ドラマCD2のまっぴーの会話から…  
 
体育館倉庫の裏。ストロベリーな二人の妖しい声。  
「こ、こら、だれか人がきたら…ン…」  
カズキの口が斗貴子さんのしっとりした唇を塞ぐ。最近とみに強引なところも見せるようになってきた。  
くちゅ…「ンンッ…」  
カズキの熱い息。身体が歓喜して受け入れる。  
じんわりと、頭の芯がしびれるキス。いかに斗貴子が気丈な戦士であっても、このときはただの女になってしまう。  
(あ…カズキの舌…)  
私の中に、入ってくる。熱くて、湿って、甘い。  
私の舌と触れ合う。唇もお互いを求めるのを止めない。  
「ときこさぁん…ひょろこんでる?」  
1分ほど続いた営みを中断したのはカズキの一言だった。  
「ぶっ!」  
…キミってやつは!  
「ヨロこんでない!」  
「ヨロこんでる?」  
「ヨロこんでない!」  
「俺は…ヨロこんでるけど。」  
ぎくり、と斗貴子は身を強張らせた。  
…あたっている。いや、その、なんだ、カズキのナニが。  
下半身に血が集まって、。キスだけだというのにありえないほどに滾っている。  
放っておいたらそのまま斗貴子を貫きあげてしまうだろう…  
「と、とにかく来い!」  
 
斗貴子がカズキを連れ込んだのは、体育館倉庫の中だった。  
結構な広さがあり、薄暗いが、さほど汚くもない。  
「と、斗貴子さん、大胆…」  
「仕方ないだろ!ここが一番近いんだから!」  
鍵は斗貴子が持っているし(くすねてきた)、内からつっかえ棒をすれば邪魔は入らない。  
「斗貴子さん…」  
後ろからカズキに抱きつかれる。だからあたってるんだが。キミの卑猥な棒があたってるんだが。  
すっかりカズキは興奮してしまっている。…ああ!  
「これだけはちゃんと付けてくれ…」  
一枚の銀紙に包まれたコンドームを取り出す。カズキ愛用の大きいやつ。  
忘れられてはたまらないので、いつも斗貴子がカバンに持ち歩いている。  
しょっちゅう必要になるので、箱単位のコンドームが斗貴子のカバンに入っているわけだが…  
しかもカズキも持っていてその量である。使用頻度は押して知るべし。  
「うん、本番はちゃんと斗貴子さんを俺の両親に会わせてからだよね。」  
斗貴子のセーラーのスカーフが外される。体操用マットに腰掛けた斗貴子はカズキのズボンのベルトに手を掛ける。  
(うう…いつ見ても思うが…大きい)  
ベルトを外すだけでも膨らみに手が当たってしまう。カズキがまたそれに反応して小さく身体を振るわせる。  
自分の顔が熱くなってきた。なんというか、私もうずうずしてきたというか…早く挿入してほしいというか…  
カズキの股間のチャックを何とか下ろす。特大のぴちぴちもっこりの中のカズキのアルトリコーダーが準備万端だ。  
「斗貴子さん…」カズキの手が私のブラのホックを外す。  
勃ってしまった乳首をコロコロと転がされる。  
「ンンっ…!」  
「好きだよ…」  
ついに私はカズキに寝かされてしまう。へそから胸にかけて、カズキの唇が、舌が触れる。  
「はぁん……カズキィ…ッ!」  
自分では信じられないくらいの甘い声が、口からついて出た。  
パンツを脱がされて、丸出しのお尻を愛撫される。陰毛がもういやらしく湿っている。  
「斗貴子さん…お尻すべすべだね。気持ちイイ!?」  
「ああ、気持ちイイ…」  
ああ、でも、カズキが触れてくるたびに、もっと刺激が欲しくなる。もっと大きな快感を求めてアソコが湿る。  
「カズキ…ッ!」  
その声を聞いて、カズキは私を押し倒した姿勢のまま、ごそごそと自分の分身にコンドームを装着し始めた。  
 
プリーツスカートが皺にならないように、カズキはゆっくりと自身を斗貴子に挿入する。  
広がったスカートがふわりと覆って、結合部が見えなくなるが、斗貴子の中にカズキの質量がゆっくりと入っていくのを感じる。  
「うぅっ、つっ、あ、固い…」  
「斗貴子さぁあん…」  
すりすりとカズキの体が動く。ズンズンと進入するえも言われぬ快感の虜になる。  
「カズキ、…ったった、ら、…あまり、急かないで…ん」  
「斗貴子さぁん、ヨロこんでる?ねぇ」  
また、あの言葉だ。意外としつこいのだ、カズキは。  
「ばっ…よ、ロコ、…でない!」  
「ヨロこんでるよ?」  
カズキは腰を動かす。結合部がぐちゅぐちゅ音を立てる。  
「ち、ちが…あああっ、んっ、カズ…キっ」  
ああ、もう頭の中が真っ白になる。激しい、激しいぞカズキ。  
「……ぅ、あぅ、んっ、…ああっ、よ、ヨロこんでる!…っああんっ!」  
「…………そんなに喘いで。えっちだなあ斗貴子さんは…」  
(…………ブチ撒ける!)  
 
そんなこんなでこの日私はは5回もイッてしまった。いや、イかされたというべきか…  
終わった後、カズキが私の「ヨロこんでる!」発言を蒸し返したので、とりあえず抜き手をかまして倉庫に転がしておいた。  
 
(終わり)  
 

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