だ、その液体は……っ!!」
液体を斗貴子の全身に振り撒く犬飼。
「少しすればわかるよ。これがどんなもんか、ね」
「フザけるな!このような卑劣な真似ができないよう、今度こそ…殺し…て…」
語気を強めようとする斗貴子。しかしそれとは裏腹に、声に力が入らない。
「おや?まさか、こんなにも早く効き目が出るなんてね」
「な…なんだ、この、薬は…ええい…なぜ、このような、コトに…」
斗貴子の全身が火照ったように熱を帯び、息が荒くなっていくのがわかる。
「薬の調合は僕の趣味でね。レイビーズの薬も僕が作ったんだよ。で、この薬は…」
斗貴子のスカートに手を掛ける犬飼。
「や、やめーーー」
「こういうコトさ!」
スカートを捲し上げる犬飼。…そこには、通常のそれとは明らかに違う、蜜に溢れた下半身が露わになっていた。
「フフ。そうさ、媚薬だよ。…悔しいかい?敵の前で発情する淫乱女が」
「だ…黙れ…おのれ…このような…はぁ…辱め、を…」
徐々に抵抗する力も無くなり、立ち上がろうとしていた腰も砕けて、使い物にならない。
「さて、下準備は終わりだね。じゃあ…楽しませてもらうよ」
「ぅあ…や…やめろぉ…」
抵抗する気も空しく、体が動かない。そんな斗貴子を尻目に、斗貴子の秘部に触れる犬飼。
「んああ…!」
「へぇ。触れられただけでこんなになるなんて、素質あるんじゃないか?」
くちゅくちゅとソコを掻き回す犬飼。それに従い意思に反し、蜜がどくどくと滝のように溢れてくる。
「あ…貴様っ、ころ、して…ふぁ…んんっ…(助けて…剛太…カズキ…)」
「お、イイ感じだね。それじゃあ、もっと…」
パンティを脱がし、クリトリスをいじりながら指を斗貴子の中へと侵入させていく犬飼。
「あっ、やめ、やめ、くぅっ、やめ、ろぉ…(カズキ…)」
精一杯抗うものの、斗貴子の理性が快楽に支配されていく。
「さあ、それじゃあ、そろそろイってみるかい!?」
指を激しく出し入れし、クリトリスをきつくつまむ。
「(カズキ…カズキ…カズキ…………)あ、ああぁぁぁっっ!!」
ビクン!全身に電流が走り、斗貴子はガクリとうなだれた。
「…ちょっとぉ。気絶しちゃったんじゃないの?」
「まさか、ここまで効き目が強いとはね…びっくりだ。なあ、根来?」
「…報酬をもらえれば、それでいい…」
「つまらない奴だな…お、目が覚めた、か?」
ユラリと顔を上げる斗貴子。目はトロンとし、半ば放心状態にある。…様子が、おかしい。
「コイツ…どうした?」
その瞬間、斗貴子が口走った。
「カズキ…したいのか?仕方がないコだな、キミは…」
犬飼のズボンを自ら降ろす斗貴子。
「な、何だ!?一体!」
間髪入れず、犬飼のモノにしゃぶり付き、激しいフェラをする。
「んっ、んっ、んぐっ…気持ちいいか?」
「こ、この女…うっ!」
たまらず斗貴子の口内に射精する犬飼。
「ん、ごくっ、んぐ…早いぞ、カズキ…まだ修行が足りないな。でも、こんなに出して…たまってたんだな」
犬飼の精液を飲み干し、ペニスに残った分もきれいに舐め取る斗貴子。
「こいつ、まさか…現実から逃避して、僕に武藤を重ね合わせてるのか!?…面白い」
「あらぁ、駄目よ、犬飼?アタシ達も『報酬として』ちゃんと楽しませてもらわないと♪」
「…その通りだ」
斗貴子に歩み寄る根来と円山。
「…いつの間に、3人に増えたんだ?カズキ…まあいい。そんなにしたいのなら、3人とも、おいで…」
「んっ!うぁぁ!す、すごい…カズキのが、2本も入ってる!」
斗貴子の前の穴と後ろの穴を使う円山と根来。
「あんっ、このコ、中々やるわね…っ」
「…くっ…」
「ほら。ちゃんと、こっちも忘れんなよ」
斗貴子の口にペニスを突っ込み、腰を動かす犬飼。
「んぐっ、ほ、ほんあ、ごぉいんに…でも、カズキの、おいひい…」
全てを受け入れつつも、激しく腰を使う斗貴子。工場に、いやらしい音と声が響き渡る。
「ふぅっ、ふぅ…どぉした。もうおしまいか?」
「アフン…アタシ、も、だめ…」
「…俺もだ…!」
「…なんて女だ…うっ!」
斗貴子の3つの穴に、同時に精液が放出される。
「…どうする?この女…」
「ほっとけばいいんじゃないかしら?誰か見つけてくれるわよ」
「…火渡戦士長のもとへ戻ろう」
工場を去る3人。そこに一人残された斗貴子が、呟いた…
ー…こんなに、いっぱい…本当に仕方ないコだ…もし然るべき事態になったら、責任はとってもらうからな?カズキー