今、元に戻る方法を求めて全力疾走している僕は錬金戦団に追われるごく一般的な男の子  
強いて違うところを上げるとすれば胸に黒い核金があるって事かナー  
名前は武藤カズキ  
そんなわけで神奈川県にあるニュートンアップル女子学院に来ていたのだ  
ふと見るとベンツに一人の蝶人変態が乗っていた  
 
ウホッ!いいパピヨン・・・・  
 
そう思っていると突然その男は僕の見ている目の前で股間からスーツとパピヨンマスクを出し始めたのだ…  
 
着ないか  
 
そう言えばここの学園は男慣れしていない女生徒が多く居ることで有名なところだった  
斗貴子さんが心配な僕は言われるがままホイホイとマスクを付けちゃったのだ  
 
彼〜〜ちょっと危なげな蝶人で本名は蝶野攻爵  
他人にこんな格好をさせるのも慣れているらしく、着替えをわたされるなり僕達は蝶人になってしまった  
 
「よかったのかホイホイこんな格好して。俺はノンケだって構わず吐血させちまうホムンクルスなんだぜ」  
「こんな格好初めてだけどいいです。僕…このマスクオシャレだと思ってますから」  
「うれしいこと言ってくれるじゃぁないの。それじゃあとことん妖精になってもらうよ」  
 
言葉通りにこれは素晴らしくオシャレだった  
剛太はというと全身を覆うスーツに身を通そうと悶えていた  
 
しかしその時予期せぬ出来事が…  
 
 

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