斗貴子とカズキが初めて結ばれて一年後の物語。
――青姦――
「ねえ、斗貴子さん」
「なんだ、カズキ」
二人は今生まれたままの姿で、ベッドの上に腰掛けていた。
銀成市のラブホテル。――情事のあとのことである。
「最近、俺たちまんねり化してない?」
「うーん」
初体験のときは、お互い初めてだったし、無我夢中だった。
ラブホテルに入るのも、斗貴子が真っ赤になって、カズキがあたふた慌てて、
それでやっと入れるというくらいだった。
何度も肌を重ねるうち、二人の絆はますます深まっていった。
斗貴子は一様(三流の)大学に進学し、カズキは銀成学園の二年生。
校内で会えないぶん、たまの逢瀬となると熱く情熱を交し合った。
だが、最近ふたりは倦怠期に入っていた。
「でさ、この際だけど……」
カズキが耳打ちする。
「なっ!? バカ、そんな恥ずかしいことができるかっ」
斗貴子は耳まで真っ赤にしている。カズキはその顔をうるうると見つめた。
「駄目?」
「結局、君にはかなわないな……」
「へへへ」
翌日。二人は銀成学園の裏山に来ていた。
例のおばけ工場のすぐ近くである。
「それで……その、本当に――こんなとこで」
「うん、しよ」
カズキが純真に微笑む。その笑顔に斗貴子は胸がきゅんとする。
(カズキ……まったく、しょうがない奴だな)
カズキが不思議そうな顔をする。
「なに、どうしたの、クスクス笑って」
「なんでもない」
カズキが斗貴子の顎に手をかけた。
「それじゃ……」
「んっ……」
カズキが腰をかがめて斗貴子にキスをする。
そのまま舌と舌をからめあい、濃厚な口付けを交わす。
お互いの唾液を交換し合い、情熱的に愛し合う。
「ぷはぁ」
「あん……」
舌を抜くと、斗貴子はもう腰が立たなくなっていた。
その肩をカズキが抱く。
「斗貴子さん、腰だして」
「うん……」
斗貴子がカズキから離れると、木の幹に手をついて尻を突き出す。
カズキは斗貴子のスカートの中に手をつっこむと、パンティを探り出して、
ずりおろした。
「へへ、青姦って一度やってみたかったんだよね……あっ、もう濡れてる」
「か、カズキ、早くっ」
斗貴子は切羽詰った声をだした。
カズキはジッパーを下ろすと、びくんと反り返る逸物をとりだす。
斗貴子の女性は後ろにぱっくりと開いて淫猥だ。
カズキはぞくぞくしながら逸物の先端を斗貴子の女性に沈めこんだ。
「あっ……はあっ!」
斗貴子の背がぴくんと反る。
カズキは猛然と腰を振り始めた。
「ああっ、はああっ!!」
斗貴子が切れ切れに喘ぎ声を出す。
「斗貴子さん、どう?」
「あっ、強すぎる、あっ」
斗貴子は髪を振り乱して喘いだ。
カズキは腰を振りながら、手を前に回して斗貴子の肉芽をくちゅくちゅ摘む。
「はあっ、駄目ぇ! おかしくなっちゃう!!」
斗貴子が首を反らし、ひときわ高い声で啼く。
「はあ、斗貴子さんいいよ、いいよ!!」
カズキも斗貴子の女性に締め付けられて夢中だ。
斗貴子の女性から濁った液体がどんどん溢れてくる。
いつもと違う場所――それも屋外でセックスしているという感覚に、
斗貴子もカズキも異常に興奮している。
「ああ、いい、カズキ、カズキぃ!!」
「斗貴子さん、斗貴子さん!!」
二人はお互い呼び合いながら、そのまま果てた。
――羞恥プレイ――
斗貴子が下宿しているアパート。
今日は学校が休みなカズキは斗貴子の部屋に遊びに来ていた。
女子大生の部屋。
女の子らしさとは程遠い殺風景な部屋だったが、カズキと斗貴子は
一緒にいるだけで心があたたまってくる。
二人はそのまましばらくいちゃいちゃしていたが、カズキが思い出したように
斗貴子の肩に手をかけた。
「あっ」
ベッドに斗貴子を押し倒すカズキ。
「カズキ……するのか」
「うーん、それなんだけど」
ごにょごにょと耳打ちするカズキ。
「なっ!? バカ、そんな恥ずかしいことができるかっ」
斗貴子は耳まで真っ赤にしている。カズキはその顔をうるうると見つめた。
「駄目?」
「結局、君にはかなわないな……」
「へへへ」
翌日。斗貴子とカズキは電車の中にいた。
休日のためそれほど混雑していないが、ちらほら吊り革にぶらさがっている人もいる。
そんな中、カズキは座り、斗貴子は吊り革にすがるように立っていた。
その様子はしょうしょう可怪しい。
斗貴子は顔を真っ赤にして、荒く息を吐き、ときどき腰をふるわせる。
カズキはにやにやしながらその様子を眺めている。
カズキがズボンのポケットに手を入れた。中でなにか操作する。
「あくうっ!!」
斗貴子がびくんと仰け反った。
太ももから透明な液体が垂れてくる。
「お嬢さん、どうしたんだね? つらそうだが」
隣の老人が心配そうに声をかけてきた。
「だ、大丈夫……です」
斗貴子は途切れ途切れそういう。
電車はやがて鈍行で終点までついた。
「あはぁ!!」
トイレに駆け込むなり、カズキが斗貴子を壁に押し付ける。
そのまま強引に唇を奪う。
「うっ……」
そのまましばらく口付けを交わしていたが、カズキが斗貴子を解放する。
「斗貴子さん、すごく色っぽいよ」
「バカ……」
斗貴子は耳まで真っ赤だ。
カズキが斗貴子の股にかがみこむ。と、スカートをめくり上げた。
「わあ、やっぱりびしょびしょだな」
斗貴子はパンティを穿いていなかった。
剥き出しの女性には一本のペニス型バイブレーターが挿入されている。
「あん!」
「どうだった、おま○こにバイブ入れられて、スイッチを入れられて、それも人前で」
カズキがバイブを中でぐりぐりと回した。
「……っ!」
「どうしたの、ちゃんと答えてよ、斗貴子さん」
カズキが斗貴子のクリトリスを摘んだ。
「あはぁ!!」
斗貴子が背を反らせて絶叫する。
斗貴子のクリトリスは痛いくらい包皮から飛び出て充血している。
カズキがそこをくちゅくちゅこねくりまわす度、斗貴子の女性から液体が溢れてくる。
「か、カズキぃ……」
「ごめん、いじめるのはこれまでにする」
カズキはバイブを抜くと、斗貴子の顎を持ち上げ、もう一度やさしくキスをした。
「ううっ」
「いいよ、斗貴子さん」
カズキが斗貴子の髪をなでる。
「こんな顔を見せるの……君にだけだぞ」
「へへへ」
カズキはジッパーを下ろし、己が逸物を取り出した。
「行くよ、斗貴子さん」
「うん、来て」
立ったまま、カズキの逸物が斗貴子の女性に挿入される。
ゆっくりと沈み込んでいく。
「あはぁ!!」
根元まで入れられて、斗貴子は仰け反って息を吐いた。
「斗貴子さんの中、あったかい……」
「ああ、カズキのおち○ちんも熱い……!」
やがてカズキがパンパン尻を打ち始める。
「ああ、カズキ、いい!」
「斗貴子さん、あったかいよ、あったかいよ!」
二人は情熱的に愛し合う。
斗貴子は絶叫し、何度も果てた。
やがてカズキも精を放つ。
二人の変態プレイはまだまだ続く……。
――アナルファック――
――斗貴子の部屋。
二人は一緒に座ってテレビなどを見ていたが、
ふと気づいた斗貴子が口を開く。
「お腹すいてないか?」
「うん、ちょっと」
「じゃ、まかせろ」
斗貴子はベッドから立ち上がり、キッチンに向かう。
「と、斗貴子さん、料理なんてできるの?」
初めての手料理を期待して、胸がときめくカズキ。
「茹でたまごくらいなら」
「……あそ」
斗貴子は冷蔵庫からたまごを取り出すと、そのまま電子レンジにつっこんだ。
「よし、これでスイッチをいれて」
「な、なにしてんだよ斗貴子さん!? 爆発するぞ!」
「あっ、カズキ! 危な」
どすん。
二人はもつれ合いながら倒れた。
斗貴子を押し倒す形になるカズキ。二人の心臓の音と音が聞こえあう。
――自然に口付けを交わした。
「んんっ……」
切なく息をはく斗貴子。
カズキがその胸を揉むと、ぴんくんと斗貴子の華奢な体躯が震える。
「……するのか、カズキ?」
斗貴子は顔を朱に染めながら、きいた。
「うん、するにはするけど」
カズキが耳打ちする。
「なっ!? バカ、そんな恥ずかしいことができるかっ」
斗貴子は耳まで真っ赤にしている。カズキはその顔をうるうると見つめた。
「駄目?」
「結局、君にはかなわないな……」
「へへへ」
ぽりぽり頭を掻くカズキの前で、呆れる斗貴子。
本当はこんなこと嫌だが、愛するカズキのためなら「まぁいいか」と思ってしまう。
「えーと」
カズキが鞄をごそごそする。
中から何か取り出した。ローションだ。
「……どこでそんなものを」
「岡倉に頼んで新宿まで買いにいってもらった」
悪びれもなくいうカズキ。
「あっ」
カズキが斗貴子を抱き寄せた。
そのまま二人は口付けを交し合う。
「あむっ……」
カズキの手が優しく斗貴子の胸を揉む。
胸の頂点の蕾を摘まれると斗貴子はすぐに腰が立たなくなった。
「はぁん……」
「それじゃ斗貴子さん、お尻だして」
「うん……」
すなおにベッドに手をついて腰をつきだす斗貴子。
息はもう荒い。
カズキはびんびんに勃起した己が逸物をとりだすと、ローションを塗りたくる。
「ほ、ほんとうにそこで」
「うん」
カズキはそこ――斗貴子の菊門に指をあてた。
「あくぅ!」
カズキの指が肛門をいじくり、もみほぐす。
(きれいに洗いはしたけど……)
臭いがしないか心配する斗貴子。
頃合を見計らって、カズキは逸物の先端を菊門にあてがった。
「いくよ」
「はぅん!」
斗貴子が悲鳴を漏らす。ゆっくりと。
ローションで潤滑されたカズキの逸物は斗貴子のお尻の中に侵入をはじめた。
「あくぅ! 太すぎる!」
「力ぬいて、斗貴子さん」
こわばる斗貴子の背をやさしく撫でるカズキ。
侵入を始めた。
逸物は亀頭の部分が已に斗貴子のお尻に入っている。
カズキは思い切って腰をついた。
ぬるっ
カズキの逸物がいっきに根元まで挿入された。
「いっ……あっ!!」
「すごい、はいっちゃった」
肛門の粘膜がまくれあがる。
そのままローションにまかせて腰をふるカズキ。
「ああ、カズキ! 痛い!」
「斗貴子さん、まってて。すぐ気持ちよくさせてあげる」
カズキは手を前にまわすと、斗貴子の肉芽をつまみ、指でもみくちゃにした。
「あ、あはぁ!!」
すぐに斗貴子の口から甘いさえずりが漏れてくる。
斗貴子のクリトリスは已に充血して勃起している。
カズキは直接そこを摘んでしごきあげる。
「ひぃ! 強すぎるぅ!!」
直截的すぎる刺激に悲鳴をあげる斗貴子。
斗貴子の女性から汁がたれて、太ももを伝った。
「斗貴子さん、いいよ」
斗貴子を指で慰めながら、猛烈に腰をふるカズキ。
「すごい、締まる!」
アナルの圧迫圧はヴァギナの四倍。
初めて味わう斗貴子の菊門にカズキは酔いしれる。
「ああ、ああ、変な感じぃ!」
斗貴子は涙を流しながら乱れた。
初めて味わうアヌスの性感に、斗貴子もしだいに感じてきている。
「斗貴子さん、斗貴子さん!!」
「カズキ、ああっ、カズキ!!」
二人は絶叫しながら果てた。
「へへへ、これで二度目だね。斗貴子さんの処女をもらうの」
「……バカ」
二人はやさしくキスをした。
――拘束プレイ――
――銀成市街の繁華。ここに一文字傷の娘とつんつん頭の少年がいた。
「どこも空いてないね……」
「そうだな……」
言うまでも無く二人はおしどり夫婦(ではないが)の斗貴子とカズキ。
今日はたまの逢瀬とて、ラブホテルにいこうとしていたのだが、
あいにくどこも満室。
斗貴子はともかく、高校生のカズキは、あまりうろちょろしているとまずい。
「うーん」
「あ、あそこ空いてるみたいだよ」
「この部屋しか空いていません」
顔が見えないよう蔽いがあるフロント越しに言い渡される。
カズキも斗貴子も困惑している。
「どうする、斗貴子さん?」
「どうって……」
斗貴子がいう。
「やっぱり、今日はあきらめて……」
「嫌だ!」
カズキが即答した。
「斗貴子さんとHしたい、したいしたい!」
「バカ! そーいうことを大声で言うな!! 子供か、君は!」
斗貴子は真っ赤だ。
「あっ、ぴーん」
カズキは何か閃いたようだ。
「この際さ……」
斗貴子に耳打ちする。
「なっ!? バカ、そんな恥ずかしいことができるかっ」
斗貴子は耳まで真っ赤にしている。カズキはその顔をうるうると見つめた。
「駄目?」
「結局、君にはかなわないな……」
「へへへ」
悪びれる様子もないカズキ。二人はこのホテルの一室にいた。
ただし、普通のラブホテルの部屋とは様子が違う。
中は怪しい照明で照らされており、拘束具などが用意されていた。
ここはSMプレイ用の部屋であった。
「本当に、ここでするのか……?」
「勿論!」
元気よくいらえるカズキ。
二人は已にシャワーを済ませている。
カズキはバスタオルで体を隠して恥ずかしそうに佇む斗貴子を抱き寄せた。
「あっ」
カズキはそのまま斗貴子の唇をうばう。
「んんっ……」
そのまま熱くディープキスを交わす二人。
カズキは斗貴子の体からバスタオルを引き剥がす。
「あん!」
キスを離すと、カズキはいきおいよく斗貴子を壁に押し付けた。
壁には八文字に手足を拘束する軛がある。
「か、カズキ……」
「大丈夫、やさしくするから」
カズキは半ば無理やり斗貴子の手足に枷を嵌めていく。
力では斗貴子はカズキに及ばない。
なんとか抵抗しようとするが、結局そのまま拘束されてしまった。
「あっ……」
斗貴子が恥ずかしそうに目を伏せた。
真っ裸の斗貴子は万歳するような格好で拘束されている。
秘部も丸見えだ。
はずかしさにそれだけで女の子がうるんでくる。
カズキが何やら持って……。
「な、なにを」
「アイマスク。目隠しプレイしてみようよ」
カズキが斗貴子にアイマスクをかぶせた。
これで斗貴子は身動きを封じられ、視界も閉ざされた。
(ああ、カズキ……見てるの?)
斗貴子が切なく喘ぐ。
真っ暗な視界のため、余計にからだだけに意識がいく。
ぴくん。
斗貴子のからだが震えた。
カズキが耳をさわったからだ。そのまま微妙なタッチでなでる。
「ああ……あ……」
斗貴子はぞくぞくする感覚に身をゆだねる。
「はうっ!!」
びくんと斗貴子の体がはぜた。
カズキに突然乳首を摘まれたのだ。そのまま痛いくらいの強さでこりこり乳首をいじる。
「あん、は、あっ……」
(カズキぃ……今度はどこを……)
斗貴子が考える間もなく。
カズキの鼻がクリトリスに当たった。
「あはぁ!!」
斗貴子が喉を反らせる。
カズキは不意に斗貴子の女性に顔を埋め、一心不乱に貪りはじめた。
クリトリスの包皮を剥き、直接 吸い上げる。
女性の中に舌を入れ、膣をかきまわす。
斗貴子の喘ぎ声は断続的に、すすり泣くようになった。
「うわ……すごいお汁だ。斗貴子さん感じてるの?」
闇の中からカズキの声がする。
「やぁらしいな、斗貴子さん。縛られて、目隠しされて、
それでこんなに興奮してるなんて。本当はこぉいうH大好きなんだろ?」
「あくぅ!!」
カズキがクリトリスをきつく摘みながら言った。
そのままこりこりする。
「どうなの、答えてよ? と・き・こ・さん?」
「バカぁ……カズキ、嫌いだぁ」
斗貴子は泣きそうな声で漏らした。
「ごめん、冗談だよ。――愛してるよ、斗貴子さん」
「んっ……」
優しくキスをするカズキ。
斗貴子の耳元でささやく。
「今ね、俺のモノすごく勃起してるんだ。斗貴子さんが色っぽいから」
「は、早く……」
斗貴子は腰をよじった。見えない分、欲しくてたまらなくない。
「待ってて、よっと」
「あ! はあぁ!!」
斗貴子の口から悲鳴が漏れる。
カズキが逸物を挿入したのだ。
もう十分に濡れそぼったそこは、すんなりとカズキを迎え入れる。
やがてくちゃくちゃという音が部屋に響く。
それに斗貴子のすすり泣く声や、カズキの荒い息が伴奏を添える。
「ああ、カズキ! 私、すごい……!」
「斗貴子さん、いくよ、いくよ!!」
二人は絶叫しながら同時に果てた。
――後日談――
「どうしたの、斗貴子さん、改まって」
銀成市にある斗貴子が通う大学。その講堂にカズキは呼び出されていた。
「へーっ、ここが大学か。なんだかみんなラフだね」
きょろきょろするカズキ。
対照的に斗貴子はもじもじしている。
「あの、カズキ……」
「ん?」
「そ、その」
斗貴子は意を決していった。
「その、私たち、ひ、避妊、とか、ちゃんとしてなかっただろ……?」
「――ま、まさか」
斗貴子はきゅっと目を瞑った。
(もし、もしカズキに拒絶されたら――)
斗貴子は気が気ではなかった。
勇気を出してみたが、後悔が胸に染みる。
カズキはまだ高校生だ。迷惑にしか感じないかもしれない。
だとすれば、私はどうすれば――
不意に暖かい感触が斗貴子を包んだ。
目を開ける。
そこには斗貴子を抱きしめ、微笑むカズキの顔があった。
「――うれしいよ」
カズキがいう。
「大好きな人とそういうことになって、俺幸せだ」
「カズキ……」
斗貴子の目からじわっと涙が溢れた。
「わっ、泣かないでよ、斗貴子さん!」
「うん……でも、君はまだ高校生だろ? 私だって学生だし……」
「大丈夫、俺がバイトやりまくるよ。こー見えても俺はバイトの達人!」
斗貴子はくすくす笑う。
「お金なら私が戦団で稼いだのがある。それより、一緒に育ててくれるか?」
「勿論!」
二人はあの時初めてしたように優しくキスをした。
(終わり)