「ん……ふぁ……」
夜。布団の中で甘い少女の喘ぎが漏れる。
少女、武藤まひろは大きくてボヨヨンな胸の膨らみをむにゅむにゅとパジャマの上から撫で回し、
そろそろと指先をぐっしょりと濡れそぼっているショーツに押し当てた。
「ひゃんっ…」
もう我慢出来ない。思う存分に疼くそこを掻き回す。
「むふぅ……お兄ちゃん…………お兄ちゃん……」
恋しい兄の名前を呼ぶ声は甘く、切ない。
「お兄ちゃんが、斗貴子さんとばっかり仲良くしてるの………見てられないよぉ……」
全身を火照らせ、いけない指遊びに没頭するまひろ。
右手はパンツの中に潜らせ、女の子の大事な部分をクチュクチュ掻き回す。
秘部をまひろの中指がせわしなく出入りし、零れた蜜がショーツをとろとろに濡らす。
「あ、あん、あはんっ…」
一旦両手を自由にし、自分の豊満な乳房を直に揉み揉みする。
豊かなおっぱいの中心にある、ポンポンに膨らんだ乳首を、二本の指でクリクリと弄くる。
「ふあぁ……。お兄ちゃんに…おっぱいいじられてるぅ……」
まひろは枕もとに置いてあった太くて固いものを取り出す。バナナである。
「えへへ…」
太くて固いそれは、兄も大好きな種類のもの。
ずぷり、と膣の中に挿入する。
「ひゃっ、……大きい。…お兄ちゃんのみたい」
ズブズブとバナナを沈めると、ずいぶん奥まで埋まった。
「はぁ、はぁぁん…」
ぬるぬるの穴にバナナをぐちゅぐちゅ出入りさせる。
ぐちゅ、ぐちゅ、くちょぷ。
「あはっ、んっ、ふぅう……」
処女であるとは思えないほど夢中で腰を振るまひろ。みだらな蜜がいっそう秘部から溢れる。
「ふぁ、ああんっ!ふゃあぅうっ!」
はぁ、はぁ、はぁ。
軋むベッドと、荒がるまひろの吐息。
「やっ、やぁ、あん、あぁ…は…!」
バナナで自分の最奥をぐいっ、と突く。そのまま円を描くようにくりゅくりゅ動かす。
「あぁあ…ダメ、ダメっ…お兄ちゃんっ…」
ベッドの上にぐったりと体を預けて、まひろはひたすら喘ぎ続けていた。
「…あ、も、もうっ…」
寸前、無邪気に微笑む兄の姿が、まひろのまぶたの裏に浮かんだ。
「あっ!!お兄ちゃあん…お兄ちゃあんっ!!!」
まひろは絶頂を向かえ、ヒクヒクと痙攣する。
「はぁ……はぁ……」
荒い呼吸を落ち着け、まひろはバナナを自分の蜜壷から抜き出した。いやらしい液でべとべとに濡れている。
「私が、こんなにエッチだって知られたら……お兄ちゃんに嫌われちゃうよ……」
ポツリとつぶやいたまひろの声は、だれの元へも届くことはなかった。