ゆさゆさ。ゆさゆさ。
「カズキ、カズキ」
誰かに体を揺られている。でも、起きられない。
昨日も日の出直前までブラボーと特訓だった。
だから、まだまだ眠りたい。
がばっ。
「起きるんだ、カズキ!!」
布団を剥されたけど、やっぱり起きられない。
「ダメか─じゃあ…」
ごそごそ。ごそごそ。にゅる。きゅ。
「ぁん」
下半身の一部に不思議な感触を感じる。なんだろう。
その感触がだんだんと広がり、とても気持がイイ。
しばらくして、原因が想像できた瞬間、オレの頭から爪先までがはっきりと目覚めた。
目を開けて、頭を少し起す。
仰向けで寝ているオレの上に、目を瞑った斗貴子さんが制服姿で跨がっていた。
スカートを両手でめくり上げると、はいてない。
そんな斗貴子さんの股間に、熱り立っているオレのモノが生身でゆっくり収まっていく。
想像した通りの状態だ。
斗貴子さんが腰の動きを止め、目を開いた。
「目を覚ましたか─
毎晩特訓だから無理に起しちゃかわいそうに思ったんだが、今日はテストだろう?
遅刻はまずいから、せめて気持ちよく起してやろうと思ってな…」
そういえば、今日から一学期の中間テストだ。
「で、どうする?続けるか?」
こんな風にしてくれる斗貴子さんが愛おしい。だから、続けたい。
そう思って、時計を見る。
起してくれるだけあって、いつもの起床時間はとっくに過ぎている。
食堂では朝食が出ている頃だ。
でも、その朝食を抜けば、このまま続けても遅刻しないで済むかも。
返事をするために、斗貴子さんに視線を戻す。
「うん………?」
同意するつもりが、あることに気づいて、途中から疑問文になってしまった。
確認のために、結合部に目を移す。
ギンギンになっている肉棒の根本側が5cmくらい見えている。
残りは斗貴子さんの中にあり、ぎゅうぎゅうと締め付けられている。
この状態でスカートから手を離してみる。
すると、重力に引かれた裾が2人の性器の合わせ目を隠した。
しかし、オレの根本がまだ少し見えている。
つまり、股下数cm?
前々から短いスカートだと思ってたけど、とんでもなく短いんじゃないだろうか?
元々の制服がこんな短いと思えないので、斗貴子さんが自分で丈を詰めたのかも。
さわさわ。
白くてキレイな太股を両手でさすってみる。
たぶん、このあたりが、バルスカの装着箇所。
バルスカにミニスカートは必須だろうけど、ここまで短かくしなくても良いような。
それとも、脚に自信があるのかな?
うん、この脚はキレイだ。自信を持って良いと思うよ。斗貴子さん。
「カッ…カズ…キィ……んぁ!」
あ、ちゃんと返事をしないまま、お預け状態で脚を触ってたから、感じてるのかも。
またスカートをめくると、結合部から半透明の汁が溢れている。
「うん、続けよう。最後までしたい」
オレがそう言うと、斗貴子さんが間を置かず一気に腰を降ろした。
肉竿全体が柔らかい濡肉に締められ、先端の粘膜が別の柔肉にめりこんだ。
オレは、スカートの疑問を忘れて、腰を突き上げ始めた。
この日のテストは最低の出来だった。
(終り)