はぁ、はぁ、斗貴子さぁん……。
斗貴子さんがそこまでヨロコんでくれると俺も嬉しいよ…。
またまたぁ、そんな事言っちゃって。
…ほら、やっぱりヨロコんでる。……ヨロコんでないの?それじゃあこの辺を突いて――
あ、今のはヨロコんでくれたよね!?かわいい声出してくれたし!体ビクンってなったし!!
うんうん、やっぱりキレイだよ斗貴子さん。
そんな謙遜しなくてもいいって。
あと、夜だけエロスいよね。
ちょちょちょちょっと待って!!冗談でもタマを握るのは止めて!!本気で怖いから!!
ふぅ、ふぅ………ええと、ゴメン斗貴子さん。
怒らせるつもりじゃ無かったんだけど、斗貴子さんが嫌だったならもう言わないよ。
……あ、斗貴子さんそろそろイキそう?いや、さっきから中がビクビクしてる様な気がして。
あはは、だって斗貴子さんがかわいいからさ。
もっと気持ちよくしてあげたくて、つい動きが速くなっちゃうんだよ。
…大丈夫大丈夫!斗貴子さんの元々小っちゃいのに、イク前はもっと締まっちゃうんだもん。
俺ももう出そうだから…だから……一緒に……いいよね?
斗貴子さん、早くこっち来て。服なんていいから。
ちっ違うよ!!そーゆー事じゃなくて、肌と肌とで直に触れ合いたいって言うか――
ホントに違うんだって!!
……そりゃあ斗貴子さんが嫌なら…無理にとは言わないけど………。
………………あっ…。
…えへへへ。やっぱり斗貴子さんをぎゅーってしてると落ち着くなぁ。
裸のままでいて風邪ひいても知らないぞって?…平気だって斗貴子さん!!
斗貴子さん抱いてれば温かいし!あ、でも斗貴子さんが体冷やしたりしたら大変だよね。
ホラ、もうちょっと俺に近寄って斗貴子さん。もっと密着密着!
…うん、これでよし!寒くない、斗貴子さん?
何か顔が赤いけど…もしかして熱い?……何でも無いの?ふぅん、分かった。
ん、どうしたの斗貴子さん?
…ウン、少なくともシてる時の斗貴子さんはエロスいと思う…。
何て言うか、瞳がとろとろになってて、肌がピンク色になってて。でも俺は全然嫌じゃないよ。
寧ろ、そういう時の斗貴子さんを独り占め出来てるんだから凄く嬉しい。
斗貴子さんをヨロコばせられるのは俺だけ!!って感じでさ。
あ、勿論俺をヨロコばせられるのは斗貴子さんだけだからね。
…あれ、斗貴子さん?何で下向いちゃうの?俺なんかまずい事言った?
あ、と、斗貴子さん!ドコ触ってるの斗貴子さん!!?
そんな触られ方したらまた勃っちゃうって!!
え?カズキをヨロコばせられるの私だけだと言うなら、もっとヨロコばせてやる?
と、斗貴子さん…。いい……の?
嫌じゃないよ!?全然嫌じゃないです!!お、お願いしますっ!!
………エロスな斗貴子さんもひっくるめて……斗貴子さんが好きだから…。
「言って良かった」―――了